シミラー(不完全体)(ダークネスメディウムゲンガー)
- 知能
- 高い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 敵対的
- 言語
- 交易共通語、魔神語
- 生息地
- 深層
- 知名度/弱点値
- 20/25
- 弱点
- 回避力+1、抵抗力+1
- 先制値
- 20
- 移動速度
- 20/ー
- 生命抵抗力
- 16 (23)
- 精神抵抗力
- 16 (23)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
影槍 | 17 (24) | 2d6+22 | 17 (24) | 12 | 327 | ー |
特殊能力
△乖離せし剣界/必中
世界を創り出した“剣”の力を模倣し、6Rの間、この辺り一帯を世界から隔離します。「種族:グラスランナー」以外の種族のあらゆる種族特徴が消滅します。
○複数宣言=2回
☑薙ぎ払いⅡ+
自身の存在する乱戦エリア内の任意の5体までに武器での攻撃を行います。この時、打撃点を「+4」点します。
☑全力攻撃Ⅱ
打撃点を「+12」点します。リスクとして、回避力判定に‐2のペナルティ修正を受けます。
○限定3回行動
以下の主動作能力から3種まで選択して行動します。同じ行動は行えません。
▶2回攻撃
両手に持つ影の様な槍を振るい、攻撃します。変幻自在なこの槍は、1本に束ねて2H武器としての攻撃も行えます。1回目の攻撃の結果を確認してから、2回目の攻撃を、同じ対象にさらに行うか、別の対象を選んで行うかを選ぶことができます。
▶マナブレイク/14(21)/精神抵抗力/消滅
深層の領域を一時的に展開し、「射程:自身」で「対象:全エリア(半径30m/すべて)」の対象全てのMPに「2d+10」点の魔法ダメージを与えます。また、「分類:妖精」に対しては必中となり、ダメージはHPとMP双方に適用され、適用ダメージは2倍となります。
この効果は呪い属性です。
▶アビスウェーブ/16(23)/精神抵抗力/半減
「射程:自身」で「対象:全エリア(半径30m/すべて)」に深層の波動を放ちます。対象に「2d+20」点の呪い属性の魔法ダメージを与えます。
この能力は連続した手番には使えません。また、「▶スティールレイ」を使用した手番はこの能力を使用できません。
▶スティールレイ/14(21)/生命抵抗力/半減
生きとし生ける者の生命を奪う闇の光を放ちます。
「射程/形状:2(50m)/貫通」で、対象に「2d+10」点の毒属性の魔法ダメージを与えます。抵抗に失敗した対象すべての適用ダメージと同じだけ自身のHPを回復します。
この能力は連続した手番には使えません。また、「▶アビスウェーブ」を使用した手番はこの能力を使用できません。
▶≫フィジカルアウト/15(22)/生命抵抗力/消滅
「射程/接触」で「対象:1体」に深層の粒子で作り上げた触腕を伸ばし、命中した部位を機能不全に陥らせます。1dを振り、該当する部位が使用不可となります。この効果は、異なる部位である限り累積します。
また、補助動作で使用した場合、「射程:自身」で「対象:全エリア(半径30m/すべて)」からランダムで1体に効果を与えます。この効果は、1R(10秒)に補助動作と主動作、それぞれ1回ずつまで使用できます。
この効果は毒属性で、効果時間は永続となります。
1 | 右腕 |
2 | 左腕 |
3 | 右足 |
4 | 左足 |
5 | 右目 |
6 | 左目 |
発生するペナルティについては⇒「ルルブⅠ103P」を参照してください。
▶クラッシュコード/必中
“剣”の力を模倣し、限定的に世界を書き換えます。「射程:自身」で《△乖離せし剣界》を除く、「対象:全エリア(半径30m/すべて)」で発生しているボーナス、ペナルティ、状態異常を含む、すべての効果を達成値を比べずに解除し、その数×2点の呪い属性の確定ダメージを「全エリア(半径30m)」内の任意の対象全てに与えます。この能力は特例として、この魔物が行動不能の状態でも使用が可能です。
また、宣言特技などで発生する、効果時間を持つボーナスやリスクもこの効果の対象となり、《魔法拡大/数》等で対象が拡大されていた場合、その対象それぞれが効果の対象となります(拡大されているほどダメージが上昇します)。ただし、相域は例外として、相域によって発生した効果は解除できたとしても相域そのものを解除することはできません。
この能力は1度使用すると20秒(2ラウンド)の間使えません。
○境界を揺れる影
この魔物は、ラクシアと深淵との間でその存在が揺れ動いています。ラウンド経過で徐々にラクシアへと現界してきますが、その間は以下の能力を得ます。自身の手番を終了するたびに「」内の数字が1ずつ減少していきます(最低値1)。
○境界を揺れる影:攻
この魔物の近接攻撃によってダメージを決定する直前に発動します。1dを振り、「4」以下なら与えるダメージは0となります。《薙ぎ払い》を宣言して攻撃した場合、「」内の数字を1減らしてダメージの決定を行えます(最低値0)。
また、1dの結果が5,6の場合、対象の防具による防護点を無視してダメージを与えます。
○境界を揺れる影:護
この魔物に対して物理、魔法ダメージが発生する直前に発動します。1dを振り、「4」以下なら与えるダメージは0となります。《薙ぎ払い》や《切り返し》等の戦闘特技や、「半径〇〇m/対象数」、「形状:貫通」や「形状:突破」の攻撃をこの魔物に行う場合、「」内の数字を1減らしてダメージの決定を行えます(最低値0)。
▶交差する写し身の挟撃/必中
直前のラウンドで受けたダメージの中でも強力な2撃を、瞬時に自らの姿形を変化させて再現し、攻撃します。直前の手番でこの魔物が受けた最も大きなダメージと、その次に大きなダメージを、防護点や抵抗等による軽減での減算を無効にし、確定ダメージとして任意の対象に与えます。この時、対象は同じでも異なっていても構わず、距離に関わらず視認できるのであれば対象となりえます。なお、直前の手番でこの魔物が1度しかダメージを受けていない場合、この能力による攻撃は1度しか行えません。
この能力は自身のHPが50%を下回った直後の手番にのみ必ず行い、この能力を使用すると即座にこの魔物は手番を終了します。
また、この能力の使用による攻撃では対象のHPを0以下にする事はできず、0以下となるダメージを与えた場合は、HPを0にして気絶状態とします。この時、生死判定は行いません。
なお、この能力を使用した直後、一部の能力が変化します。
「▶クラッシュコード/必中」⇒能力消滅
「▶≫フィジカルアウト/15(22)/生命抵抗力/消滅」⇒効果時間を2Rに(既にかかっている物は消滅)
「○限定3回行動」⇒「○限定1d3回行動」
○剣の到来/復活神化
自身のHPが0以下になると、次の自身の手番開始時に自動的に神化します。HPとMPが最大値まで回復して覚醒し、魔法などで自身に与えられているあらゆる効果が消滅します。
剣の力を得た魔界の神は、ついに剣界に降臨する
戦利品
- 自動
- 超悪魔の血晶(5,000G/赤S)
- 2~7
- 深淵の粒子(1,000G/赤S)×1d
- 8~13
- 深淵の触腕(3,000G/赤S)×1d
- 14~
- 超悪魔の伸縮自在な影槍(10,000G/赤SS)×2
解説
シミラーは魔界の中でも、“深層”とよばれる領域に存在する超上位魔神です。彼は文献や伝聞を知るだけでその存在を模倣することができ、ドッペルゲンガーの中には信仰対象として見る者も少なくありません。
本来の力は、小神をも上回るとされていますが、現在、彼はラクシアに現界したばかりで非常に弱体化しています。しかし、ラクシアの“剣”の力を模倣し、世界の理に干渉する力を有しており、非常に危険な存在です。それこそ、時間が経ち、本来の力を取り戻したなら街はおろか、大陸や世界に与える影響は計り知れません。
性格は、残忍で享楽的です。極稀に、人を贄として捧げられれば、その者はゆっくりと、感覚と機能を閉ざされていき、その恐怖する様を楽しみ、最後には魂をも破壊してしまうとされています。