白髪で小柄な少女、一人称は[僕]

実は別な世界から友人と迷い込んだ少女。

華奢な体格の割には力持ち。
手先が器用で有り合わせのものからいろいろ作ったり壊れた機械等の修理をするのが得意。
(地味に料理も得意だったりする)

ディアス同様に元いた世界での魔法や能力は扱えなくなったものの手先の器用さや膂力はそのままなのでそれを活かして武器を持ち戦っている。

実験大好きなディアスと冒険者に憧れるカイルに付き合って材料を集めたり手伝っていたがある時暴発に巻き込まれて
気がつくとこの世界に友人らといた。

見知らぬ世界に興味津々なカイルに引き連れられて
あちこちを探索していた。

しかし、ある時出会ってしまった巨躯の怪物の一撃で背中に深い傷を負わせられ気絶してしまったが奇跡的に生きていた。
(その傷は今も残っている)

半分薄れた意識の中で見えたのはカイルが怪物と相対し、自分を助けてくれていたということ。

意識が戻りディアスが駆けつけ怪物を撃退した際にはカイルのものと思われる夥しい量の出血痕、使っていた武器が落ちていた以外に何一つ見つけられなかった。

その時の情景がトラウマで大量の血液をみるとフラッシュバックしてしまう。

｢絶対に生きて帰ろう｣という最後に3人で交わした約束を守る為に必死で研究を続けているディアスをサポートするため依頼を受けたりして資金や素材を集めていた。

本来は人間なのだが転移の影響なのか何故かドワーフとしてこの世界にいる。
もっとも、見た目に大きな変化は無いのと
むしろ火の仕事をする上で炎に対して強い耐性を得られたためあまり気にしていない。

稼ぎがいいからという理由で遺跡調査等の依頼を受けていたがとある事情により調査は断念することとなり、治安の影響でそこにい続けるのも困難だと判断してクレメリア大陸に流れた。

一緒に活動していた仲間には身勝手な理由で離脱したことに悪いとは思うがあくまで自分達の目的は元の世界へ帰ること。

その気持ちは変わらないため新しい地で全てを一新してやり直すことにした。

新たな地として降り立った大陸では前の土地では見なかった様々な種族の人間や
蛮族と呼ばれる主に人と敵対している種族とも出会った。
巷では蛮族は倒すべき敵だという意見が多く出回っているが一概にそうでは無いと思っている

中には自分達と普通に意思疎通ができる上に友好的な者もいて先日出会ったスーピアと名乗る蛮族の女性はおよそ蛮族と思えないほど朗らかで不思議な人物だった。

さらに驚いたのは、死んだと思っていたカイルがこちらの大陸にいて元気に過ごしていたことだった。

人違いかと思っていたが間違いなく本人で出会った瞬間に号泣してしまった。
さらに、元の世界で世話になっていたフウやハルフィリアといった面々とも再開して



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3-3-5 年の離れた友人がいる
2-3-1 大ケガをしたことがある
6-2-2 家族から探されている
4-4 なりゆきで。