【ドルスパーテル戦技・ネルキウス式炎打響術&ネルキウス真言炎霊法】
（アルフレイム大陸・ブルライト地方）- 入門条件
- 50名誉点
かつて魔法文明時代、ブルライト地方南西部に存在していたとされるドルスパーテル守衛王国が末代の王、ネルキウス・シュテル・ドルスパーテルが編み出したとされる戦技であり、ネルキウス王が保有していたとされる魔杖『イフリートの瞳』を最大限活かす為に開発されたという伝承が残っている。
伝承から伝わる通りであれば、元々はスタッフを主軸として用いられた特殊な戦闘技術であったが、時が流れていくにつれ、今では打撃武器全般に通じるように改良され、より硬い敵との戦いを有利に進めるための秘伝を伝えるものとなりました。
また、ネルキウスが編み出したとされている秘術の一つ、ネルキウス真言炎霊法も同時に伝わっている。
似たような流派として【ダイケホーン双霊氷法】が挙げられるが、魔法王ネルキウスが編み出した魔法流派なだけあり、その精度や練度は桁違いなほど強力で、後述される『炎武帝の使徒』と自称したネルキウスの魔法は、開かれた奈落から迫る魔神や強大な存在から国や民を護る為に振るわれる凄まじいものとなります。
流派装備
流派の入門者は、かつてネルキウス王が保有していた魔杖『イフリートの瞳』を模した赤い杖を好んで使うとされる。
『イフリートの瞳』について伝承で語られるものは、あらゆる炎の妖精を使役し、魔杖に炎が宿った時、神の加護すら打ち破る強大な力を解放するというものであり、ネルキウス王は他にも『炎帝のメダリオン』と呼ばれるグレンダールの聖印を兼ねた強大な装飾品を身に着けていたと伝えられ、ネルキウス王は自らを『炎武帝の使徒』と自称し、その炎は民や国を守るためだけに解放したとされ、平時の際は国王主催の市場を開いていたと伝えられた。
| 名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
|---|---|---|---|---|
| レッドメイジスタッフ/スカーレットメイジスタッフ/クリムゾンメイジスタッフ | 13 | 〈スタッフ〉B/A/S | 8760 ＋名誉点10/17300+名誉点20/32010+名誉点30 | 炎の力を最大限生かし、多様な魔法を扱える杖 |
秘伝
《火炎打法》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 常時型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 炎属性が付与された打撃武器
- 使用
- -
- 適用
- -
- リスク
- なし
- 概要
- 打撃武器の攻撃に炎属性が含まれる場合の追加能力
- 効果
この秘伝の習得者が打撃武器による攻撃の際に炎属性が付与されている時に適用される。いずれの能力も炎属性の効果として扱う。
・習得者が「○骨の身体」「○機械の身体」などの【刃武器からクリティカルを受けない】効果を持つ敵に「1」点以上の適用ダメージを与えた場合、1Rの間対象の防護点を「1d6」点減少させる。「5」点以上の適用ダメージを与えた場合、代わりに3Rの間対象の防護点を「1d6+3」点減少させ、刃武器によるクリティカルが発生するようになる。この効果は「抵抗：必中」の効果として扱い、減少した防護点は0以下にならない。
・習得者の攻撃が命中し、「0」点以上の適用ダメージを与えた場合、その時の命中力判定の達成値を基準値として、攻撃対象の生命抵抗力判定を行い、6Rの間、対象の手番終了時に習得者の冒険者技能レベル分の炎属性の魔法ダメージを与える。この効果は「抵抗：短縮」として扱う。
《清響-気勢練破》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《火炎打法》
- 限定条件
- 炎属性が付与された打撃武器
- 使用
- -
- 適用
- -
- リスク
- -
- 概要
- 火炎打法の効果が現れている対象に攻撃した時の追加効果
- 効果
この秘伝の習得者が《火炎打法》の効果が現れている対象に攻撃を行い、「1」点以上の適用ダメージを与えた場合、相手の生命抵抗力と自身の命中力判定の達成値の比べ合いを行い、炎属性に対する生命・精神抵抗力に1d6Rの間-2のペナルティ修正を発生させ、その対象が「分類：アンデッド」の場合、1Rの間行為判定に-2のペナルティ修正を与える。
《響打-神覚砕装》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《魔力撃》変化型
- 前提
- 《火炎打法》
- 限定条件
- 炎属性が付与された打撃武器
- 使用
- -
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 生命・精神抵抗力-2、自身の防護点関係効果を解除する
- 概要
- 習得者と対象の防護点に関係する効果を解除し、追加の魔法ダメージを与える
- 効果
基本的な処理は変化元に応じる。その後、「1」点以上の適用ダメージを与えた場合、習得者と攻撃対象の防護点に関する効果をすべて解除し、上昇減少問わず変動した数値を合わせた分の魔法ダメージを対象に追加で与え、1Rの間1度のみその対象に物理ダメージを与える時、与えた魔法ダメージの数値分を追加ダメージとして扱う。
この時、《火炎打法》によって防護点が減少した効果を解除した場合、習得者の武器に炎属性が付与されている場合はこれを解除し、武器の追加ダメージをこの秘伝によって追加で与える魔法ダメージに加算する。
《焔舞-滓火爆芥》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《マルチアクション》変化型
- 前提
- 《火炎打法》
- 限定条件
- 炎属性が付与された打撃武器
- 使用
- -
- 適用
- 1回の近接攻撃及び1回の魔法行使
- リスク
- 「射程：接触」のみ行使可能
- 概要
- 近接攻撃と魔法行使。いずれかで冒険者技能レベル以上のダメージを与えた場合、次に与えるダメージ+2
- 効果
基本的処理は変化元に応じる。その際、最初に与えた適用ダメージが習得者の冒険者技能レベル以上の場合、次に与える物理または魔法ダメージが+2される。
リスクとして行使する魔法は「射程：接触」に限定される。
秘伝魔法
これらで習得できるのは全て真語魔法であり、ソーサラー技能をしかるべきレベルで習得したキャラクターは名誉点を支払うことで習得する。
- 2
- ≫【ファイアフラワー】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP1
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 2(30m)／
起点指定
- 時間
- 3分(18ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 属性
- -
- 概要
- ダメージ属性を炎属性として扱う。
- 効果
この魔法は術者がランク1以上の炎属性妖精魔法を行使できる状態でなければ行使できない。
対象がダメージを与えるとき、その時の属性を炎属性として扱い、武器による攻撃を炎属性の魔法の武器として扱う。
- 3
- 【ローストフィールドⅠ】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP5
- 対象
- 全エリア(半径30m)／
すべて
- 射程/
形状 - 術者／
―
- 時間
- 3分(18ラウンド)
- 抵抗
- 必中
- 属性
- -
- 概要
- 炎属性ダメージ+1、地面にいる対象に確定ダメージ
- 効果
この魔法は術者がランク2以上の炎属性妖精魔法を行使できる状態でなければ行使できない。
効果範囲内で発生するあらゆる炎属性の物理・魔法ダメージを+1し、手番終了時に地面にいるキャラクターは、行使可能な炎属性の妖精魔法の最大ランクの数値分確定ダメージを受ける。【ファイアフラワー】の影響下にあるキャラクターは確定ダメージを受けない。
- 5
- ≫【フラッシュ・ブーストⅠ】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP3
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 2(30m)／
起点指定
- 時間
- 10秒(1ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 次に炎属性のダメージを与える攻撃での命中力判定・魔法行使+2
- 効果
この魔法は術者がランク3以上の炎属性妖精魔法を行使できる状態でなければ行使できない。
対象に1度だけ炎属性のダメージを与える攻撃での命中力判定及び魔法行使判定に+2のボーナス修正を与える。
- 7
- 【ショッキング・ヴェイポラゼーション】
- 必要名誉点
- 30
- 消費
- MP12
- 対象
- 全エリア(半径30m)／
すべて
- 射程/
形状 - 2(30m)／
起点指定
- 時間
- 一瞬／
3分(18ラウンド)
- 抵抗
- 必中
- 属性
- 炎
- 概要
- 弱点付与と行為判定ペナルティ、炎属性を与えた時ペナルティ倍化
- 効果
この魔法は術者がランク4以上の炎属性妖精魔法を行使できる状態でなければ行使できない。
この魔法と【ローストフィールド】との効果範囲内が重なっている場合、その重なりの中にいるあらゆるキャラクターは、暑さによって気力を失い行為判定に-1のペナルティ修正を受け、「弱点：炎属性ダメージ+○点」が付与される。また、この効果を受けているキャラクターが炎属性による「1」点以上の適用ダメージを受けた時、次の手番開始時までペナルティ修正が2倍になる。この効果は炎属性であり、付与される弱点の数値は【ローストフィールド】の強度によって異なる。
【ローストフィールドⅠ】「弱点：炎属性ダメージ+2点」
【ローストフィールドⅡ】「弱点：炎属性ダメージ+5点」
【ファイアフラワー】の影響下にあるキャラクターはこれらの効果を一切受けない。
- 9
- 【ローストフィールドⅡ】
- 必要名誉点
- 50
- 消費
- 8
- 対象
- 全エリア(半径30m)／
すべて
- 射程/
形状 - 術者／
―
- 時間
- 3分(18ラウンド)
- 抵抗
- 必中
- 概要
- 炎属性ダメージ+2、地面にいる対象に確定ダメージ、炎属性への生命・精神抵抗力-2
- 効果
この魔法は術者がランク6以上の炎属性妖精魔法を行使できる状態でなければ行使できない。
効果範囲内で発生するあらゆる炎属性の物理・魔法ダメージを+2し、手番終了時に地面にいるキャラクターは、行使可能な炎属性の妖精魔法の最大ランクの数値+2の確定ダメージを受け、炎属性の効果や魔法などの生命抵抗力・精神抵抗力に-2のペナルティ修正を受ける。【ファイアフラワー】の影響下にあるキャラクターは確定ダメージ及びペナルティ修正を受けない。
- 9
- ≫【フラッシュ・ブーストⅡ】
- 必要名誉点
- 50
- 消費
- MP5
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 2(30m)／
起点指定
- 時間
- 10秒(1ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 炎属性のダメージを与える攻撃での命中力判定・魔法行使+2、ダメージ+2
- 効果
この魔法は術者がランク6以上の炎属性妖精魔法を行使できる状態でなければ行使できない。
対象に炎属性のダメージを与える攻撃での命中力判定及び魔法行使判定に+2のボーナス修正を与え、与えるダメージを+2する。
- 12
- 【ヒート・バインド】
- 必要名誉点
- 70
- 消費
- MP20
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 1(10m)／
起点指定
- 時間
- 1分(6ラウンド)
- 抵抗
- 短縮
- 属性
- 炎
- 概要
- 対象を拘束かつ威力30ダメージ
- 効果
この魔法は術者がランク8以上の炎属性妖精魔法を行使できる状態でなければ行使できない。
対象を炎で作られた燃え盛る鎖で拘束し、対象は全ての行動判定に-2のペナルティ修正を受ける。さらに対象の手番終了時に「威力30+魔力」点の魔法ダメージを受けなければならない。この威力決定ではクリティカルは発生しない。
対象が1部位でも複数部位であっても、全ての部位にこの効果を受けた場合、対象は移動できない。
精神抵抗力判定は、この魔法の行使時に1回行えるだけで、ダメージ決定時に行えない。
- 15
- 【インフェルノ・ゾーン】
- 必要名誉点
- 100
- 消費
- MP35
- 対象
- 全エリア(半径30m)／
すべて
- 射程/
形状 - 術者／
―
- 時間
- 3分(18ラウンド)
- 抵抗
- 必中
- 属性
- 炎
- 概要
- 対象の「○剣の加護/炎身」等を無効にし、炎属性の威力+10、【フレイム・ガイザー】の効果を術者が任意に選べ、クリティカルが発生する
- 効果
この魔法は術者がランク15の炎属性妖精魔法を行使できる状態でなければ行使できない。
この魔法と【ローストフィールド】との効果範囲内が重なっている場合、その重なりの中にいるあらゆるキャラクターは、「○剣の加護/炎身」などの【炎属性によるダメージや効果を一切受けない】能力が無効となり（この魔法自体も耐性を無視して適用される）、効果を受けているキャラクターが受ける炎属性による威力が+10される。さらに、この魔法と【ローストフィールド】と【フレイム・ガイザー】の効果範囲内が重なっている場合、【フレイム・ガイザー】の1dを振る効果を術者が無視してダメージを与えることが可能になり、これによって本来は発生しないクリティカルが発生するようになる。
【ファイアフラワー】の影響下にあるキャラクターはこれらの効果を一切受けない。