容姿・経歴・その他メモ

身長

体重

髪

金

瞳

緑

肌

白め

経歴

「かつては貴族だった」「許婚がいる(いた)」「血縁者と死別したことがある」
他に生き方が無くて旅に出た

　リュート・バウンズは神官のエルフ女性と貴族の人間男性の間に生まれた。不貞の末の子供であったが親子仲は非常に良く、貴族としての籍を持ち幸せに生きていた。幼い頃からの許嫁との結婚を間近に控えていた頃、両親が何者かの手に掛かり死亡。貴族の地位も、不貞の子であることを理由に取り上げられた。何者かの作為を感じるリュートであったが、最早まともな発言さえ許されない場所に放り出されてしまう。人間に絶望した彼は樹神ダリオンを信仰し、欲深く奸計に長けたものを軽蔑するようになった。
　貴族として生きてきた彼にとって冒険者という職業は辛く、すぐにでもその生き方を諦めたくなる。それでも彼が歩みを止めないのは、真っ当な人生を送るには受けた傷が深く、それ以外の生き方が出来ないからである。だが理想を捨て切ることは出来ず、幼馴染でもあった元婚約者の影を、あらゆるものに見てしまっている。

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