容姿・経歴・その他メモ

道端でデタラメな「キルヒアの神託」をつぶやく乞食の老人。渋紙のような肌は縮緬皺で覆われ、垢まみれで、薄汚れており、ただ聖印だけは清潔に保たれている。

元は「聖賢」とまで言われたキルヒアの高司祭であったが、知識を溜め込むにつれて思い上がり、愚か者を見下し、知恵ある者を尊ぶようになった。ある時、驚くほど知恵深い賢人に出会ったコンスタンティンは、その人物を厚遇する。夜な夜なその”賢人”が死者を操っている、怪物を飼育している、生贄を捧げている、などと言われても、彼は賢人をかばい、訴えを退け、潰してきた。時には捜査機関の調べを妨害したことすらあった。コンスタンティンが”賢人”が実は古きアンデッドの魔法王であると気づいた時には、何もかもが手遅れであり、多くの犠牲を出すことになった。
コンスタンティンはキルヒア神に呪われ、神官としての能力だけでなく、ほとんどすべての知恵を奪われた。キルヒアが最後に彼に告げた神託はこうだ。
『おまえは知恵を曇らせ、偽りと真を見分けられず、多くの者を苦しめた。ゆえにお前は偽りを真、真を偽りとして恐れ続け、泥の中を狂気に満ちて転がりまわることになる。お前にとって価値のあった全てはたわごととなり、お前が蔑んだ愚か者たちは、お前を卑しむようになる。しかし、私は最後の神託をお前に与える。お前の前にある者が現れた時、お前はその者の後をついていくがよい。その旅路が終わる時、お前には救いが訪れるであろう』

名前の由来はコンスタンチン・エドゥアルドヴィチ・ツィオルコフスキーとニコライ・フョードロヴィッチ・フョードロフ

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