容姿・経歴・その他メモ

「何を仰っているかは分かりませんが、そのクソを吐き散らかす、小汚い口を閉じていただけますか？」

【本名】不明　通名「エレクトリア」
【属性】中立にして悪
　　　　弱肉強食の価値観、他者より自身を優先、倫理的問題のある行動に抵抗感がない
【容姿】海辺エルフの血を引くため、褐色の肌を持つ銀髪のエルフ。
　　　　幼少期の極度の栄養失調により、平均的エルフより体格が悪い。
冒険に出た理由：カフラマンを探すため
【その他】育ての親のルーンフォークの影響により、敬語を用いる（敬いや配慮として敬語を使っているわけではない）。育ちの問題で品性にかけた言葉が交じる。
生まれ故、エルフ語を母語としていないが学びによってネイティブほどではないがエルフ語を習得している。
ここ数年で感情が発達したため情緒の変化が激しい。しかし、命の危機を感じると錆拾いだった頃の生存本能が引き出され無感情になる。
カフラマン失踪後、彼が事務所に残していった巻きタバコの銘柄を吸うようになった。
カフラマンとPTを天秤にかけた場合、大きくカフラマンに傾くことになる。彼のためであれば躊躇なくPTに引き金を引く。

【経歴】魔動死骸区にて冒険者の父と娼婦の母の生まれる。
離乳期をまでは、母親の共に娼館で面倒を見てもらっていたが、母親が店で起こったマフィアの抗争で死亡する。娼館も営業が不能になり、彼女は路上に捨てられた。
捨てられた後、錆拾いの老ルーンフォークに拾われる。10歳まで育てられ、老ルーンフォークは可動限界を迎え死亡。その後、毒ガス地区を拠点に錆拾いとして暮らす。
13歳の時、逃げる物盗と追う男のいざこざに巻き込まれ、物盗に人質に取られるが追っていた男に助けられる。物盗捕縛後、とある人物を探している彼、探偵のカフラマンに錆拾いとしての土地勘を頼られ人探しを手伝うことになった。
目的を達成したカフラマンに思うことがあり、魔動死骸区を出ていく彼に無理やり着いていき、彼の探偵事務所に転がり込んだ。
転がりこんでから2年ほど雑務をしていたが、魔動機術や銃の扱いについてカフラマンから手解きを受け、探偵業を手伝うようになる。
18歳の時、カフラマンが置き手紙を残し失踪。彼を探しに旅立ち、情報収集と路銀を稼ぐため冒険者として活動することになる。

〈人物〉
エレクトリア：本名不明、生まれた時に名付けれた名を知るものはいない。通名は、彼女が錆拾い時に使用していたナイフ代わりの鉄片に刻印されていたもの。「エレクトリア」は魔動機文明時代にあった魔導機製造店の名前。
錆拾い時代は海辺のエルフ特有の褐色肌を持つため「海エルフ」と呼ばれていた。
母親：人間の娼婦。マフィアの抗争に巻き込まれ死亡
父親：エルフのハーヴェスの冒険者。娼館でエレクトリアの母親を買った次の日、魔動死骸区のダンジョンに挑み、罠により跡形もなく轢き潰され死亡
老ルーンフォーク：元は数十年前に魔動死骸区のダンジョンに挑戦しに来た冒険者の女性。ダンジョンに挑むも、主人を含むPTは自分以外全滅。仲間の蘇生のため尽力するが、騙され欺かれ一文無しとなり、心を壊し錆拾いへと堕ちる。
出自のジェネレーターが育児用に調整されたものだったため、赤子のエレクトリアを本能的に保護した。
心の壊れた彼女はうまく語ることができず、感情を向けることができなかったが錆拾いとして生きていける術をエレクトリアに教えることができた。エレクトリアが10歳の時、可動限界を迎え活動停止。（当時エレクトリアは「動かなくなった」ぐらいの認識だった。）
エレクトリアがそばを長く離れていた間に、他の錆拾いにより解体され持ち去られた。
カフラマン：ハーヴェスに探偵事務所を構える人間の男性。別地方の元冒険者。イメージCV：平田広明
二丁拳銃を用いた近接銃撃術の使い手。「イソプレ」という銘柄の巻きタバコを愛好する愛煙家。
失踪時、35歳
冒険者時代に恋人と共にPTを組んでいた者に裏切られる。その際恋人は死亡、蘇生を受け付けなかった。
復習を果たすべく、裏切り者の行方を追いブルライト地方へ。"導きの港"ハーヴェス王国を拠点とし探偵業を営む。
裏切った4人の内、3人を殺害(内1人はエレクトリアの助力を持って見つけ出す。)
また、ブルライト地方にきてから自身が復讐のために人を探していることはエレクトリア以外には公言していない。
エレクトリアからは先生と呼ばれている。
面倒事が嫌いでやる気のない素振りを見せるが、その実、それなりの熱血漢で困っている人をほっておけない質。
置き手紙を残し失踪する。
「最後の1人を見つけた。少し事務所を離れるが待っていてくれ。」

【エレクトリアとカフラマンについて】
[出会い編]
カフラマンは、裏切り者を探しに何度か魔動死骸区へ出向いていた。しかし、潜伏しているという情報は掴み当てをつけることができたが、その姿を捕らえることができなかった。その日、適当な人に話を聞くため、荷物を下ろしたところ物盗により持ち去られてしまう。市街地から離れ毒ガス地区方面へ逃げる物盗を追っていると、物盗が錆拾いのみすぼらしいエルフにぶつかる。逃げ切れないと感じた物盗がそのエルフを捕らえナイフを突きつける。人質を理由にカフラマンにその場を去るように威嚇するが、人質のエルフが突如、物盗のナイフを自らに刺しはじめた。突飛な行動に物盗はナイフを離してしまい、隙をつかれ制圧される。カフラマンは血を流す錆拾いのエルフに駆け寄り《メディカルキット》を使用しながら、「なんであんなことをした」と問うと「あなたが困っていらっしゃるようでしたので」と答えた。「俺はカフラマン、探偵だ。あんた名前は？」「海エルフ」「そりゃ名前じゃないだろう」カフラマンは名前について教えるとこのエルフには名前はないと結論が出た。巻き込んでしまった詫びとして、いくらかのガメルをエルフに渡すが「これは食べられない」と突き返され仕方なくカフラマンは彼女を市街地まで連れて行き食べ物を買い与えた。エルフが食べている間にいくつかの質問をしたカフラマンは、毒ガス地区に住むというそのエルフの話から、潜伏する可能性が低いとしその地区を後回しにしていたことを思い出した。何かの縁だと思い、そのエルフを雇いカフラマンは毒ガス地区を探索することにした。共に行動する中で名前がないと不便だと思った彼はエルフが唯一持っている腰に下げた鉄片、それに刻印されている名前「エレクトリア」とそのエルフを呼ぶことにしたのだった。数日間エレクトリアとカフラマンは共に行動し、毒ガス地区を捜索する。いくつかの問題が発生したが、ついに探し人見つけることができた。探し人はその後カフラマンが数日かけ殺害した。カフラマンが魔動死骸区を離れる時、エレクトリアは彼の後をつけて魔動死骸区を出た。それは、彼と過ごした数日間で食べる事ができたまともな食事が忘れられなかったというのもあるが、育ての親以外で自身を対等な関係として扱った人物であったからだ。
[ハーヴェス編]
ハーヴェスまでの道中、幾度もカフラマンはエレクトリアを追い払ったが結局のところ、彼の探偵事務所までついて来てしまう。探偵事務所周辺に居着き始めたエレクトリアに根負け(ご近所の目もあった)し、エレクトリアを雇い入れることとなる。

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