容姿・経歴・その他メモ

「キャラ紹介」

〇「プロフィール」

名前：『ロシェ＝ガビーロール』
二つ名：【ゴーレムオタク】
年齢：5歳
性別：男
種族：タビット
生まれ：操霊魔術師
信仰：【“妖精神”アステリア】


【経歴表】
〈経歴表A〉：6-1「神の声を聞いたことがある（と信じている）」
〈経歴表A〉：6-1「恥ずかしい癖を持っている」
〈経歴表A〉：6-4「空腹のあまり失神したことがある」
〈冒険に出た理由表〉：3-3「親に言われて」


〇「キャラ設定」

　若き「タビット」の冒険者。幼い頃から「人」という存在に憧れを持っており、もし願いが叶うなら「人」になりたいと考えている。ロシェが考える「人」とは、「タビット」よりも寿命が長く高身長で美しい容姿している種族のことを指す。
　ロシェは芸術思考の持ち主であり、とくに「人」という種族の容姿は美しく芸術性が高いという自論を持っている。「人」に憧れ持つロシェだが、当然彼が「人」になれるはずはなかった。
　そしてたどり着いたのが【ゴーレム】であった。「なれないなら作ればいい」。そう考えたロシェは、完璧な「人」に近い芸術的なゴーレムを作るための知識を身につけようと勉学に励むのであった。しかし、知識があっても肝心なゴーレム作成の術を身につけるには程遠かった。そこでロシェが思いついたのが、「冒険者になって実戦経験を積めばゴーレム作成のヒントが見つかるかもしれない！」というものだった。ロシェは家族に何度も旅に出ることを訴え、再三に渡る説得の後、父から「そこまで言うならお前ひとりで旅に出なさい」と呆れながらも旅に出る許可を得た。ロシェはひとり街へと向かい、冒険者となるべく奮闘するのであった。

　ちなみに、ロシェが最も憧れる「人」の容姿をする種族は「エルフ」である。理由はとにかく容姿が美しいことが挙げられ、エルフを前にすると緊張してうまく話せなくなる。さらに、他の種族と比べて短命なタビットであるロシェにとって、長命であるエルフには憧れを抱いている。
　逆にタビットを含むロシェが「人」と判定しにくい種族には心底興味を示さず、初対面の人に対して失礼な言動をしがちになる。それでも関係を拒むつもりはなく、むしろ「人」の容姿をしていなくとも会話が成り立つのであれば積極的に友好関係を築こうとする。

　ゴーレムのことばかり考えているあまり会話は得意ではなく、友人もほとんどいない。しかし無口と言う訳ではなく、むしろゴーレム関連な話題があがるとしばらくは口が止まらなくなる。だが自己中心的というわけでもなく、一応は周りの様子を伺うと言ったことは意識している。
　箱入り息子として家からでることがなかったため、ゴーレム以外の知識が極端に乏しい。一般の者が当たり前に知っている常識的知識をロシェは持ち合わせていないのだ。そのため、冒険に出てから彼の非常識な言動に多くの者が驚くことになった。

　ロシェが信仰している対象は【“妖精神”アステリア】である。理由はロシェが2歳の頃、どうすれば「人」なになれるか考えていた時のこと。夢で“妖精神”アステリアが現れたのだ。その言葉に出来ないほどの美しい姿に感動し涙を流すロシェに、“妖精神”アステリアはこう言った。「がんば☆」と。その瞬間目が覚めたロシェは天啓を得るのである。「頑張れば人になれるんだ！」と。その日を境にロシェは“妖精神”アステリアを信仰するようになり、より一層「人」に成る研究に没頭するのであった。

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