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レベル：親友

経歴

冒険者になった理由：ガルフと共に冒険に出たい

名前

ウルル・ローラン（Uluru Rolan）
この名前はガルフによって名付けられたようだ。

《コネクション「親友」による追記》
ガルフがウルルを育てようと決めたとき、名をつけた。
「ウルル」とは、リカント達の古い言葉で「世界の中心」という意味を持つ。
彼にとって、ウルルはかけがえのない存在であり、そのすべてを捧げるたった一人の娘である。
故に彼はそのすべてをかけて彼女を護り、いつくしむのだ。

容姿

ふんわりとした金色の髪をもつ、狼のリカント少女。
頭からは髪の色と同じ狼の立ち耳、腰からはふわふわで触り心地抜群の尻尾を持つ。
肩まで伸びた金の髪を左右で束ねており、ガルフから貰った白いリボンで結っている。
ぱっちりと開いた目は、夏の空のような澄んだ蒼色。

身長は132㎝、体重は37㎏。
狼系のリカントの少女では、平均的な身長と体重。
まだまだ幼い体つきではあるが、筋力や俊敏性、生命力は高い適正を示しており
既にその片鱗を見せつつある。
反面、精神力は弱く、周りの状況や雰囲気に非常に流されやすい。

《コネクション「親友」による追記》
ウルルの叔母にあたるマリルの話によると、姉（ウルルの母）にとてもよく似ているらしい。
マリル自身もかなり姉に似ているそうだが、子どものころの姉にそっくりで
最初はかなり驚いたとの話。
しかし、その瞳の色は父親譲りの「澄んだ蒼色」であり
奇しくも、ガルフの瞳と同じ色だという。

性格

天真爛漫、純真無垢、まだまだ世界を知らない真っ白なキャンパスのような少女。
楽しいことには一緒に楽しみ、悲しいことには涙を流し
悪しきことには怒りの表情を見せる。
非常に表情豊かで、それと連動して耳や尻尾が動くのでわかりやすい。
冒険者ギルドで常に冒険者たちとかかわっているからなのか
年の割には大人びた考えをすることが多く、意識的に一歩引いた立場で物事を考える節がある。
ただ、冒険に関わることとなると抑圧が外れるのか
無邪気な一面が強くでる傾向にある。

一人称は「ウルル」

《コネクション「親友」による追記》
冒険者たちとの交流や、《深淵歩き》との出来事
そしてマリルとの出会いから、ルーレリアの怪物との接触を経て
6歳にしては根性の座った子どもに成長しつつある。
他者の痛みに敏感であり、自身よりも他者のことを優先する性格は
どこかガルフに似た性格なのかもしれない。
しかし、幼さゆえか危なっかしい所も多々ある。

好きな事

おとーさん（ガルフ）と一緒にいること
冒険者から冒険譚をきくこと

《コネクション「親友」による追記》
最近は歌を歌うのと、料理をすることに熱中しているようだ。
歌はそれなりにうまいのだが、まだうまく楽器を扱えず
料理は刃物の扱いは上達しているが、味付けに難が残る。
今後の進展に期待したい。

嫌いな事

水にぬれること（耳や尻尾が濡れるのがイヤ）
一人ぼっちになること

《コネクション「親友」による追記》
《深淵歩き》そしてマリルの一件によって、さらに父親べったりな父親っ子になってしまった。
ガルフ自身は「やれやれ、手のかかる子だ」と言ってはいるものの、顔はにやけっぱなしだ。
どちらかというと子離れできない父親になりつつあり、ギルドの頭痛の種となりつつある。

人間関係

家族

ガルフ・ローラン

ウルルの父。
冒険者ギルド“月夜の狼亭”のギルドマスターを務めている。
元熟練の冒険者であるガルフのことを父としても冒険者としても慕っており
最も強く信頼している。
本当はべったりと甘えたいのだが、仕事の邪魔にならないようにと
最近は少し抑え気味のようだ。

《コネクション「親友」による追記》
上述より、さらにべったり甘々になりつつある。
それは、うれしさやこれまで感じていた「さみしさ」の裏返しともとれるため
悪いことではないのだが、ガルフまで飲まれつつあるので要注意。
冒険者としての訓練も積んでいるようで、しっかりと英才教育を受け継いでいる。

冒険者ギルド“月夜の狼亭”

基本的にはこのギルドに所属している冒険者たちとはとても仲が良い。
冒険譚を聞きに行くこともあれば、遊んでもらうこともある。
それら冒険者たちの中でも特に仲のいい冒険者たちは、次の通りだ。

ブレイザ・エズマイアス

・抱いている感情
　●親近感
　◯不安

最近ギルドに登用された冒険者の一人。
行動が活発で明瞭な彼女にどこか親近感を覚えており
普段からちょいちょい遊びに行っている。
戦闘スタイルが近しいことから、ブレイザの戦い方をよく見ており
少しずつだが戦い方を学んでいるようだ。
ブレイザの性格に親近感を覚える反面、その行動理念には不安を感じているようで
いつか帰ってこなくなってしまうのでは？　と不安を抱いている。

《コネクション「親友」による追記》
いくつかの冒険を共にし、より親しみを感じている。
特に、最近は武器のことに関して興味津々の様子でブレイザに聞きに行っているようだ。
また、「夜の接着剤」のワードに関して聞こうと毎度質問しようとするが
いいタイミングでジュリアに耳を抑えられ、聞けずじまいになっている。

めい

・抱いている感情
　●幸福感
　◯嫉妬

最近ギルドに登用された冒険者の一人。
お姉ちゃんがいたらきっとこんな感じなのかな、と思っているようで
頼れるお姉さんとしてかなり懐いている。
特に、誰かを見捨てずに助け出す精神などは強く共感しており
いつかはあんな立派な冒険者になりたい、と思っているようだ。
反面、自身にはない卓越した戦闘センスや、高潔な精神
そしてエアルを始めとした冒険者同士のつながりを心のどこかで羨んでいる。

《コネクション「親友」による追記》
いくつかの冒険を共にし、より親しみを感じている。
特に、「恋」という感情に関してどういうものなのか、気になっており
めいかエアルか、どちらかに聞こうと思っているようだ。
子熊のミーくんのとこへはしょっちゅう遊びに行っており、仲良くなりつつある。

ジュリアグラフィナ・アンダルシア

・抱いている感情
　●尊敬
　◯恐怖

最近ギルドに登用された冒険者の一人。
ジュリアが料理している姿を見かけては、厨房に押しかけて料理を一緒に行うほどの仲良し。
ジュリアの物言いや性格は、最初のころは少し驚き、隔たりを感じることもあったが
最近ではジュリアなりのやさしさと捉え、受け入れている。
料理だけでなく、戦闘センスや人としての生き方、考え方は
まだ理解できない部分も多いようだが、尊敬の念を抱いている。
しかし、その飄々とした性格からいずれ自分の前から
居なくなってしまうのではと、心の底では恐れている。

《コネクション「親友」による追記》
いくつかの冒険を共にし、より親しみを感じている。
ジュリアに髪を切ってもらうのが、ひそかな楽しみの一つになっているようで
今までガルフに切ってもらっていた散髪を拒否するようになった。ガルフはさみしがっているが……
また、クロスボウや魔動機の扱いに興味があり、暇なときに触らせてもらっている。

エアル。

・抱いている感情
　●信頼
　◯猜疑心

最近ギルドに登用された冒険者の一人。
背が高く、フードをいつもかぶっていることから最初はおびえていたが
エアルのやさしさに触れるたび徐々に心を開き、今では神の教えを聞きに来るほどに信頼している。
あまり口数が多くなく、おとなしい人物であると思っているが
同時に、心の底には何か強いものを持つ人だと感じ取っている。
ただ、フードをかぶっていたり、彼の本心や本音が分からないため
一体どういう人物なのか、まだ疑っている部分もある。

《コネクション「親友」による追記》
いくつかの冒険を共にし、より親しみを感じている。
フードの下に角があったことには驚いたが、どちらかというと興味に近い様子。
触ったらどんな感じなのか、触られた感覚はあるのか、取り外しは可能なのか…等々
別れの時、エアルに抱き着かれ拒絶の反応を見せ、エアルを傷つかせてしまったことを後悔している。

“シルバニア”

“月夜の狼亭”の中でもよく遊んでいる冒険者チームの一つ。
最近は地下にできた訓練場で、戦い方や冒険者としてのイロハを教えてもらっていたりする。
リアーネからは戦闘での基本的な動き方を教えてもらい、最近は斥候としての心構えを教えてもらっている。
ただ、鍵開けの技能を教えてもらおうとしたところ他の仲間やガルフからは止められたようだ。
ゼニスからは魔法に関する知識や、冒険に必要な知恵を教えてもらっている。
どうやら魔法適正があると感じたのか、最近は魔法文明語を教えてもらっているようだ。
ヴィオーラからはレンジャーとしての知識を教えてもらいつつ、呪歌に関することも教えてもらっている。
最近は楽器の演奏の仕方なども教えてもらっているようで、リュートで演奏できる曲を教えてもらっている。
リーンからはリアーネと共に戦闘に関することを教えてもらっているようだが
もっぱら一緒に遊ぶことがメインであり、そのことでゼニスに小言を言われているようだ。

過去

《コネクション「親友」による追記》

ハ―ヴェスの南、馬車で約6時間ほどに位置するザリアの村に生まれる。
父はホッキョクオオカミのリカント、ライ・ベルフォーン。
母はタイリクオオカミのリカント、マイア・クローバー（結婚後はマイア・ベルフォーン）
もともと父は狩人を生業とする猟師であり、母は魔術の心得もある薬師だった。
両親は結婚後、ザリアの村に住み移り、一人の娘を生む。この子どもがウルルである。

しかし、生まれてから1週間後悲劇が起きる。

ちょうどこのころ、ハ―ヴェス王国を襲おうとしていた蛮族の軍団が
冒険者たちによって撃破され、その軍団が瓦解し大量の敗残兵が周囲の村々を襲っていたのだ。
そして、この敗残兵たちはザリアの村へと押し寄せる。

人口が100人にも満たない小さな村は、碌な抵抗もすることはできず
蛮族の群れによって蹂躙される。
村には火が放たれ、食料は奪われ、建物は壊された。
男も女もかかわりなく、傷つき、辱められ、最後には殺される地獄絵図。

父親のライは、妻と子ども逃がすため、最後まで戦い抜くが殺された。
母親のマイアは、最後の最後まで娘であるウルルをかばい、その胸に子を抱き死んでいく。

この惨状に遅れてたどり着いたのが、当時のガルフであった。

彼は燃え盛り、多くの人が殺された光景を目にしてもなお、蛮族のほとんどを切り捨てたそうだが
破壊されつくした戸口の傍で、小さな泣いている赤子を抱き、死んでいたマイアを見つけ
その剣を取り落としたという。

それから、ガルフによって「ウルル」と名付けられたその娘は
冒険者ギルド“月夜の狼亭”───通称《ダイアウルフ》にてすくすくと育っていった。
その人生は波乱に満ちたものであるが、きっと彼女はそれを後悔しないだろう。


何故なら、彼女のそばには多くの出会いがあり、そしてよき冒険者たちがいるからだ。

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