病気の正体、原因は魔力制御が効かなかったための暴走。そのため魔力を一時的に封印する時の弊害で記憶が一部途切れていた(こんがらがってたりもしてる)。
しかし封印されたにもかかわらずなぜ魔法が使えるようになったかと言うと、年月の経過もあるが、ヘレン(キャロル)が置いて行った本の魔力によるものが一番の原因だ。仮に置いて行かなくても封印は解けていた模様。

フィオナが別大陸の魔法を使えるようになる一時的な本。現状この本を手に持つか近くに無いと魔法を使うことは出来ない。現状魔力コントロールが制御出来ないので、スパークⅠやサンダーⅠを使うと【幕間・図書館戦争】の様な自傷を負う事になる。
ちなみに上位魔法がありそれらは一応使えることもないが、使えばもちろん周りや自身がただではすまないし、最悪フィオナが死んでしまう可能性がある。
だが今師匠のヘレンと魔術師キャロルとの修行があれば・・・本が無くても使えるようになるかもしれない・・・

スパークⅠ/全体/威力15+魔力/MP6/現デメリット・自傷
サンダーⅠ/単体/威力15+魔力/MP4/現デメリット・自傷
現状この2つのみ(未調節)。まだ魔力をコントロール出来ないが故に自傷してしまう。Ⅱ・Ⅲと言った上位や補助もあるが現状はこれだけ。
GMと能力調節したい。

ヘレンとキャロルによる魔力支援により誕生した具現化。本来はポテチ大陸側の魔法なので長めの活動は不可能だがアクアエデン側とポテチ大陸側の魔力が混ざり合ってる為、ある程度までは活動可能。なお2人(アレックス入れて3人)の支援があれば1日ほど普通に活動は可能である。
※支援無し、フィオナだけの呼び出しによるデメリットは報告待ちなう※

ヘレンの2つ名が雷(雷鳴)の射手(ライトニング・シューター)だったので呼び方を別の国の名前にしただけであるが、フィオナ本人は気に入っている。
ちなみにヘレンの2つ名はポテチ大陸の魔王軍に所属のダークエルフが勝手に広めているのでヘレン本人は迷惑がってる。

フィオナからしてみれば、別名:あぶない服(ｴｯﾁｨ)。
ラクチェにも着せて見たかったが力比べで失敗…いつかリベンジはしたいらしい。
体育祭の騎馬戦時に絡め手として私服の下に着ていた。ラクチェに被弾で破けた私服で目隠しを試みて・アリア相手に正装で動揺を誘おうとしたがまたも目隠しの段階でラクチェ相手に2連敗…凄く悔しがっていた。

VSマヒメ戦(手加減+具現化の調整)。
ファナティスとサンディの3人で対決である(サンディちゃんはおまけなので実質2人)。
フィオナにとっては、覚悟を決めていたリベンジ戦でもあった…

「時々夢が見てしまう、最初に戦ったマヒメ戦の夢を…
自分はほとんど動けなかった、本当なら動かなくてはいけないのにほとんど動けなかった…
アリアが…、ファナティスが…、みんながボロボロになりながらも立ち向かっていくのに自分は…」
そこでいつも目が覚める…　この夢を見ると胸がｷﾞｭｯと苦しくなるのだ。

そんな思想と共に戦況は進み、あと少しまで追い込んだファナティスとフィオナ、本来ならフィオナの攻撃で倒せるまでは押したには押したが…
しかしフィオナの考えは違った。なんと武器を捨て全力で走ったのだ。
もしもあの時、自分が”動けたなら”と…もしもあの時自分に”あれ”を使う”勇気”が”力”があれば…！
その思いと共に全速力でマヒメにぶつかるフィオナ。両手を掴み完全にマヒメを抑える形に移る。
流石のマヒメも少し驚いている、後ろで支援と攻撃をしていた者が武器を捨て、目の前に居る。そして全力で両手を掴んで抑え込んで来るという想定外の行動だ。
そしてフィオナは覚悟を決めて、禁術(サンダーⅢ)を…”自分”に使用したのだ。万が一相手に抵抗されないように自分を使って無理やり電気を流す覚悟で唱えたのだ…
無理やり、サンダーⅢを自分に流したが、ツムギ先生のおかげで倒れることはなかった。
でも体はボロボロになったし、マヒメは服が少しボロっとした程度だったのでそこはちょっと悔しかった。
直後にサンディちゃんが凄い泣き顔で怒ってきた。そりゃそうだ、マスターが目の前で死を覚悟しての自爆行為するんだもの…
それからファナティスからも先生からもチョップやらビンタやらも喰らった…当然である。親友・生徒の一員が目の前でバカな事をしたからだ。自業自得だ
でも初戦で出来なかった事、過去の自分との清算が終わった彼女の顔はいつもよりはすっきりした感じだった。
もうあの日から過ぎた事なので、当時あの場面で使ったらどうなったかは誰にもわからない…。

ただ…
「はは…あの時と違って妹が出来たのになにやってるんですかね私。　　　はぁ…」
「大丈夫です、3度目は使わないように努力します。サンディが悲しまない為にも…使わなくて済むような力を、守る力を手に入れたいです。」
あの戦いを思いを断ち切ったから今は大丈夫だろう、きっと

もう一人の自分がBカップと聞いてからは何も覚えていない…しいていうなら一撃でやられたくらいしか覚えていない。
ここまで屈辱的にやられたのは悔しい…