『私をお食べ』
- 知能
- 命令を聞く
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 命令による
- 言語
- 生息地
- 知名度/弱点値
- 13/18
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 12
- 移動速度
- なし(移動できません)
- 生命抵抗力
- 11 (18)
- 精神抵抗力
- 11 (18)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
なし | ― | ― | 7 (14) | 3 | 86 | 40 |
特殊能力
[常]私をお食べ/7(14)/精神抵抗力/消滅
この魔物の姿を直視したキャラクターは、ケーキでできたその体を猛烈に食べたくなる欲求に襲われます。
知覚が「五感(暗視)」でこの魔物を認識した対象は、手番の開始時に即座に精神抵抗力判定を行います。
失敗すると、そのキャラクターがいるエリアに応じて以下の効果が表れます。
この効果は精神効果属性です。
この魔物と異なるエリアにいるとき
可能な限りこの魔物に近づこうとします。通常移動ないし全力移動(乱戦からの離脱も含みます)を行い、この魔物が存在するエリアに侵入を試みます。
欲求に抗って別の行動をする場合は、10秒(1ラウンド)の間、すべての行為判定に-2のペナルティ修正を受けます。誘惑に従い侵入した場合はペナルティ修正を受けません。
この魔物と同じエリアにいるとき
この魔物に食らいつき、即座に「2d+筋力ボーナス」点の物理ダメージを与えます。命中力判定に自動成功した近接攻撃を行ったものとして扱うため、近接攻撃にかかる諸々の適切なボーナス修正が適用されます。
その後、以下の効果の中から一つが無作為に選ばれ、そのキャラクターに適用されます。
1:毒のケーキ | 「2d+5」点の毒属性の魔法ダメージを受けます。 |
2:麻痺のケーキ | 「2d」点の毒属性の魔法ダメージを受け、10秒(1ラウンド)の間、補助動作を禁じられます。 |
3:酸のケーキ | 「2d」点の毒属性の魔法ダメージを受け、10秒(1ラウンド)の間、防護点が「-3」点されます。 |
4:凍傷ケーキ | 「2d」点の水氷属性の魔法ダメージを受け、10秒(1ラウンド)の間、回避力判定に「-2」のペナルティ修正を受けます。 |
5:覚醒ケーキ | 「2d+10」点の毒属性の魔法ダメージを受け、10秒(1ラウンド)の間、命中力判定と追加ダメージに「+2」します。 |
6:おいしいケーキ | このケーキに依存し、10秒(1ラウンド)の間、「[常]私をお食べ」に対する抵抗力判定に「-4」のペナルティ修正を受けます。 |
誘惑にあらがって行動する場合、上記と同様にすべての行為判定に-2のペナルティ修正を受けます。
[常]おいしい子供たち
自らの体を切り分けて『人食いケーキ』を同じエリアに呼び出します。
10秒(1ラウンド)の間に1体まで、一回の戦闘を通じて最大5体まで呼び出せます。
この能力を使用するとHPを「15」点消費します。
戦利品
- 2~7
- 魔力を帯びたスポンジケーキ(250G/-)
- 8~11
- 魔力を帯びた生クリーム(500G/-)
- 12~
- 銀のかざり(1000G/金S)
解説
ケーキの中央から腕のない女性の身体をかたどったロウソクが突き出ている、異様な姿の魔法生物です。
魔域の中に入り込んだアリスの願望――「たくさんケーキを食べたい!」という想いを反映した魔域の中に召喚されました。
元は魔法文明時代に作り出された魔法生物で、ケーキなどの食料に紛れることで要人の警護や、その逆の暗殺などを行ってきたとされています。『マジックポッド』などと一緒に運用されていたという記録もあります。
しかし、見破るのは単純でした――この魔物はケーキでありながら腐らないのですから。
ここまで巨大な個体は確認されていません。ケーキの魔域という特殊な環境の影響でしょうか。