小柄で美しく、女性と間違われるような容姿の持ち主。主に味方の支援と回復を職能とするプリースト技能と、武器で戦うファイター技能を持っている。『キュア・ウーンズ』は味方のHPを回復する魔法。ファミルはこれを一度に複数人を対象にかけることができる（魔法拡大／数）。仲間を血の詰まった袋としか見ていない、残虐な性格。
幼い頃、両親によって違法娼館『壊落展』に売られた。
壊落展では違法な客の相手をする奉仕係として働かされ、精神を病んだ。16歳の頃自分に暴力を振るってくれた客の女性・エリナと心を通わせ、シンシアという娘を儲ける。
しかしその後訳あってエリナを殺してしまい、恐怖のあまり娼館を逃亡した。
逃亡した先にはハルーラ（許しと癒し、加護と導きを司る神）神殿があり、そこで一心に懺悔と祈りを捧げているうちに神聖魔法（プリースト技能）を授かった。名字もその時の高司祭から貰ったもの。
神殿で数日保護されるも娼館に連れ戻され、28歳までそこで働いていたが、美貌に陰りが見えたことで娼館の主人に殺されそうになり、客経由で手に入れた毒薬によって逆に殺害。殺したものの事後処理ができず同僚のナイトメア（穢れを持って生まれた人族。外見上歳を取らない）ルスト・アマデウスに縋り付く。
ルストと共に殺害の隠蔽をし、シンシアを連れて今回のオープンキャンペーンの舞台である開拓中の村へ逃げてきた。