“獣母神”セイリアル
(第一の剣/小神:ブルライト地方)聖印と神像
セイリアルの聖印は、とある動物の足跡を模して表されています。
神像はローブを身に纏いながら大きな杖を持ち、瞳を閉じて子を見守る母親のような微笑みが印象的な、小柄な女性の姿をしています。
神格と教義
セイリアルはブルライト地方の自然豊かな一部の地域で信仰されている小神です。
彼女はウィークリングのドルイドだったとされ、多くの精霊を慈しみ、輪廻へ帰るのを見届けたと言わています。
その功績によって、生涯を終えた後に神への道が開かれ、神格を授かったと言い伝えられています。
セイリアルは自然、特に獣を我が子のように大切にしており、さまざまな庇護を与えていました。これは、獣は自分達の同胞であり友という考えがあったからだと言われており、その考えは教義として今も伝わっています。また、生物との対話も重んじており、たとえ相手が悪しき者、存在だとしても、相手を否定せず理解し、その上で輪廻へと送りその罪を赦す事が大事だと教われています。
獣などに恩恵を与える事から、調教師や牧童、森羅導師、動物に乗る騎手から特に信仰を集めています。
神殿は小さく野ざらしで、自然と同化しているような物がほとんどですが、セイリアル信者にとってはこれが一番美しいと考えられています。
格言
「我らも動物であり、動物は我らの友人である」
「悪は憎むものではない。理解し、赦すものだ」
「言葉は変幻自在の力である。だからこそ慎重に使え」
備考
セイリアルは、神となる前にセイリアル動物精霊術という森羅導術の流派を生み出しています。
特殊神聖魔法
- 2
- 【マインド・
トーク】
- 消費
- MP3
- 対象
- 1体全
- 射程/
形状 - 1(10m)/
起点指定
- 時間
- 3分(18ラウンド)
- 抵抗
- 必中
- 概要
- 対象と思念で会話ができる
- 効果
対象と心の中で会話が可能になります。会話する時の言語は、術者の理解できる言語となり、対象の意思や言葉はその言語で変換されます。また、対象が「知能:動物並み」なら一時的に「知能:低い」となり、術者の意思や言葉を言語を用いずにある程度理解することが可能となります。
この魔法は、対象が「分類:動物」でないと効果を発動しません。
- 4
- 【ストレンジ・
ワイルド】
- 消費
- MP6
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 2(20m)/
起点指定
- 時間
- 3分(18ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 動物の物理ダメージ+1
- 効果
対象に、野性的な力を少し与えます。
対象が「分類:動物」の場合、その対象(部位)が発生させる物理ダメージが+1点されます。
- 7
- 【クリーチャー・
プロテクト】
- 消費
- MP6
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 2(20m)/
起点指定
- 時間
- 3分(18ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 動物の受ける物理ダメージ-2
- 効果
対象に、衝撃を弱める装甲を付与します。
対象が「分類:動物」の場合、その対象(部位)が受ける物理ダメージが-2点されます。
- 10
- 【ワイルド・
ハート】
- 消費
- MP10
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 1(10m)/
起点指定
- 時間
- 1分(6ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 動物の命中力判定+1、物理ダメージ+5
- 効果
対象の野生の本能を開放させます。
対象が「分類:動物」の場合、その対象(部位)が武器攻撃を行なうとき、その攻撃の命中力判定に+1のボーナス修正を与え、それが発生させる物理ダメージを+5点します。
- 13
- 【キング・
ビースト】
- 消費
- MP25
- 対象
- 1体X
- 射程/
形状 - 接触/
―
- 時間
- 3分(18ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 動物の行為判定+2
- 効果
対象に、動物の王としての加護を与えます。
対象が「分類:動物」の場合、対象(部位)のあらゆる行為判定に+2のボーナス修正を与えます。