操作性を犠牲にした代わりに、不動目標に対する圧倒的な攻撃性能を獲得した高性能魔動機の大剣です。この武器の装備と使用には、いずれもマギテック技能を最低でも1レベルの取得が必要です。装備者に以下の能力を与えます。

[常]破壊の鎖刃

この武器を使用した命中力判定を行う際、「-2」のペナルティを受けることを選べます。そうした場合、威力表を通常に加えて追加で1回振ってダメージの決定を行います。この時、攻撃の対象が複数いる場合はそのすべてに対して追加で振ることができます。また、威力表の出目を修正する効果は追加で振る分すべてに有効です。但し、威力表の出目を修正する効果自体の制限は適用されるため、複数の対象に攻撃する場合はその中の1体に対してのダメージ決定でのみ有効です。
この効果は最大6回まで重複させて適用できます。

金の装飾が施された、黒と碧の刀身を持つ魔法の武器+2の直剣です。装備者に以下の能力を与えます。

[主]月の光波

剣を振るい、碧の光波を飛ばして攻撃します。
この能力は主動作によるこの武器を使用した1回の近接攻撃として処理されます。戦闘特技の宣言は有効です。
近接攻撃を「射程／形状：2（30m）／射撃」として実行し、純エネルギー属性の魔法ダメージを与えます。この時、《ターゲッティング》を取得していなくとも誤射は生じません。
この能力を使用すると、MPを10点消費します。

[主]篝火の波

剣を振るい、篝火の波で周囲を薙ぎ払います。
この能力は主動作によるこの武器を使用した1回の近接攻撃として処理されます。戦闘特技の宣言は有効です。
近接攻撃の対象を同じエリアにいる任意のキャラクターすべてに変更し、炎属性の魔法ダメージを与えます。
この能力を使用すると、MPを15点消費します。

夜色の刀身を持つ、魔法の武器+2の軽量の直剣です。装備者に以下の能力を与えます。

[補]月影の結晶剣

自身の周囲に、淡い紫色の結晶剣を展開します。
補助動作でMPを5点消費することで、結晶剣を生み出します。この武器を使用した近接攻撃が命中すると、その対象となったキャラクターすべてに、既に展開している結晶剣の数だけそれによる追撃を行うことができます（行わないことも選べます）。
結晶剣の追撃は、1つごとに「知力ボーナス」点の純エネルギーかつ呪い属性の魔法ダメージを与える、この武器による1回の近接攻撃として処理されます。命中力判定、回避力判定は行わず、自動的に命中し、《武器習熟A／ソード》《武器習熟S／ソード》による追加ダメージの上昇が適用されます。結晶剣は追撃に使用すると失われますが、この判断はそれぞれごとに行います。
この能力は1Rに2回まで使用でき、結晶剣は5つまで同時に保持できます。また、結晶剣は生み出してから1分が経過すると、追撃に使用していなくとも自動的に失われます。

マナで編まれた、限りなく物的な刃を持つ魔法の武器+2の大剣です。刀身が月明かりで満たされた時、真の力を発揮します。装備者に以下の能力を与えます。

[常]月光の加護

月蝕を月明かりで満たし、巨大な満月へと姿を変えさせます。
1Rに1回、補助動作で任意の点数だけMPを消費することができます。その後、「消費したMP×2」だけこの武器の威力を上昇させ（上限100）、加えてこの武器を装備したキャラクターが受ける、確定ダメージを含むあらゆるダメージを「消費したMP/5」だけ軽減します。
この効果は1分の間持続し、また、この効果によってこの武器の威力が100になった時、この武器による近接攻撃で与えるダメージは純エネルギーかつ呪い属性の魔法ダメージとなります。

星々の煌めきを宿した巨人が振るう、宇宙色の巨大な物体です。この武器は一切の加工ができず、装備者に以下の能力を与えます。

[常]コスモエネルギー

装備者の生命力に+30します。また、この武器による近接攻撃では、防護点を含むあらゆる効果によってダメージが軽減されません。

かつて最高位の天使が扱ったという伝承が残る、金糸のような柔らかい輝きを放つ大剣です。装備者に以下の能力を与えます。

[主]天軍壊世

聖なる力を束ね、戦場に破壊をもたらします。
この能力は主動作によるこの武器を使用した1回の近接攻撃として処理されます。戦闘特技の宣言は有効です。
戦場に存在する任意のキャラクターすべてに、この武器による近接攻撃を実行します。この時、追加ダメージに+15し、与えるダメージを純エネルギー属性の魔法ダメージに変更します。このダメージは、対象が持つダメージや効果を軽減、無効化する能力のすべてを無視します。
この能力を使用すると、MPを50点消費します。

[常]天の軍団長

自身が受ける、確定ダメージを含むあらゆるダメージに-4します。

遥か昔、狩人と女神の｜夫婦《めおと》の契約の証として生み出された妖刀です。代々神子が継承していましたが、現在の所在は不明となっていました。装備者に以下の能力を与えます。

[常]神殺しの刃

この武器を使用した近接攻撃の威力表の出目に常に+1します（《必殺攻撃》や【クリティカルレイ】、それに準ずる威力表の出目を修正する効果と重複します）。但し、この武器による命中力判定に失敗したか、この武器による攻撃でダメージを与えられなかった、或いはこの武器による攻撃でダメージを算出した際にクリティカルが発生しなかった場合、この武器は破損状態となり、以後そちらのデータを参照します。また、破損状態の時、「[補]切腹」を除くこの武器のすべての能力は失われます。加えて、この武器を使用した近接攻撃において、命中力判定とダメージの算出、どちらにおいても種族特徴［運命変転］は使用できません。

[補]切腹

腹に刃を突き立てることにより、刀身に自らの血を纏わせます。血を吸うことにより、刀身は再生します。
自身は50点の確定ダメージを受けます。その後、続く10秒間この武器の威力を100に変更し、また、この武器を使用した近接攻撃では対象の防護点を無視してダメージを算出するようになります。加えて、この能力を使用した段階でこの武器が破損状態であれば、通常時のデータに戻した上でこの能力を適用します。

[主]血刃居合・垂天八重桜

天高くから地上へ向けて、神速の居合による八連撃の斬撃の幕を生み出します。
この能力は主動作によるこの武器を使用した1回の近接攻撃として処理されます。戦闘特技の宣言は有効です。
戦場の任意のエリアにいるキャラクターすべてに、この武器による近接攻撃を実行します。この能力による攻撃では、威力表の出目に+1します（「[常]神殺しの刃」と重複します）。また、「[常]攻撃障害」を無視して攻撃の対象を決定します。
この能力は「[補]切腹」を使用した手番中かつ、自らが飛行していないと使用できません。

不死神メティシエが最高位の司祭に授けたとされる、生と死を否定する大鎌の祭器です。歴史上で複数登場しており、事実として希少ではありますが幾つかが出土しています。装備者に以下の能力を与えます。

[常]死の否定者

この武器を使用した近接攻撃によってダメージを与えた場合、その適用ダメージと同じだけHPを回復します。《薙ぎ払い》によって複数を対象とした場合、適用ダメージの総計分、HPを回復します。

[補]生の否定者

補助動作でHPを10点消費することで、この武器による近接攻撃で与えるダメージに+10し、毒かつ病気かつ精神効果かつ呪い属性を付加します。また、この武器による近接攻撃の対象がいずれかの属性によるダメージや効果を軽減、無効化する能力を持っていた場合、それらをすべて無視するようになります。加えて、この武器による近接攻撃の対象が「分類：アンデッド」だった場合、その防護点を無視してダメージを算出します。
この効果は1分の間持続します。

慈雨神フェトルが自身の神子に授けたとされる、雷を巻き起こす斧の祭器です。神学的には本来女性が使用するものであり、男性の使用には代償が伴うとされています。装備者に以下の能力を与えます。

[常]慈雨女神の恩寵

女性のキャラクターがこの武器を装備している場合、あらゆる行為判定に+2のボーナス修正を得て、この武器を使用した近接攻撃のダメージに雷属性を付加し、直接ダメージを与える動作によって与える雷属性の物理ダメージ、魔法ダメージに+10します。男性のキャラクターが装備する場合、特殊神聖魔法【コンヴァージョン】等によって、一時的にでも性別を女性に変更している間のみ、この効果を適用します。

[補]神罰

裁くべき敵に神罰を下します。
MPを30点消費し、視認している任意の1体に30点の雷属性魔法ダメージを与えます。この効果は「抵抗：必中」として扱い、「分類：神族」以外が持つすべての能力によって軽減や無効化がされません。
この効果は、同じ対象に対しては1ラウンドに1回しか使用できません。

それぞれに炎と氷の力を宿した、魔法の武器+2の二本一対の槍です。この武器は1つのデータで2本分として扱われ、この武器のみによって《両手利き》の条件を満たすことができます。装備者に以下の能力を与えます。

[常]相克の槍

この武器を用いて《両手利き》の下に近接攻撃を1回ずつ行う場合、1回目を炎属性、2回目を水・氷属性の攻撃として処理します。これらの属性を適用する順番は入れ替えても構いません。【ファイア・ウェポン】や【アイシクル・ウェポン】のような属性を変更して与えるダメージを増加させる効果は、操気【属性付・◯】に準じる形で、炎かつ水・氷属性として適用されます。

[主]虚零閃

2本の槍の穂を重ね、1つの斬撃を繰り出します。
この能力は主動作によるこの武器を使用した1回の近接攻撃として処理されます。戦闘特技の宣言は有効です。
この時、対象の防護点を無視してダメージを適用します。この攻撃は混沌属性の物理ダメージとして処理され、属性を付与する効果に付随したダメージの上昇や、特定の属性の物理ダメージを上昇させる効果が全て有効となります（但し、この能力を使用する以前の段階でそれらが両立されていなければなりませんし、混沌属性を指定してダメージを上昇・軽減させることはできません）。また、攻撃の対象がいずれかの属性ダメージを弱点として持つ場合、その弱点によるダメージの上昇がすべて適用されます。
この能力を使用すると、MPを15点消費します。

騎乗時に真価を発揮する、魔法の武器+2の騎乗槍です。突破力を高め、縦横無尽に戦場を駆け抜けます。装備者に以下の能力を与えます。

[常]一番槍

騎芸【チャージ】を使用する際、実際の移動距離にかかわらず、常に「移動力/5」点のダメージ上昇を得られるものとして扱います。また、【チャージ】を使用したのが1ラウンド目であれば、1回だけ、追加で主動作を行うことができるようになります。この効果によって得た主動作で【チャージ】を行っても、更に追加で主動作を行うことはできません。

[常]大蛇の咢

騎芸【トランプル】によって与えるダメージに、+「対象となったキャラクター数×5」します。

魔法によって自由に伸び縮みする、魔法の武器+2の棍棒です。その性質により、敵の不意を打ち、弱点を正確に狙うことができます。装備者に以下の能力を与えます。

[常]金剛如意

この武器による近接攻撃は、「射程／形状：2（30m）／起点指定」として実行できます。また、この武器による近接攻撃では、「[常]攻撃障害」を無視して対象を決定し、判定することができます。

退魔の加護が与えられた、魔法の武器+2の大鐘です。装備者に以下の能力を与えます。

[常]荘厳なる音色

この武器は〈楽器〉としても使用できます。また、この武器で与えるダメージに「+対象の穢れ×2」点し、この武器による攻撃で1点以上のダメージを与えるごとに、任意の楽素を1つ獲得します。

かつて魔法王が愛用したとされる、魔法の武器+2の短杖です。刃を持つほか、自らの支配する存在を強化します。装備者に以下の能力を与えます。

[常]魔法王の操演

装備者が与えるあらゆる魔法ダメージに+2します。加えて、装備者が作成したゴーレムとアンデッド、装備者が召喚した妖精と魔神、装備者の騎獣が行うあらゆる判定の達成値に「+4」のボーナス修正を与え、それらが発生させるあらゆるダメージに+4します。

かつて最高位の天使が扱ったという伝承が残る、金糸のような柔らかい輝きを放つ杖です。刃を持ち、武器としても有用です。装備者に以下の能力を与えます。

[常]明けの明星

自身が何らかの攻撃や効果の対象となった際、攻撃者を対象とできる自身が行使できる任意の魔法による魔法行使判定を用いて戦闘特技《カウンター》と同様の処理を行えます。判定に成功することにより、攻撃者の行った判定は自動失敗となり、攻撃者に対して行使した魔法の効果が適用されます。この時、戦闘特技の宣言は行えますが、宣言回数が残っていなければなりません。また、魔法の対象が複数となる場合においても、戦闘特技《魔法制御》の宣言を行ったりしなければその通りに対象を決定し、この魔法の対象は抵抗判定を行えません。加えて、判定の成否に関わらず、この能力を適用した時点で行使した魔法分のMPが消費されます。
この能力を適用できる回数に制限はありませんが、この能力を適用すると、次の自分の手番開始時まで、すべての魔法行使判定に「-2」のペナルティ修正を受けます。このペナルティ修正は重複します。

[常]曙の子

自身が行使する、直接ダメージを与える魔法による魔法ダメージに+4します。また、その魔法の属性に純エネルギー属性を付加します。

祭器であること以外、一切の由来が不明な杖です。これを手にした者には、大いなる魔力が与えられると伝えられています。装備者に以下の能力を与えます。

[常]ΑΩ

装備者が直接的にダメージを与える魔法で与える魔法ダメージに+2します。加えて、装備者は専用の魔法【カオス・ロンド】を、自身の任意の魔力を基準値として行使し、ダメージの算出を行えます。この魔法はLv15の深智魔法として扱いますが、技能レベルや魔法による制限等、行使に当たってMPの消費以外に一切の制限を受けません。

【カオス・ロンド】

エレメントを乱舞させ、混沌の奔流で敵を打ち砕きます。
この魔法は〈開闢と終焉の杖〉を装備していないと行使できません。対象に「威力50+魔力」点の魔法ダメージを6回与えます。この時、すべてのダメージ算出時に「抵抗：半減」の魔法が抵抗された時と同様の半減処理を行い、ダメージは順番に炎、水・氷、土、風、純エネルギー、呪い属性となります。
《クリティカルキャスト》及びその秘伝の、威力表でのダメージ算出時にC値や出目を修正する効果はすべてのダメージ算出において有効です。
この魔法は、対象を「1体」から増やし得るあらゆる効果の影響を受けません。

3つの鉄球を鎖で繋いだ、魔法の武器+2のフレイルです。装備者に以下の能力を与えます。

[常]三頭竜の加護

この武器による攻撃では、命中力判定を3回行い、それぞれ成功するごとに通常通りにダメージを算出し、適用します。但し、失敗した場合、その回数だけ通常通りにダメージを算出し、自身に適用します。

不確定要素を収束させる加護を与えられた、魔法の武器+2のフレイルです。装備者に以下の能力を与えます。

[常]蜷局の顎

この武器による近接攻撃は、「射程／形状：2（30m）／起点指定」として実行できます。また、この武器による近接攻撃で1点でもダメージを与えた場合、そこからの10秒間で次に発生する対象を無作為に決定する効果が、近接攻撃の対象となったキャラクターに与えられます。近接攻撃によって複数の対象にダメージを与えた場合は、その中の1体を選び、対象を無作為に決定する効果の対象とします。

魔動機文明時代、蛮族の剥製を多く作っていた地域で生産された、ドレイクの爪を使った魔法の武器+2の大型武器です。装備者に以下の能力を与えます。

[常]穢れし竜

この武器の購入時に、「炎」「水・氷」「風」「土」「雷」「純エネルギー」から任意の属性1種を選びます。この武器を使用した攻撃時に、その属性を付加することができます。付加は攻撃を試みる度に、行うかを選べます。

[主]蛮王の暴虐

ドレイクが内包する力を解き放ち、敵を打ち砕きます。
この能力は主動作によるこの武器を使用した1回の近接攻撃として処理されます。戦闘特技の宣言は有効です。
近接攻撃の対象に通常通りに攻撃を行った後、その対象となったキャラクターから1体を選び、追撃を行います。追撃は命中力判定、回避力判定を行わず、自動的に命中します。ダメージは1回の近接攻撃として通常と同様に算出しますが、「[常]穢れし竜」で選択した属性の魔法ダメージを与えます。
この能力を使用すると、MPを20点消費します。

魔動機文明時代、蛮族の剥製を多く作っていた地域で生産された、ヘカトンケイレスの腕です。魔法の武器+2としての加工が施されています。装備者に以下の能力を与えます。

[常]天下無双の印

多腕の巨人の加護を得て、攻撃を行う度に自らを強化します。
この武器を使用した近接攻撃で与えるダメージに+[その戦闘中で行った命中力判定の数×5]します。戦闘特技《斬り返し》によって複数回判定を行った場合、それぞれごとに一回と判断します。

複数部位の魔物が身に纏う、深い黒の瘴気です。武器として利用できるだけでなく、変身前に装備していた物品の力を宿します。装備者に以下の能力を与えます。

[常]宵闇の力

この武器は平常時は存在せず、〈宵闇の耳飾り〉の効果で装備されて初めてそこにデータ上存在すると処理されます。その他部位であればどの部位にも装備でき、生来武器の代わりにフィジカルマスター技能を用いて近接攻撃を行えます。この時、生来武器がないその他部位でも装備し、攻撃に使用することが可能です。また、この武器を使用した近接攻撃では、呪い属性の魔法ダメージを与えます。

[常]宵闇の魔手

キャラクターが複数部位のデータに変身を行う際、装備している装飾品を1つ選び、変身している間、その効果をコア部位及びこの武器を装備しているすべての部位が受けることができます。変身時にこの武器を装備するその他部位の数だけ異なる装飾品を選び、それらの効果を適用できます。但し、この効果で装飾品の装備枠を追加で得ても、装備することはできません。また、能動的に発動する効果については、1回の使用でコア部位及びこの武器を装備しているすべての部位に適用されますが、使用回数に制限が定められている場合、その回数制限はこれらの部位で共通となります。

杭打ち機能を搭載した、高性能魔動機の手甲です。この武器の装備と使用には、いずれもマギテック技能を最低でも1レベルの取得が必要です。装備者に以下の能力を与えます。

[常]襲撃の楔

拳を押し当てた後、杭を打ち出して追撃を行います。
この武器による近接攻撃でダメージを与えた後に、その対象となった任意の1体に追撃を行うことができます。
追撃は追加ダメージを「任意の戦士系技能+筋力ボーナス」に置き換えた以外、魔動機術【パイルシューター】と同様に処理します。但し、命中力判定、回避力判定は行わず、MPも消費せず自動的に命中します。また、マギテック技能が14レベル以上の場合、【オメガシューター】と同様に処理します。
追撃は左右それぞれの手で行えますが、それぞれごとに6時間に1回しか行えません。

仕込み刃つきの車輪を搭載した、高性能魔動機の具足です。この武器の装備と使用には、いずれもマギテック技能を最低でも1レベルの取得が必要です。装備者に以下の能力を与えます。

[常]獣狩りの仕掛け武器

移動によって車輪を回転させ、鋭い一撃を与えます。
この武器を装備している状態で通常移動を行った手番において、この武器を使用した近接攻撃では、対象の防護点を無視してダメージを算出します。

[補]月の残滓

補助動作でMPを10点消費し、この武器を使用した近接攻撃で与える物理ダメージに+4します。加えて、その武器による攻撃の属性を純エネルギー属性に変更します。また、自身が受ける物理ダメージ、魔法ダメージに-4します。
この効果は30秒間持続します。

幻獣の腕を加工して生産した、腕全体を覆う魔法の武器+2の手甲です。この武器は片腕分しかなく、それのみの価格となります。装備者に以下の能力を与えます。

[補]獣血纏い

補助動作でHPを10点消費し、この武器を使用した近接攻撃で与える物理ダメージに+5します。加えて、その武器による攻撃の属性を毒かつ病気かつ呪い属性に変更します。
この効果は30秒間持続します。

[主]獣の咆哮

自らを獣と成し、衝撃を伴った咆哮で周囲を破壊します。
この能力は主動作によるこの武器を使用した1回の近接攻撃として処理されます。戦闘特技の宣言は有効です。
近接攻撃の対象を同じエリアにいる任意のキャラクターすべてに変更し、衝撃属性の魔法ダメージを与えます。
この能力を使用すると、HPを15点消費します。

ある幻獣の翼を再現しようと試みたことで生まれた、高性能魔動機です。魔法の武器+2としての力を持ちつつ、装備者を空の支配者に仕立て上げます。この武器の装備と使用には、いずれもマギテック技能を最低でも1レベルの取得が必要です。装備者に以下の能力を与えます。

[常]嵐の暴魔

この武器を装備している間、「[常]飛行Ⅱ（飛翔Ⅱ）」を習得します。既に「[常]飛行Ⅱ（飛翔Ⅱ）」の効果を受けている場合、この武器を使用した近接攻撃の命中力判定に+「装備者の敏捷度ボーナス/2」のボーナス修正を得て、追加ダメージに+「装備者の敏捷度ボーナス」します（魔物データのキャラクターの場合、「回避力判定の基準値-魔物レベル」または3の高い方を敏捷度ボーナスとして処理します）。

[常]嵐王のレガリア

この武器による近接攻撃によって1点でもダメージを与えた場合、以後3分間、ダメージを受けたキャラクターのすべての魔力を-2し（最低0）、自身の敏捷度ボーナスに同じだけ加算します。同時に複数のキャラクターの魔力を減少させた場合、その合計値を加算します。この効果はダメージを受けたキャラクターの魔力が0になるまで累積し、ダメージを受けたキャラクターが死亡しても効果時間中は持続します。複数のキャラクターの魔力を減少させた場合は、それぞれごとに累積の判断を行います。

聖なる祝福を与えられた、魔法の武器+2の投擲斧です。装備者に以下の能力を与えます。

[常]退魔の加護

この武器を使用した投擲攻撃によるダメージに+「対象の穢れ×対象のレベル」点し、雷かつ純エネルギー属性を付加します。また、装備者が受けるあらゆるダメージに-「攻撃者の穢れ」点します。

神格と魔法王の力によってあらゆる敵を屠る、究極の投擲槍です。装備者に以下の能力を与えます。

[常]必滅の加護

この武器を使用した投擲攻撃によって1点でもダメージを与えた場合、その攻撃の対象すべてに20点の純エネルギーかつ呪い属性の確定ダメージを与えます。また、その対象すべては10秒間、あらゆる行為判定に-2のペナルティ修正を受けます。この効果は達成値999の純エネルギーかつ呪い属性の効果として扱います。

妖精魔法に長けた魔法王が作り出した、宝石を力に換える魔法の武器+2の弓です。矢の軌跡を宝石の色で染め上げることから名付けられました。装備者に以下の能力を与えます。

[常]虹の祝福

この武器を使用した射撃攻撃を行う際、矢弾に加えて任意の妖精使いの宝石を1つ消費することができます。それにより、追加で以下の効果を得ることができます。

また、種類に関わらず、「消費した妖精使いの宝石のレベル（幅がある場合、最大値）」をこの武器による射撃攻撃の威力に加算します。

バリスタよりも大きい、深海の力を宿した規格外の大弓です。かつて神々が地上で争っていた時に、何者かによって生み出されたものと考えられています。装備者に以下の能力を与えます。

[常]ディープブルー

大いなる海の加護を装備者に与えます。
この武器による射撃攻撃では、既存の矢は使用できません。補助動作でMPを10点消費することで、専用の矢〈大浪の奔流〉を作成し、それを攻撃に用います。また、装備者は水・氷属性のダメージ及び望まない効果を受けなくなります。

この矢を使用した射撃攻撃で与えるダメージは、水・氷属性となります。また、対象の防護点を無視してダメージを算出します。

リピータークロスボウの原型となった、高性能魔動機のクロスボウです。この武器の装備と使用には、いずれもマギテック技能を最低でも1レベルの取得が必要です。装備者に以下の能力を与えます。

[常]機械仕掛けの英雄

〈ボルツスウォーム〉と全く同様の効果です。加えて、装備者が行使する魔動機術で消費するMPを「-1」します。この効果は《MP軽減／マギテック》と同様に扱い、それと重複します。

魔力を直接紫雷に変換して射出する、ドラゴンの肉体から造られた異端の銃器です。装備者に以下の能力を与えます。

[常]アドウェルサの竜雷

自身の魔力をそのまま紫雷の弾丸として射撃攻撃を行えます。
この武器の使用にはマギテック技能を必要とせず、既存の弾丸はいずれも装填できません。補助動作でMPを10点消費することで、取得している任意の魔法技能の魔力を参照して「威力70+魔力」点の雷かつ呪い属性魔法ダメージを与える弾丸を作成、装填します。

[主]アドウェルサの極光

リミッターを解除し、破壊の奔流で敵を滅します。
この能力は主動作によるこの武器を使用した1回の射撃攻撃として処理されます。戦闘特技の宣言は有効です。
「射程／形状：2（100m）／貫通」で「威力100+魔力」点の雷かつ呪い属性魔法ダメージを与える射撃攻撃を実行します。また、この能力によって与える魔法ダメージに+20します。
この能力は6時間に1回しか使用できず、使用するとMPを50点消費します。

一撃必殺を誓った狙撃手のみが扱える、魔法の武器+2の狙撃銃です。装備者に以下の能力を与えます。

[常]狙撃の心得

主動作を消費して《狙撃》を宣言した場合、その《狙撃》によるダメージの算出時、威力の決定時に振る2dの出目に+1します。この効果はクリティカルが発生した後の振り足しにも有効です。

変幻自在の白兵武器を構築する、高性能魔動機です。この武器は一切の加工ができず、また、装備時に任意の近接攻撃を行う武器のカテゴリを1つ選び、この武器のカテゴリをそれにします。装備者に以下の能力を与えます。

[常]精神感応武具

この武器の威力は装備者の「精神力」となり、この武器を使用した近接攻撃の追加ダメージの決定には精神力ボーナスを参照します。また、この武器を使用した攻撃で与えるダメージは精神効果属性の魔法ダメージとなります。

魔法文明時代、魔法王が式典で身につけたとされるドレスです。純白または漆黒のものが存在しますが、男性用のものは存在しません。装備者に以下の能力を与えます。

[常]防護の障壁

自身が受ける物理ダメージ、魔法ダメージを-[任意の魔力/5（端数切り上げ）]します。この効果を適用すると、MPを10点消費します。

複数の布を、動きを阻害しないように組み合わせて作られた衣服になります。防御性能よりも相手を惑わすことに重きを置いています。装備者に以下の能力を与えます。

[常]間隙の舞

自身が行う命中力判定に対する回避力判定に-「2」のペナルティ修正を与えます。また、自身が行った近接攻撃が命中した場合、その対象から受ける武器攻撃への回避力判定に+「2」のボーナス修正を得ます。

自身が受けた傷を力へと変える、血染めの鎧です。この強度の鎧としては比較的軽量で、生命力さえあれば扱いやすいでしょう。装備者に以下の能力を与えます。

[常]反逆の狼煙

自身がダメージを受けた場合、次に行う命中力判定に+「受けたダメージ/10（端数切り上げ）」のボーナス修正を得ます。1回でも命中力判定を行った時点で、この効果によるボーナス修正は消失します。また、ボーナス修正を適用する前に再びダメージを受けた場合、最後に受けたダメージによってボーナス修正を算出します。

[主]復讐の神形

この能力は主動作による、自身が装備している武器を使用した1回の近接攻撃として処理されます。戦闘特技の宣言は有効です。
追加ダメージに+「最大HP-現在HP」点します。この時、攻撃の対象が複数だった場合、その中の任意の1体に対してのみ有効です。但し、この効果によって上昇するダメージは、最大でも「この防具を装備しているキャラクターの最大HPの2倍」となります。
この能力を使用すると、MPを10点消費します。

魔法文明時代の巨大王国イスカイアにて配備されていた魔法の盾です。装備者に以下の能力を与えます。

[常]マナ伝達機構

この防具を装備している間、自身が所持している魔法の触媒となる装飾品を3つまで追加で装備しているものとして扱います。但し、マギスフィア（大）はこの効果によって装備できません。

魔法文明時代に作成された、魔法の効果によって攻撃を跳ね返す盾です。装備車に以下の能力を与えます。

[常]鏡面の返報

この防具を装備しているキャラクターが「対象：1体」で、かつ遠隔攻撃や「形状：射撃」の魔法、特殊能力の対象となった場合、回避力判定や抵抗力判定の代わりに近接攻撃の命中力判定を試みることができます。この時、この防具を武器として使用したものとして処理されますが、この防具に武器としてのデータは存在しないため、命中力判定への修正はありません。
命中力判定に成功すると、遠隔攻撃や魔法、特殊能力の対象が、それらを行ったキャラクターであるとしてダメージの算出や効果の適用を行います。この時、それらを行ったキャラクターが更に回避力判定や抵抗力判定を試みることはできません。

〈ガン〉としても使用することができる、魔動機術に適した盾です。装備車に以下の能力を与えます。

[常]射貫く銃盾

この防具はカテゴリ〈ガン〉の武器としても使用可能です。武器として扱った場合でも、盾による防護点と回避力への修正は有効です。
また、装備者が行使する魔動機術で消費するMPを「-1」します。この効果は《MP軽減／マギテック》と同様に扱い、それと重複します。

知名度：20　形状：加工された〈魔晶石〉
魔法文明時代に作られた、マナによって心を通わせる石です。このアイテムは〈魔晶石〉を加工することによって作られ、価格は元になった〈魔晶石〉のものをそのまま引き継ぎます。
このアイテムは、〈魔晶石〉として使用することができません。代わりに、妖精または魔神の召喚を行う際にこのアイテムを砕くと宣言することにより、召喚された魔物は戦場にいる限り行為判定に+「加工元の〈魔晶石〉が蓄えていたMP/4」のボーナス修正を得て、それと同じだけ与える物理ダメージ、魔法ダメージが上昇します。当然ながら、砕くことによってこのアイテムは失われます。

知名度：30　形状：何も記されていない本
かつて天使が地上に残したとされる書物です。そのページには何も記されていませんが、所有者に大いなる智慧を与えるとされています。装備者に以下の能力を与えます。

[常]魔の真髄

このアイテムは魔法の発動体、ライフォスの聖印、マギスフィア（大）、すべての妖精使いの宝石（レベル15）、宿り木の棒杖、小魔の封入具、アビスナイフ、魔導書としての機能を持ちます。加えて、このアイテムによって魔法を行使する際、消費MPを「元のMPの1/10（端数切り上げ）」だけ軽減することができます。この効果は《MP軽減／◯◯》と同様に扱い、それらと重複します。

[主]全てを識る者

MPを15点消費して、真語魔法、操霊魔法、深智魔法、基本神聖魔法、魔動機術、基本妖精魔法、森羅魔法、召異魔法、奈落魔法、秘奥魔法の中から任意の魔法を1つ選びます（魔法技能ではなく、魔法それぞれについての1つです）。このアイテムを所持している間、選んだ1つの魔法を行使できるようになります。この時、魔力は自身の習得している魔法使い系技能の魔力の中から、最も高いものを参照します。
この効果は1日の間持続し、効果時間が切れた時にこの効果によって行使した魔法の効果もすべて終了します。

知名度：22　形状：シンプルな造形の黄金のラッパ
心地良くも勇猛な音色を響かせるラッパです。聴いた者を鼓舞し、普段よりも多くの力を発揮させることができます。装備者に以下の能力を与えます。

[常]デッドリー・マーチ

このアイテムは〈楽器〉として使用できます。このアイテムを使用して呪歌を演奏した場合、その効果時間中、効果範囲内で発生する物理ダメージ、魔法ダメージに+4します。

知名度：26　形状：魔法による加工が施された一冊の本
魔法文明時代、ある魔法王が力ある者への支配に用いた薬品の製法が記された本です。それらの薬品の凶悪な効果から、秩序の下で所持が発覚すれば処罰は免れないでしょう。
このアイテムそのものには何の効果もありませんが、このアイテムを所持しているものは、以下の薬品3つを作成する為の調剤判定を試みることができます。これらの薬品は合計15000Gの1つの調剤物として処理されること以外は、通常の調剤判定の制限に従います。
また、これらの薬品は1回の使用で失われる薬品として扱われます。

夢幻の香

知名度：24　形状：可愛らしい容器に入れられた桃色の固体
概要：一定時間無力化し、その後1日抵抗力を強化
この香は一度火を点けると、1時間の間、半径20m程の空間を淡い桃色の煙で満たします。
この煙を吸い込んだキャラクターは、目標値「30」の生命抵抗力判定を行わなければなりません。これに失敗したキャラクターは、3時間の間、意識が朦朧とし、補助動作と主動作が行えなくなると同時に、全身の感覚が鋭敏になります。その後1日の間、自身が行う生命抵抗力・精神抵抗力判定に+「2」のボーナス修正を得ます。生命抵抗力判定に成功したキャラクターには、何の効果もありません。
なお、意識が朦朧としている間は快楽を、特に忘我の粉を強く求めるようになります。
これらの効果は、すべて毒属性の効果として扱われます。

忘我の粉

知名度：24　形状：可愛らしい小瓶に入れられた金色の粉
概要：感覚を鋭くする。夢幻の香の効果中は強い快楽を得られる
この粉は主動作によって服用でき、同意があれば他のキャラクターに服用させることもできます。
この粉を服用したキャラクターは多幸感に見舞われると共に感覚が鋭敏になり、1日の間器用度に+「12」されます。
また、夢幻の香を吸って意識が朦朧としている間にこの粉を服用すると、凄まじい多幸感と快楽に襲われ、自律的な思考ができなくなります。これは夢幻の香によって意識が朦朧としている間続き、その間は一切の行為判定を行えません。
これらの効果は、すべて毒属性の効果として扱われます。

服従の雫

知名度：24　形状：可愛らしい小瓶に入れられた青い液体
概要：知性を失い、言われたことが真実となる
この液体は主動作によって服用でき、無防備なキャラクターに服用させることもできます。
この液体は、平時に服用しても何の効果もありません。しかし、夢幻の香によって意識が朦朧としている間に忘我の粉を服用したキャラクターが飲むことで、トランス状態に陥り、それらの効果の間、知力が-「60」（最低0）されます。
この効果時間中は、服用者に投げかけられた言葉はすべて真実となり、服用者はそうであると強く信じるようになります。これは知力が元に戻っても永続的に、達成値999の精神効果属性の効果として持続します。なお、知力の低下は毒属性の効果として扱われます。

知名度：18　形状：薄い布で飾られた長杖
かつて魔法王が生み出した、戦場を淡い光で満たす杖です。地面に突き立てることにより効果を発揮します。
このアイテムは、補助動作で地面に突き立てて使用します。その時には、2本の腕を必要とします。また、一度突き立てた杖を抜くには、2本の腕を使い、主動作で行わねばなりません。
この杖が刺さっている座標の「半径30m」以内で発生するあらゆるダメージに、純エネルギー属性を付加します。また、その範囲内で発生する純エネルギー属性の物理ダメージ、魔法ダメージに+2します。これらの効果は、この杖が刺さっている間のみ発揮されます。

知名度：20　形状：藍色の宝石が飾られたブローチ
かつての魔法王、送り火のアシュトレトが家臣に授けたとされるブローチです。彼女が紡いだ霊炎を宿しており、砕くことでその力を武具に与えます。彼女はその性質を以て、家臣の忠義を試しました。
このアイテムは主動作で砕くことで使用します。自身が所持している任意の武器1つに、以下の能力を永続的に与えます。

[常]アシュトレトの遅れ火

この能力が付与された武器による攻撃が命中した場合、ダメージの適用を行った後に追加で、攻撃の対象すべてに「装備者の冒険者レベル」点の炎かつ水・氷属性魔法ダメージを与えることができます。適用ダメージが0の場合でもこのダメージは発生し、かつこのダメージはこの能力が付与された武器による攻撃として扱います（《武器習熟A／◯◯》《武器習熟S／◯◯》による追加ダメージの上昇も適用されます）。但し、この能力による攻撃で更にこの能力による攻撃を誘発することはありません。この能力は1回適用するごとに、MPを10点消費します。

[補]アシュトレトの纏い火

補助動作でMPを20点消費し、この能力が付与された武器を使用した攻撃のダメージに+5します。加えて、その攻撃のダメージに炎かつ水・氷属性を付加します。この時、その武器による攻撃に元々属性が付加されていた場合、操気【属性付・◯】に準じる形で、元々の属性かつ炎かつ水・氷属性として適用されます。
この効果は1分の間持続します。

知名度：様々　形状：黒く染まった羊皮紙
何らかの魔法が観測されなくなり、世界から失われた際に出現するとされる羊皮紙です。一部の者達はこれをカルディアの遺志としており、使用することで遺失魔法を行使できるようになります。
このアイテムは主動作で破くことで使用します。使用者は以下の魔法から任意の1つを選び、それを永続的に習得します。習得する魔法に対応する技能さえ習得していれば技能レベルがその魔法のレベルに満たなくとも行使はできますが、戦闘特技《ダブルキャスト》等による制限は受け、それぞれの魔法を行使する際の魔力はその魔法の分類に従います。また、技能レベルが魔法のレベルに満たない際に行使する場合は、その魔法行使判定の達成値に-「魔法のレベル-技能レベル」します。
既に以下の魔法を習得している状態でこのアイテムを使用した場合、異なる魔法を習得することができます。

【ディメンジョン・ホール】

　次元の一部に虚無を生じさせ、それを均そうとする世界の動きを利用します。
　まず、この魔法を行使した時点で、対象となったエリアに存在するすべてのキャラクターは70点の確定ダメージを受けます。
　その後10秒間、対象となったエリアに近づくように移動しようとするキャラクターの移動力に+30し、対象となったエリアから離れるように移動しようとするキャラクターの移動力に-30します。加えて、このエリアで発生する、確定ダメージを含むあらゆるダメージに+10し、それ以外のエリアで発生する確定ダメージを含むあらゆるダメージに-10します。

【ソウル・エヴォルヴ】

　対象に穢れを与え、その量に応じて対象を強化します。
　対象は即座に穢れを1点得ます（最大4点）。その後、対象が行う行動判定に+「対象の穢れ/2」のボーナス修正を与えます。
　この効果は対象が「分類：人族」「分類：蛮族」のどちらかでなければ発揮されず、加えて対象が死亡しても穢れが増加しないと明記されている種族であれば適用することができません。また、この魔法は穢れの増加のみ、複数回行使することで効果が累積します。

【ギアスⅡ】

　対象に何かを禁止する命令を与えます。その命令を破った場合、対象は激しい苦痛を感じ、「威力100+魔力」点の魔法ダメージを負います。加えて、命令を破ろうとする際に行うあらゆる行為判定に-4のペナルティ修正を受けます。複数の部位を持つキャラクターがこの効果によってダメージを受ける場合、すべての部位がダメージの対象となります。
　呼吸や食事、睡眠など、生命維持に必要な行動を禁止することはできません。

【ヤルダバオト】

　天罰を下し、ダメージと同時にその動きを封じます。
　対象に「威力60+魔力」点の魔法ダメージを与えます。更に、対象は続く30秒間、行動判定に-2のペナルティ修正を受けます。
　対象が抵抗に成功した場合、ペナルティ修正の持続時間は10秒となりますが、ダメージ算出時の半減処理は発生せず、クリティカルも発生します。一方、既にこの魔法の効果を受けている対象がこの魔法を行使されても、同名非重複のルールが働き、ダメージを含む一切の効果が発揮されません。

【シンギュラリティ】

　魔動機の制御を掌握し、大幅に強化します。
　この魔法は「分類：魔動機」のキャラクターのみ対象にできます。
　対象は術者の命令に従って行動するようになり、あらゆる行為判定の達成値に+4のボーナス修正を得て、与える物理ダメージ、魔法ダメージに+4します。この時、術者はゴーレムやアンデッドに対する命令同様に指示を下すことができますが、それらへの命令と影響し合うことはなく、この魔法で支配したキャラクターが複数いても、不都合なく命令することが可能です。

【サモンアナザー】

　雷の妖精を召喚して、周囲を雷で満たします。
　対象の敏捷度に+12します。加えて、対象の手番終了時、1d6を振り、その出目が「4～6」であれば、追加で主動作を1回だけ行うことができます。こうして追加で主動作を行えるようになった場合、その主動作を行う前に、対象は即座に30点の確定ダメージを受けます。
　この魔法の効果時間はあらゆる効果によって長くなることがありません。

【ビッグディフェンダー／サイクロンローカスツ】

　サイクロンローカスツの精霊体が対象を防護します。対象はこの魔法の効果を受けている間、補助動作を使用することで、自身が参加している乱戦エリアの範囲を、本来のものから最大で半径24mまでに自由に変更することができます。加えて、対象が近接攻撃と遠隔攻撃によって受ける適用ダメージは最大で20点になります。
　この魔法はシンボリックロアです。

【デモンズジュエル】

　魔神の宝珠を呼び寄せ、魔法を行使させます。
　行使時間中に術者が《ダブルキャスト》を宣言した際、本来の効果に加えて更に追加で1回魔法を行使できるようになります。この効果によって行使する魔法にも《ダブルキャスト》の制限は適用されます。

【アビス・プレス】

　魔域内の重力を支配し、対象を押し潰します。
　対象に「威力80+魔力」点の魔法ダメージを与えます。この魔法は“奈落の魔域”またはそれに準じる環境でないと行使できません。
拡張効果

知名度：22　形状：灼けて一部が欠けた冠
概要：自らの使役している存在に騎士の位を与え、自分と共に強化する
魔法文明時代、ある都を治めていた魔法王が身に着けていたとされる冠です。
装備者に以下の能力を与えます。

[常]王の威光

戦場に存在する自らの『騎士』の数だけ、自身が与える物理ダメージ、魔法ダメージを上昇させます。

[常]王の軍勢

戦場に存在する自らの『騎士』は、自分を含む『騎士』の数だけ、あらゆる行為判定にボーナス修正を得て、与える物理ダメージ、魔法ダメージが上昇します。

[補]叙勲の儀

補助動作でMPを5点消費し、装備者が作成したゴーレムとアンデッド、装備者が召喚した妖精と魔神、装備者の騎獣のいずれか1体を『騎士』とします。この時、それらが複数部位の場合は「1体全」として換算します。
この効果は1分の間持続します。

知名度：22　形状：6つの穴が掘られた銀色のティアラ
概要：妖精魔法を強化する
かつて妖精が魔法王に授けたとされるティアラです。宝石をセットすることができるほか、自身の行使する妖精魔法を強化します。
装備者に以下の能力を与えます。

[常]妖精の寵愛

この装飾品は〈妖精使いの宝石〉を6つまで収めることができます。また、この装飾品によって妖精魔法を行使する時、その日の選択が6属性の場合、自身の行使できるランクを1高いものとして扱えます。6属性でない場合、妖精魔法の魔力が1高いものとして扱えます。

知名度：20　形状：幾つもの手で目元を隠す仮面
概要：見えない手で拘束すると共に、身を守る
様々な角度から重なった手が目元を覆う仮面です。視線を隠し、着用者の動きを阻害しますが、同時に温もりによる安心感を与えます。
装備者に以下の能力を与えます。

[常]神の見えざる手

不可視の手が手足を掴み、動きを不自由にする代わりに着用者の身を守ります。
装備者は常に行動判定に「-2」のペナルティ修正を受けます。同時に、防護点が+5され、生命抵抗力・精神抵抗力判定に「+2」のボーナス修正を得ます。

[常]神の人形

不可視の手が掴んでいる手足が、その意のままに動かされます。
装備者がいずれかの行動判定を行う時、MPを10点消費することを選べます。消費した場合、その行動判定に「+4」のボーナス修正を得ます（「[常]神の見えざる手」によるペナルティ修正が消えるわけではないため、実質的には合計で「+2」のボーナス修正となります）。

知名度：18　形状：拡声器の取りつけられたマスク
概要：真語魔法を強化する
魔法王が用いたとされる、発する声を大きくするマスクです。これを身につけることで、世界に対しより深く言葉を刻みつけることができます。
装備者に以下の能力を与えます。

[常]真なる言の葉

この装飾品は〈魔法の発動体〉として使用できます。装備者が行使する真語魔法で与える、確定ダメージを含むあらゆるダメージに+5します。これは直接的にダメージを与える魔法でなくとも適用されます。

知名度：22　形状：黒い宝玉の取り付けられた片耳用のピアス
概要：あらゆる属性を強化する
エレメントの真髄に触れたとされる魔法王が生み出した耳飾りです。装着者のエレメントの扱いを助け、その出力を高めます。
装備者に以下の能力を与えます。

[常]ヌルエフェクト

この装飾品を装備したキャラクターが直接ダメージを与える攻撃・効果等による、確定ダメージを含むあらゆる属性ダメージに+4します。この効果は、それぞれの属性ごとに別の効果として扱われます。

知名度：24　形状：魔人核に似た石がついたカフス
概要：一部の召異魔法を永続にする
魔神の力を肉体に宿す耳飾りです。装備者は、自身の肉体を変質させる召異魔法を永続的なものに変えることができます。
装備者に以下の能力を与えます。

[常]魔の肉体

この装飾品は小魔の封入具として使用できます。このアイテムを装備した時、【デモンズドッジ】【デモンズセンス】【アンチマジックバリア】【デモンズフライト】【デモンズスプレッド】から1つ選びます（【デモンズスプレッド】の場合、属性まで選んでください）。このアイテムを装備している限り、装備者が行使する選んだ魔法は「時間：永続」として扱われます。但し、この装飾品を外した場合、その魔法の効果は即座に失われます。

知名度：28　形状：禍々しい色と形状のピアス
概要：変身時、瘴気を身に纏う
最上位の蛮族が魔法王となり、生み出した装飾品です。変身することで、禍々しい夜の闇を身に纏います。
装備者に以下の能力を与えます。

[常]深みの真髄

この装飾品を装備したキャラクターが複数部位のデータに変身した際、その他部位に〈夜の瘴気〉を装備することを選べます。この時、コア部位が《武器習熟A／◯》《武器習熟S／◯》《武器の達人》を習得していれば、その他部位もそれらを習得し、〈夜の瘴気〉及びそれと同じ効果を持つアイテムから、装備できる任意のランクのものを装備できます。但し、これらの武器を装備するには、変身してもこの装飾品を装備したままでいる必要があります。
この効果でその他部位に武器を装備する度に、MPを10点消費します。これは変身後のコア部位のMPから消費します。

知名度：24　形状：金のラインが刻まれた黒いチョーカー
概要：魔法により、思考と武器を接続する
かつて魔法王が自在に武器を操る為に用いたとされるチョーカーです。装着することで、魔法を行使するかの如く武器を扱えるようになります。
装備者に以下の能力を与えます。

[常]剣の理

この装飾品を装備した際に、所持している武器を1つ選びます。装備者がその武器による攻撃を行う時、自身が取得している任意の魔法使い系技能を用いた魔法行使判定によって命中力判定を行えるものとします。この時、魔法行使判定と命中力判定に対するボーナス修正、ペナルティ修正はどちらも適用されますが、2つともに効果のあるボーナス修正、ペナルティ修正が重複して適用されることはありません。また、追加ダメージは命中力判定に用いた魔法使い系技能の魔力を参照します。〈クロスボウ〉の場合、知力ボーナスを引いて武器の追加ダメージへの補正を加えたものを追加ダメージ算出時の魔力とします（魔法行使判定には通常通りの魔力を用います）。
この効果は、この装飾品を装備し直すごとに、選ぶ武器を変更することができます。

知名度：22　形状：白と黒の十字架が特徴的なネックレス
概要：生命に負荷をかけ、能力を大幅に向上させる
魔動機文明時代、その技術は神すらも凌駕したと謳う者達が作成した首飾りです。着用者に強烈な負荷をかけますが、同時に能力の大幅な向上を見込めます。
装備者に以下の能力を与えます。

[常]天へと至る者

この装飾品を装備している間、すべての能力値に+「12」します。代わりに、この装飾品を所持しているキャラクターは戦闘準備タイミングに移行した時点で、「最大HPの3/4（端数切り上げ）」点の確定ダメージを受けます。また、戦闘中でない場合、6時間ごとに「最大HPの1/4（端数切り上げ）」点の確定ダメージを受けます。

知名度：24　形状：金の飾緒がつけられた紅いマント
概要：神聖魔法を強化する
神紀文明時代、人の身でありながら天使を率いた将が身につけていたとされるマントです。聖印としても扱え、神聖魔法を大きく強化します。
装備者に以下の能力を与えます。

[常]主の導き

このアイテムを購入時、任意の神を選びます。このアイテムは、選んだ神の〈聖印〉としても使用できます。また、このアイテムによって神聖魔法を行使する時、その神聖魔法が与えるダメージに+◯または-◯、受けるダメージに-◯または+◯するという旨の効果である場合、その効果量である◯に+2して効果を算出します（例えば、セイクリッド・ウェポンであれば与える物理ダメージが+4され、セイクリッド・シールドであれば受ける物理ダメージが-5されます）。

知名度：20　形状：装飾の施された金色の指輪
概要：装備者の血を腐らせ、様々な能力を与える
魔法文明時代、貴族熱に対抗する為に作られた指輪です。貴族熱が病気だと目されていた頃、装備した者の血を改造することにより、身体の内側からの克服を目指しました。
装備者に以下の能力を与えます。

[常]貴き青の壊血

装備者の血を毒とすることで、外部からの毒物に対する抗体を得ます。
装備者は常に生命抵抗力判定に「-2」のペナルティ修正を受け、「弱点：物理ダメージ+2」を得ます。この弱点は、装備者が元々持っていたものと重複します。同時に、毒または病気属性のダメージ及び任意の望まない効果を受けなくなり、自分が他のキャラクターに毒属性の効果やダメージを与える際、その対象それぞれごとに、「[常]毒無効」及びそれに準ずる効果を無視することを選べます。また、自身が何らかの手段でダメージを受けた時、同じエリアにいる任意のキャラクターに対して「冒険者レベル」点の毒属性魔法ダメージを与えることができます。但し、この能力によるダメージは、「[常]貴き青の壊血」によるダメージでは発生せず、1手番中に複数回発生することもありません。

[補]壊血侵蝕

装備者の血を武器に浸透させ、攻撃を強化します。
補助動作でHPを5点消費し、「射程：接触」に存在する任意の武器を1つ選びます。その武器を使用した攻撃で与える物理ダメージ、魔法ダメージに+2します。加えて、その武器による攻撃の属性に毒かつ病気属性を付加します。この時、その武器による攻撃に元々属性が付加されていた場合、操気【属性付・◯】に準じる形で、元々の属性かつ毒かつ病気属性として適用されます。また、この効果を適用した武器による攻撃は、攻撃の対象が持つ「[常]毒無効」及びそれに準ずる効果を無視します。
この効果は1分の間持続します。

知名度：25　形状：光輪と翼が彫られた白銀の指輪
概要：聖槍を召喚し、敵を滅する
魔法文明時代、ある神格の敬虔な信徒であった魔法王が授かった指輪です。神格による必滅の祝福と魔法王の呪詛が絡み合い、あらゆる敵を屠る聖槍を顕現させます。
装備者に以下の能力を与えます。

[補]聖槍ロンギヌス

補助動作でMPを30点消費し、聖槍ロンギヌスを召喚・装備します。
この効果は1Rに1回しか使用できず、この効果によって装備した武器は10秒で失われます。

知名度：24　形状：禍々しい色と形状のベルト
概要：魔域での活動を助ける
魔動機文明時代、奈落へ対抗する為に製造されたベルトです。魔域内で着用者を助け、迅速な攻略に貢献します。
装備者に以下の能力を与えます。

[常]奈落を超えし者

この装飾品は〈アビスナイフ〉としても使用できます。装備者が“奈落の魔域”、またはそれに準じる環境にいる場合、行動判定に+「1」のボーナス修正を得て、与える物理ダメージ、魔法ダメージに+「2」します。

知名度：24　形状：腰に取り付ける灰色のキーボード
概要：【～・ボム】を連続発動する
魔動機術への新たなアプローチを目指して開発された、高性能魔動機です。爆弾を制御し、より強力に運用します。
装備者に以下の能力を与えます。

[常]多連装魔動機術

装備者が行使するあらゆる魔動機術の消費MPは常に2倍になります。同時に、装備者が主動作で【～・ボム】の魔動機術を行使する際、直後に同じ魔動機術を行使することができます。この時、MPは消費せず、1回目の行使によってマギスフィアが失われていても問題なく行使できます。また、【ハイブリッド】とは異なり、それぞれの目標地点が別であっても構いません。加えて、この効果は【ハイブリッド】の効果時間中にも適用でき、その場合、1回の主動作で魔動機術Aを2回行使した後に、別の魔動機術Bを2回行使するという形で処理されます。その際、【ハイブリッド】の目標地点に関する制限は適用されるため、魔動機術A及びBの目標地点は1回目のAとB、2回目のAとBそれぞれごとに同一でなければなりませんが、1回目のA及びBと、2回目のA及びB（即ち、1回目のAと2回目のA、1回目のBと2回目のB）とが同一である必要はありません。宣言特技の宣言と持続については、それぞれ1回の行使ごとに判断してください。

知名度：22　形状：機械仕掛けのサンダル
概要：シンボリックロアの発動を助ける
森羅魔法への新たなアプローチを目的に開発された高性能魔動機の1つです。大地からマナを吸い上げますが、多くの森羅導師からは忌み嫌われています。
装備者に以下の能力を与えます。

[常]メカニカルギフト

この装飾品は〈宿り木の棒杖〉としても使用できます。装備者がシンボリックロアを行使する際、その消費MPを-「5」します（最低1）。この効果は《MP軽減／◯◯》と同様に扱い、それらと重複します。

知名度：24　形状：死の気配を帯びたサンダル
概要：死に近づき、操霊魔法の扱いを助ける
アンデッドの肉を使って作られたサンダルです。装備者を死に誘いますが、同時に操霊魔法において有数の魔法使いへと仕立て上げます。その性質から、禁忌として忌み嫌われています。
装備者に以下の能力を与えます。

[常]ダークレイス

この装飾品は〈魔法の発動体〉としても使用できます。装備者は常に生死判定に「-2」のペナルティ修正を受け、穢れを1点得ます（この効果で穢れは5にはならず、データ上は最大でも4として扱います。その実態は、限りなくノスフェラトゥに近い状態です）。同時に、自身の操霊魔法の魔力に+「穢れ」します。

[補]深淵纏い

死霊を身に纏い、怪物と成り果てます。
補助動作でMPを10点消費し、自身の穢れを1高いものとして扱います。この効果で穢れが5相当になってもレブナントになるといったことは発生せず、キャラクターとして操作が可能です。
自身の器用度と敏捷度、知力に-「12」し、同時に、自身が受ける物理ダメージ、魔法ダメージを-「穢れ」します。また、自身が与える物理ダメージ、魔法ダメージに+「穢れ」します。
この効果は30秒間持続します。

知名度：28　形状：薄い光が漏れる灯篭
概要：ゴーレムを永続的に稼働させる
魔法王、銀月のアルテミシアが狂気的な実験の果てに生み出した失敗作の1つです。ゴーレム作成時に組み込むことで、そのゴーレムを永続的に稼働させることができます。
この強化アイテムはゴーレム強化アイテムの使用数には数えられません。
この強化アイテムが与える能力は以下の通りです。
ゴーレムが複数部位の場合、コア部位にのみ使用することができ、すべての部位に以下の能力を与えます。

[常]永遠なる道化

この強化アイテムを使用して作成されたゴーレムは、【クリエイト・ゴーレム】または【インスタント・ゴーレム】の効果時間に拘らず、永続的に活動することができます。また、ゴーレムのHPが0以下となった場合、通常のキャラクターと同様に生死判定を行い、成功すれば気絶と同等の状態にあるものとして、【アウェイクン】等で起きることができます。加えて、この効果を持つゴーレムには、強化アイテムを後から使用することができます。

知名度：30　形状：青く染められたボロボロの紙片
概要：ゴーレムを魔法の触媒とする
全知の書のページを破き、ゴーレムに組み込めるよう調整を施した一品です。
この強化アイテムが与える能力は以下の通りです。

[常]叡智の眷属

この強化アイテムを使用して作成されたゴーレムは、魔法の発動体、ライフォスの聖印、マギスフィア（大）、すべての妖精使いの宝石（レベル15）、宿り木の棒杖、小魔の封入具、アビスナイフとしての機能を持ち、作成者と同じ座標にいる時、作成者はこのゴーレムを用いて魔法を行使できるようになります。但し、魔法の効果によって触媒を破壊するものは行使できません。

知名度：22　形状：深紅に輝くひげ根
概要：追加のMP消費により、ゴーレムを強化する
ある小国の魔法王が作成したとされる、ゴーレムの神経系を担う物体です。過剰にマナを注ぎ込むことにより活性化します。
この強化アイテムが与える能力は以下の通りです。

[常]偽生命の輝き

この強化アイテムを使用してゴーレムを作成する時、追加で「25」点まで、MPを消費することを選べます。こうして作成したゴーレムは、追加で消費したMP「5」点ごとに、行為判定に+「1」のボーナス修正を得ます。

知名度：26　形状：緑色に輝くラインの刻まれた小さな板
概要：ゴーレムを自律稼働する魔動機に仕立て上げる
魔動機文明時代、魔法王の末裔が作成したチップです。ゴーレムを魔動機の如く動作させます。この強化アイテムの使用には、マギテック技能を最低でも1レベルの取得が必要です。
この強化アイテムが与える能力は以下の通りです。
ゴーレムが複数部位の場合、コア部位にのみ使用することができ、すべての部位に以下の能力を与えます。

[常]自動機械人形

この強化アイテムを使用して作成されたゴーレムは「分類：魔動機」と魔動機文明語の会話能力を追加で得て、作成者の命令なく、作成者の意を汲んで活動できるようになります。知能は「知能：高い」として扱われますが、知覚には変化はなく、あくまで作成されたゴーレムであることにも変わりありません。この効果によって自立して稼働できるゴーレムは1人の作成者につき1体までとなります。

知名度：28　形状：筋骨隆々な逞しい腕
概要：ゴーレムの格闘能力を底上げする
イスカイアで生み出されたとされる、ゴーレムの強化素材です。
この強化アイテムが与える能力は以下の通りです。

[常]至高の闘争

この強化アイテムを使用して作成されたゴーレムは、「[常]連続攻撃Ⅱ」を習得し、命中力判定に+「4」のボーナス修正を得て、与える物理ダメージが+「8」され、回避力判定に-「4」のペナルティ修正を受け、防護点が-「8」されます。既に「[常]連続攻撃Ⅱ」を習得している場合、その効果による最後の攻撃の後に、追加でもう1回だけ攻撃を行えます。

知名度：28　形状：最低限の装飾だけ施された細長い杖
概要：ゴーレムに魔法を行使する能力を与える
イスカイアで生み出されたとされる、ゴーレムの強化素材です。
この強化アイテムが与える能力は以下の通りです。
ゴーレムが複数部位の場合、コア部位にのみ使用することができ、コア部位にのみ以下の能力を与えます。

[常]至高の頭脳

この強化アイテムを使用して作成されたゴーレムは、作成者が習得している魔法使い系技能を、「ゴーレムの魔物レベル」以下かつ「作成者の魔法使い系技能レベル」未満として習得し、魔力を「その魔法使い系技能レベル+3」として行使することができます。また、それによって習得した魔法使い系技能レベルを用いて、「魔法使い系技能レベルの合計×3」点のMPを得ます。但し、ゴーレムやアンデッドを作成する魔法の行使や、妖精や魔神の召喚はできません。なお、この効果で奈落魔法を行使させる場合、拡張効果については奈落魔法を習得している魔物と同様に処理します。非戦闘時は、常に拡張効果を使用できるものとして扱います。

知名度：28　形状：銀色に輝く指
概要：ゴーレムに武器を扱わせる
イスカイアで生み出されたとされる、ゴーレムの強化素材です。
この強化アイテムが与える能力は以下の通りです。

[常]至高の武芸

この強化アイテムを使用して作成されたゴーレムは、キャラクターが武器を扱うのと同様に、武器を1つだけ装備、使用することができます。筋力は「魔物レベル×3」とし、この筋力を用いて追加ダメージの算出や武器の使用の可否を決定します。武器は別途用意する必要がありますが、武器の持つ効果の使用等は問題なく行え、必要筋力を満たしていればその部位の形状に関わらず装備、使用が可能です。また、命中力判定はゴーレム本来のデータを用いて、そこに武器の修正が加わります。

知名度：24　形状：鈍い灰色の気球を模した小道具
概要：ゴーレムを騎獣にする
ゴーレムを騎獣の如く扱う為の模型です。これを組み込むことで、ゴーレムに騎乗できるようになります。
この強化アイテムが与える能力は以下の通りです。
ゴーレムが複数部位の場合、コア部位にのみ使用することができ、すべての部位に以下の能力を与えます。

[常]浮遊する被造物

この強化アイテムを使用して作成されたゴーレムは、部位数に応じて「[常]飛行」または「[常]飛翔」を得て、騎獣としても扱われるようになります。既に「[常]飛行」「[常]飛翔」を習得しているゴーレムには、それらを得る効果は適用されません。これによって「分類：魔動機」として騎獣用武装を装備でき、騎芸を適用します。また、習得している「[常]飛行」「[常]飛翔」は、騎手と同乗者にも効果が適用されます。なお、この能力によって騎獣として扱われるゴーレムと既存の騎獣は併用が可能です（騎芸を適用できるのが1体という原則に変化はありません）。なお、騎獣としての適正レベルは、最低値を「ゴーレムの魔物レベル」とし、最大値を「ゴーレムの魔物レベル+2」とします。この時、最低値よりも高い値で騎獣としてゴーレムを扱える場合、その差分「1」ごとに、そのゴーレムは自らが行う行為判定に+「1」のボーナス修正を得ます。

知名度：30　形状：凄まじいマナを秘めた漆黒の球体
概要：複数部位のゴーレムを1部位にする
最強のゴーレムを生み出す為に用いられる、究極の強化アイテムです。
この強化アイテムが与える能力は以下の通りです。
複数部位のゴーレムにのみ使用することができ、使用した部位にのみ以下の能力を与えます。

[常]覇道を進む者

この強化アイテムを使用して作成されたゴーレムは、部位数が「1」になります。この際、残る部位はこの強化アイテムを使用した部位となりますが、HPや打撃点、防護点、各種判定等の数値はすべての部位の最も高いものが採用された上で、行為判定の達成値に+「消滅する部位数」のボーナス修正を得て、保有している能力はすべてその部位に引き継がれます（「[常]攻撃障害」等、複数の部位であることを前提とした能力は失われます）。また、消滅する部位それぞれに指定されている「強化アイテム／最大数」の合計を、残る部位の「強化アイテム／最大数」に合算します（例えば、ドラコ・プラチニジウムであれば、「強化アイテム／最大数」が12となります）。加えて、消滅する部位にのみ使用できた強化アイテムは、残る部位にも使用できるようになります。但し、1部位となるため、1種類の強化アイテムを複数使用することはできません。

知名度：26　形状：騎獣と騎手を繋ぐ管状の物質
概要：騎獣の攻撃を、騎手の武器を用いて行えるようになる
騎獣と騎手の心を1つにする、幻想物質でできた管です。この武器を装備した部位に、以下の能力を与えます。

[常]一心同体

この武器を装備している部位が近接攻撃を行う際、騎手が装備している任意の1つの武器を用いて攻撃を行うことを選べます。その場合、命中力判定は騎獣のものを用いて、ダメージの算出は攻撃に用いた武器を騎手が扱ったものとして算出します。この時、武器の持つ効果を騎獣が装備しているものとして使用、適用することができ、攻撃はあくまで騎獣が行ったものとして判定への各種修正を適用します（前述の通り、ダメージの算出は騎手のデータを用いるため、騎芸【高所攻撃】を習得していれば、それが適用されます。逆に、騎獣が受けているダメージを上昇させる効果は適用できません）。また、この攻撃の結果、武器を装備しているキャラクターに何らかの修正が入る場合は騎手に、攻撃者に何らかの修正が何らかの修正が入る場合は騎獣に影響を与えます。

知名度：26　形状：長い蔦を持つ黒い花
概要：騎獣に騎手の魔法を習得させる
騎獣の魔法を扱う能力を拡張する花です。この武器は魔法を行使できる部位にしか装備できず、装備した部位に、以下の能力を与えます。

[常]魔の調律

騎獣は、騎手の習得している魔法使い系技能を「騎獣の適正レベル」以下かつ「騎手の魔法使い系技能レベル」未満として習得し、行使することができます。この時、騎獣が元々習得している魔法使い系技能から知力Bを逆算して、この効果で習得した魔法使い系技能の魔力を算出します。また、この武器を装備している部位のMPに+「この効果で習得した魔法使い系技能レベルの合計×3」します。なお、元々習得している魔法使い系技能をより高いレベルで習得した場合は、その差分をMPの上昇量に含めます。但し、ゴーレムやアンデッドを作成する魔法の行使や、妖精や魔神の召喚はできません。この効果で奈落魔法を行使させる場合、拡張効果については奈落魔法を習得している魔物と同様に処理します。非戦闘時は、常に拡張効果を使用できるものとして扱います。
この効果は騎芸として扱います。

知名度：24　形状：細長い銀色の布
概要：騎手への攻撃を阻害する
マナを通した鉄を編んで作られた、銀色の布です。この防具を装備した部位に、以下の能力を与えます。

[常]攻撃障害=+2・+2

騎手は、近接攻撃と遠隔攻撃に対する回避力判定に+2のボーナス修正を得ます。複数の部位がこの能力を獲得していた場合、ボーナス修正の重複は行われませんが、すべての部位が失われるまで、この能力によるボーナス修正が継続します。

知名度：26　形状：人の顔程もある巨大な眼球
概要：騎獣の魔法への親和性を高める
騎獣の頭部に取り付ける、巨大な眼球です。この防具は魔法を行使できる部位にしか装備できず、装備した部位に、以下の能力を与えます。

[常]叡智の一端

この防具を装備した部位は、《ターゲッティング》《鷹の目》《魔法収束》《魔法制御》《魔法拡大すべて》を習得します。既に習得している戦闘特技があった場合、その数だけ魔法の消費MPを「-1」します。この効果は《MP軽減／◯◯》と同様に扱います。

知名度：20　形状：銀色に輝く輪
概要：すべての部位を強化する
かつて神獣がつけていたとされる、銀色の輪です。装備した部位に、以下の能力を与えます。

[常]神獣の加護

この防具を装備している間、すべての部位の行為判定に+「2」のボーナス修正が与えられます。この効果は複数の部位が装備することにより、重複します。