容姿・経歴・その他メモ

海に発生した奈落の魔域にて産み落とされたアビスボーン。
両目の瞳孔が奈落に蝕まれており、サングラスを常用している。

セーラー服からほんのりと海の香りがする。




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船は、陸地に着いた時にはすでに壊滅状態だった。

おびただしい傷とその修復痕。
多くの船室、1人ぼっちの船員。
術者も居ないのに1人の命令に従う、数多くのアンデッド。

「……この船は、キャプテンベルテゾールの船だ。丁重に弔ってやってくれ」

その船員は、何も気にしてないかのような軽薄な笑いを顔に貼り付けて……しかし初めて陸地に立ったかのようにふらつきながらおれにそう伝える。

「船と宝珠はやるよ。駄賃だ。……ただ、誰か1人でも弔われなかったなら殺しに戻ってきてやる。」

覗く目は魔を感じさせ、その言葉が嘘偽りでないということを否応なしに感じさせる。

「………じゃあ、わたしは……………いや、ボクは行く。……あと、よろしく。」


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後から分かった話では、あの宝珠はクリエイトアンデッドの効果時間を大幅に引き伸ばすアーティファクトだったらしい。バカみたいに高く売れた。
船はもう今にも沈みそうなくらいで、あのアンデッドどもがどうやって動かしてたのか不思議なくらいの惨状だったので、解体してベルテゾールとやらの家族を探す費用の足しにした。


この船は尋常でない理由でこんなことになったのは確かだ。きっと奈落の魔域にでも誘い込まれたんだろう
海の魔域は広い。ある海域は帰らずの海なんて呼ばれるくらいに。

だがそんなもの海の男なら避けることが前提みたいなもんだ。
恐らく誘導されたんだろう………あの不吉な目をした小娘に。

あの目。魔神を思わせるような、虫唾の走る目。

不憫なことだ。心底同情する。あんな奴を乗せちまったのなんて不運そのものだ

だからおれはあれから海に出ていない。幸い"駄賃"はその後フツーに暮らすには十分だった。

あの悪魔憑きは今頃どうしているのか、おれの知ったことじゃないが……任された役目だけはこなしておいてやろう。

二度も会うなんて絶対にごめんだからな。

「蛮族女（バルバロス）め。さっさと奈落に帰っちまえ」

履歴

◎アビスカース:正直者
真偽判定に-4のペナルティ
（お世辞でも自分の気持ちに背いたことを言いたくないタイプ）

◎ヴァグランツ


◎ヴァルト式戦場剣殺法
〇殺し打ち・電光
必殺攻撃Ⅰ変化型
威力表の出目+1　打撃武器化　命中時反動で4ダメージ

〇殺し打ち・轟雷
全力攻撃Ⅰ変化型
追加ダメージ+4　打撃武器化　命中時反動で4ダメージ

〇殺し打ち・轟震万雷
全力攻撃Ⅱ変化型
追加ダメージ+12　打撃武器化　命中時反動で6ダメージ

セッション履歴

収支履歴