聖印と神像

聖印は存在せず、また神像も存在しない。
その神を認識すること、それそのものが聖印となる。
ただし、一部の信者には聖印と神像を兼ね備えた何かが与えられるらしい。

神格と教義

ラクシア系列世界の外から現れた神格。
ラクシアに現れる場合は人の姿を伴って現れる場合が多く、それによって一般的な信仰を集めることとなった。
ただし、信仰されている地域はごくわずかではある。
主に知恵を求める超越者、あるいは求道者が信仰している場合が多い。

また、ごく一部の信者には適切な知恵に辿り着く権利があるか否かの試練が与えられるという。

格言

「世界に有がある限り、有と言う知恵の化身である私は存在し続けます」

「知恵は万物の源であり、また万物が辿り着く先は知恵」

「この世の真理を求めるのであれば、門の番人たる私があなたを試しましょう」

備考

殆ど全ての神格と中立関係にある。
『それ』にとっては、他の神など有象無象でしかない上に、神々もまた自らの世界の一部でもあるからだ。

ただし、自らの世界を侵略しようとする者や行き過ぎた知恵を求めようとする者に対しては容赦なく制裁を下す。