ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ベリー - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ベリー

プレイヤー:ame1

弱さは罪だ。だから私は、強くなる」

種族
アビスボーン
年齢
18
性別
種族特徴
[奈落の落とし子][奈落の身体/アビスアイ]
生まれ
戦舞士
信仰
ランク
穢れ
10
8
9
10
3
11
10
4
3
成長
2
成長
3
成長
0
成長
1
成長
1
成長
1
器用度
22
敏捷度
16
筋力
19
生命力
19
知力
14
精神力
13
増強
2
増強
2
増強
増強
増強
増強
器用度
4
敏捷度
3
筋力
3
生命力
3
知力
2
精神力
2
生命抵抗
7
精神抵抗
6
HP
31
MP
13
冒険者レベル
4

経験点

使用
8,000
残り
800
総計
8,800

技能

バトルダンサー
4
スカウト
2
エンハンサー
2

一般技能

ダンサー
5
ベガー
4
プロスティチュード
1

戦闘特技

  • 《シャドウステップⅠ》
  • 《防具習熟A/非金属鎧》
  • 《薙ぎ払いⅠ》

練技

  • 【ガゼルフット】
  • 【キャッツアイ】

判定パッケージ

スカウト技能レベル2 技巧 6
運動 5
観察 4
魔物知識
0
先制力
5
制限移動
3 m
移動力
18 m
全力移動
54 m

言語

会話読文
交易共通語
地方語(コルガナ)
技能・特技 必筋
上限
命中力 C値 追加D
バトルダンサー技能レベル4 19 8 7
武器 用法 必筋 命中力 威力 C値 追加D 専用 備考
ふやけたバスタードソード 2H 17 8 27 9 -1=6 携行時 水を吸ったようにふやけた質感をしている。追加ダメージ-1(武器)、防護点-1(鎧、盾)。病気属性の効果に対する生命抵抗力、精神抵抗力判定に-4のペナルティ修正を受ける。
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
バトルダンサー技能レベル4 19 7
《防具習熟A/非金属鎧》 1
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
アラミドコート 5 1 2
合計: すべて 8 3
装飾品 専用 効果
背中 ロングマント 50G
右手 宗匠の腕輪
左手 疾風の腕輪
ブーツ 20G
所持金
1,127 G
預金/借金
0 G / 0 G

所持品

冒険者セット
スカウト用ツール
羽根ペン
インク
羊皮紙(5枚)
着替えセット
救命草×4
魔香草×4

名誉点
25
ランク

名誉アイテム

点数
冒険者ランク

設定

設定三行

・口数が少なく高圧的に見えるが、仲間思いで心優しい
・男性が苦手
・生存本能が異常に強い

アビスカース

乗り物酔いの目

名前

由来

ベリーダンスから

本名

シャーロット・メイフォリア

ハプニング表

・家族に愛され、家庭は笑顔に満ちていた
・奴隷として過ごした
・第四の剣フォルトナの声を聞いた

ヴァグランツになった理由

蛮族を滅ぼすため

詳細設定

幸せな家庭

 シャーロットは何の変哲もない普通の家庭に生まれ、普通に育った。たまに起きるちょっとしたハプニングくらいしか刺激はなく、退屈とも言える日々を過ごしていた。しかし、彼女にとってはそれが幸せだった。それがとてつもなくかけがえのない時間で、幸せな時間だと感じていた。
 彼女はアビスボーンとして生まれたが、それをからかう人々は周囲にいなかった。むしろ彼女は村の人気者だった。一声かければ色んな人々が集まり、彼女が踊り出せば周囲は歌を歌ったり音楽を奏でだす___そんな普通では考えられない光景が、ここでは普通の光景だった。

奪われた日常

 シャーロットが7歳の誕生日を迎えた日、村にバジリスクがやってきた。バジリスクは村人を適当にいなしながら、シャーロットの家を目指した。そして、彼女の家の地下室へと侵入し、宙に浮いた黒い球体のようなものを破壊した。
 次の瞬間、家も村も友達も、全てが砂となって消えていった。いや、世界そのものが崩壊を始めたのだ。シャーロットの両親は急いで彼女を連れて空間の裂け目へと走り出した。裂け目の先で彼女が見たのは、鬱蒼とした森と蛮族の集団だった。
「アビスシャードの回収をするだけのつもりだったのですが___良い副産物が手に入りましたねぇ」

偽りの日常

 シャーロットが生まれ育った場所は奈落の魔域だった。彼女の両親はとある国の監獄から脱獄してきた囚人であり、衛兵から姿を晦ますためにイチかバチかで奈落の魔域にその身を投じたのである。二人の囚人の願い___平凡な日常を取り戻したいという願いを聞き入れた奈落の魔域は彼らのための村を生み出し、何の変哲もない生活を送れるようにしたのだ。そう、泡沫の夢に溺れ、歪な子供を生むまで堕落した二人を嘲け笑いながら。

蛮族の玩具

 シャーロットとその両親はバジリスクに捕らえられた。そのバジリスクは名を“スコーン”と言った。スコーンには少年少女をいたぶる趣味があった。また、直接いたぶるのではなく、間接的にいたぶり、精神的に追いつけるやり方を好んでいた。
「小娘、踊れ。私が満足できなければ、お前の両親の指を一本切り落とすことにしよう」
「小娘、なかなか踊れるではないか!!それ、もっと腰を振れ!!我々を誘惑してみせよ!!」
「小娘と思って侮っていたわ!今日からお前の名前はベリーだ。それ以外の名を名乗ることを禁ずる」
「破った場合は、そうだな……お前に母親の糞尿でも食らってもらおうか。いや、父親との交尾でもいいな。まあ、その時に決めればよいか!」
 ただただ恐ろしい言葉を吐き続けるスコーンにシャーロット___いや、ベリーは逆らうことができなかった。彼女はどんな無理難題でもスコーンの要望に答え続けた。さながら、彼女は蛮族の玩具だった。

親殺し

 蛮族の奴隷となって2年が過ぎた。ベリーはその中でなお希望を持ち続けて生きていた。
「ベリー!!今日は踊りながらこのナイフであの的に当ててみせろ!当たれば褒美を与えよう。外れれば___世にも恐ろしい罰が待っているぞ?」
 スコーンが曖昧なことを言うときはまともなことを考えている時ではない。今までの傾向からそう感じた彼女はいつも以上に集中して事に及んだ。
 狙いを定めて___投擲___見事、的となった麻袋の中央にヒットした。ナイフが的に突き刺さると同時に、麻袋から赤い液体が噴き出し、麻袋全体がビクビクと痙攣を始めた。それを見た瞬間、ベリーの中に嫌な予感がよぎった。
 ___まさか、中に人が……!?
 急いで彼女は麻袋に走り出し、中を確認した。そこには彼女の父親がいた。
「ベリー、やってしまったなぁ!?親殺しとはいけない子だ……!!」
「しかし、褒美は与えなくてはならないなぁ。よし、ベリー。お前には最高の快楽を与えてやろう」
「犯してやれ、ブルーベイン」
 ブルーベインと呼ばれたバジリスクウィークリングがベリーに襲い掛かった。そして、絶望の中で身体をぐったりとしていた彼女は逆らうこともできず成すがままになってしまった。
「残念だったなぁ、ベリー。外していれば、母親の仲間になれていただろうに」
 スコーンのニヤついた顔の先を見れば、そこにはトロールの肉棒に股を貫かれた母親の姿があった。少女はその姿を見て涙を流すことしかできず、自身の身体の痛みも相まって獣のような叫び声を上げながら泣きじゃくった。その姿を見てスコーンはゲラゲラと笑い、その凌辱を三日三晩続けた。結果、ベリーの母親はその生涯を終え、その姿を見たベリーは希望を完全に失った。

内乱、そして逃走

 希望を失い、ただ犯されるだけの身となったベリーはぼんやりと日々を過ごしていた。そんなある日、群の中が突然慌ただしくなった。
「裏切りだー!裏切り者だー!!」
「ブルーベインの反逆だー!!」
 どうやら、この場が戦場になるらしく、今なら混乱に乗じて逃げ出せるのではないかと彼女は考えた。
 ___父親を殺して、母親を見殺しにして、挙句にはそれらを全て捨てて逃げ出す?そんな愚かなことをしなければいけないの?
 彼女は心の奥底から、自分に対して憎しみを抱いた。その憎しみを抱えながらも、彼女はその場から逃げ出した。それでも、生きたい。生きていたい。まだ死にたくない。そんな気持ちがふつふつと心の奥底から湧いてきてしまったのだ。
 気が付けば、彼女はほとんど全裸のような状態でどこかの街へと辿り着いていた。露店の古服屋からフード付きのマントを奪いつつ、彼女は人目のつかない裏路地へと消えた。

差別と偏見

 外の世界では、アビスボーンは奇人扱いだった。悪魔のような瞳を持つ女が路地裏に流れ着いたという噂は瞬く間に広がり、彼女はその街では“堕とし子”と呼ばれるようになった。しかし、彼女はそれを誉め言葉と捉えた。奇異の目で注目を浴びているだけであるのに、かつて人気者として注目されていた頃を思い出し、同じような感覚であると勘違いしたのである。しかし、それは彼女にとって悪い影響を及ぼすことはなかった。むしろ、良い方向に転がり始めた。

裏通りの花

 かつてのことを思い出し、彼女は定期的に裏通りで踊りを踊るようになった。魅惑的な踊りを踊るだけでもちょっとした小銭を得られることを知り、より頻繁に彼女はあちこちで踊りを人々に披露した。すると、裏通りに少しずつではあるが活気が溢れてきたのだ。
 踊りには音楽が必要だ。踊りと音楽があれば歌が自然と生まれる。歌が生まれれば新たな踊りが生まれる。そうして裏通りの人々はベリーと共に自由気ままに踊り狂い、毎晩祭りのように騒ぐようになった。その活気がベリーの心を癒し、彼女の中にも生きる気力が再び生まれ始めた。

再びの恥辱と死への憧れ

 しかし、結局彼女は裏通りの魔の手にかかってしまう。踊りを見せてくれと言われ踊ってみれば、不意を突かれて犯された。噂を聞いてやってきた盗賊ギルドの悪ガキ共によって集団リンチされた。噂が広がれば広がるほど、彼女は恥辱を受けた。
 自分が望むものを得ようとすればするほど蹴落とされる。そんな気さえしてきた彼女は次第に死を望むようになった。しかし、どうしても死にきれなかった。どうしようもなく彼女の本能は生きたがっていた。そんな中途半端な自分に彼女は憎しみを抱きながら涙を流した。

フォルトナの声

 浮浪者に犯され、涙を流すベリーに声をかける者がいた。その声の主はどこにいるのかはわからなかった。唯一わかったのは、その声の主が自らを第四の剣“フォルトナ”を名乗ったことだった。
「憎いですか。不幸を与えるこの世界が。悔しいですか。それに抗えきれないことが」
「それでもあなたは抗いなさい。何度も抗い、生き残りなさい」
「あなたがもしこの先生き残れたのなら、その先で私は待っています」
「もしあなたが私に触れることができたその時___あなたは宿命の相手と剣を交えることになるでしょう」

再起

 宿命の相手___自身にとってそれが何なのか。ベリーは考えた。何度も何度も考えて、彼女は何度も同じ結論に辿り着いた。スコーン、ブルーベイン、そして数多の蛮族や悪党共。彼女の大切な人を傷つけた連中。彼女自身を傷つけた連中。憎むべきあいつら。
 怒りが、憎しみが、彼女に再び生きる気力を与えた。彼女は立ち上がり、先ほどの浮浪者を探した。三日三晩探し続け、やっと見つけたその刹那___彼女はその浮浪者を殴り飛ばした。怒りのまま、憎しみのままに振り上げたその拳には、確かな生命の輝きが見られた。彼女はその瞬間に、自分が歩むべき道を見つけたのだ。

武者修行と復讐の旅

 彼女は自らを汚した連中に報復することを決めた。彼女は両親を慰め者にした連中を蹂躙することを決めた。そのためには、とにかく強くなる必要があると考えた。そうして彼女は武者修行の旅に、そして復讐の旅に出た。
 彼女は名前を敢えて変えず“ベリー”を名乗り続けることにした。そこには今の自分はすでにシャーロットなどというか弱い存在ではないという過去を切り捨てる想いと、まだ父親と母親に合わせる顔がないという後悔の想いが渦巻いている。
 もしも彼女がこの旅を終えた時、彼女は果たしてどうなっているのか___それは誰にもわからない。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 3,000 1,200 0
子供の国 1,830 1,500 9 器用
敏捷
彫刻の国 1,770 2,935 16 器用
敏捷
生命
2,200 1,942 敏捷
知力
精神
取得総計 8,800 7,577 25 8

収支履歴

ポイントガード::-100
バスタードソード::-560
冒険者セット::-100
ロングマント::-50
スカウト用ツール::-100
羽根ペン::-2
インク::-3
羊皮紙(5枚)::-5
着替えセット::-10
ブーツ::-20
魔香草::-100
救命草×4::-200
ポイントガード売却::+50
アラミドコート::-750
宗匠の腕輪::-1000
魔香草×4::-400
アビス強化::-2000
魔香草::-100
疾風の腕輪::-1000

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