神樹の枝
- 知名度
- 17
- 形状
- 神樹が落とした冬芽の芽吹く細い枝
- カテゴリ
- 冒険者技能用アイテム
- 製作時期
- 現在
- 概要
- 僅かに残る加護を借り受けることができる。
- 効果
-
このアイテムは「用法:1H」で〈宿り木の棒杖〉として使用可能です。
また、このアイテムはダリオンの〈浄化の聖印〉(ET.127)として使用可能です。その場合も「用法:1H」です。このアイテムを装備または保持している場合、例外的に装飾品の〈聖印〉を装備していなくとも神聖魔法の行使が可能です。〇加護の残滓 (残『4』点)
このアイテムは『加護ポイント』を保有しており、その点数は『20』点です。
このアイテムの所有者は、この加護ポイントを任意の値分消費することで以下の中から選んでその効果を得ることができます。
一度消費した加護ポイントの補充を行うことはできません。①魔晶石と同様の効果を得る(消費:任意)
加護ポイントを消費した点数分だけ、同点数分のMPとして使用することができます。
「用法:1H」でこのアイテムを装備または保持している場合、そのキャラクターから半径30m以内にいる任意の対象にこの効果を使用できます。②対象のHPを0点以下から1点へ回復させ、気絶から覚醒させる(消費:5点)
「用法:1H」このアイテムを装備または保持している時に主動作で使用し、「対象:1体」「射程/形状:10m/起点指定」「時間:一瞬」「抵抗:任意」で対象のHPが0点以下だった場合、HPを「1」点まで回復させます。その時、対象が気絶の状態であった場合、覚醒させます(覚醒については【神聖魔法:アウェイクン】の処理に準じます)。
③特殊神聖魔法『バインディング・ソーン』を行使する(消費:5点)
「用法:1H」このアイテムを装備または保持している時に主動作で使用し、樹神ダリオンの特殊神聖魔法『バインディング・ソーン』(Ⅱ.179 MA.106)を行使することができます。
この効果によって行われる魔法行使において、戦闘特技の効果を受けることはできず、行使の際の魔力は『4』です。
(複数の部位を持つ相手に対しこの効果を使用した場合においても、消費される加護ポイントは『5』点です。)
由来・逸話
ディガッド山脈麓、ウォルタ川東側の森の奥に隠された秘境。その中心で生育していた神樹が、ある狂神神官による儀式によって彼方へと捧げられた際に残した枝葉。
神樹から落ちて尚、わずかだが樹神による加護の残滓を感じることができる。
神樹から落ちたものであるとはいえ、宿るマナは決して多くなく、柔らかな冬芽はそのままではいずれ枯れてしまであろうことは想像に難くない。
目の前の困難を乗り越えるために使うか、これを苗とし育てるか。
いずれにせよこれを手にした者は、これが未来を守る一助とも、欲望の火種と成り得るとも心得るべきである。
「若きを守り育てよ。森を支える大樹とて、か細き若葉が最初なり」(樹神ダリオンの格言)