容姿・経歴・その他メモ

・薬師の生まれ
・幼少期に魔物の痕跡をみつける（自慢）
・生まれた村が焼失
・実は王族の血を引いている

密偵集の住む隠れ里に生を受ける。
腕の立つ薬師の両親の元で毒草や薬草の取り扱い、森での生活、最低限の護身術について学ぶ。
幼少期に薬草取りに森へでかけた際に伝説とされた魔物の痕跡をみつけたことがあり、いつかその魔物を見つけてみたいという夢をもつ。
これをきっかけとして、その後はたびたび薬草取りを兼ねて魔物の痕跡を追い求めて森の深くまで入り込むようになっていく。
そんなある日、森の奥深くまで入り込んでしまったことから道に迷ってしまった。
やっとの思いで里が見える位置まで帰ってきた彼の目に写ったものは、見慣れた里の風景ではなく、無惨にも崩れ、焼け落ちた里の姿だった。

限られた者のみが知るこの隠れ里は、あるモノを隠すのにも好都合だった。
実は彼は王族の血を引くものであり、争いの種となりうる彼を当時の王は隠れ里に住む直属の密偵衆に預けることで隠そうとした。
しかしながら、どこからか王族の血を引く彼の存在がバレてしまった。
そんな彼の存在を疎ましく思う何者かによって、里ごと焼き払われてしまった。
彼は生まれた時から預けられた関係で彼の風体までは特定できず、皆殺しにすることで存在を消そうとしたのだ。

里ごと焼き払われたことで彼は既に亡き者になったはずだった。
しかしながら、なんの因果か彼は生き残った。

育ててくれた両親、里の皆を無惨に殺した何者かを追って彼は街に向かう。
何者か、を見つけ出すまでは生き続けなければならない。
彼にできることは両親に教わった薬学と森での生活で培ったスカウトやレンジャーの能力。
これを活かして、日々を生きる糧を得るためにも、自由に行動するためにも彼は冒険者となった。

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