ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

ガブリエル・ダビンソン - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

酒天の剣豪(しゅてんのけんごう)ガブリエル・ダビンソン

プレイヤー:ソラ

種族
人間
年齢
21
性別
種族特徴
[剣の加護/運命変転]
生まれ
信仰
ランク
センチネル
穢れ
7
10
4
11
6
7
4
9
6
成長
7
成長
1
成長
9
成長
5
成長
0
成長
4
器用度
25
敏捷度
14
筋力
26
生命力
19
知力
13
精神力
14
増強
2
増強
増強
2
増強
増強
増強
器用度
4
敏捷度
2
筋力
4
生命力
3
知力
2
精神力
2
生命抵抗
11
精神抵抗
10
HP
43+30=73
MP
14
冒険者レベル
8

経験点

使用
45,500
残り
4,510
総計
50,010

技能

ファイター
8
レンジャー
8
ライダー
7
スカウト
3
エンハンサー
3
バトルダンサー
1

戦闘特技

  • 《挑発攻撃Ⅰ》
  • 《全力攻撃Ⅰ》
  • 《薙ぎ払いⅠ》
  • 《頑強》
  • 《武器習熟A/ソード》
  • 《タフネス》
  • 《サバイバビリティ》
  • 《不屈》

秘伝

  • 《【怒レル熊ノ一撃】》
  • 《【巨象は大地を踏みしめて耐える】》

練技

  • 【キャッツアイ】
  • 【ビートルスキン】
  • 【マッスルベアー】

騎芸

  • 【高所攻撃】
  • 【遠隔指示】
  • 【探索指令】
  • 【HP強化】
  • 【人馬一体】
  • 【超高所攻撃】
  • 【チャージ】

判定パッケージ

スカウト技能レベル3 技巧 7
運動 5
観察 5
レンジャー技能レベル8 技巧 12
運動 10
観察 10
ライダー技能レベル7 運動 9
観察 9
知識 9
魔物知識
9
先制力
5
制限移動
3 m
移動力
14 m
全力移動
42 m

言語

会話読文
交易共通語
地方語(ブルライト)
技能・特技 必筋
上限
命中力 C値 追加D
ファイター技能レベル8 28 12 12
バトルダンサー技能レベル1 28 5 5
《武器習熟A/ソード》 1
武器 用法 必筋 命中力 威力 C値 追加D 専用 備考
バスタードソード 1H両 17 12 17 10 13
バスターソード 2H 17 12 27 10 13
ツーハンドソード 2H 20 12 30 10 13
万物喰 2H 20 12 30 9 13 『酒喰』 所持品の酒を一つ消費して武器の威力値に補正を行う。 この効果は3Rの間、 維持される。 酒毎のランクと効果は以下のものとする。 効果 白酒 (100G) 威力 +5 黄酒 (200G) 威力: +10 赤酒 (300G) 威力: +15
技能・特技 必筋
上限
回避力 防護点
ファイター技能レベル8 28 10
防具 必筋 回避力 防護点 専用 備考
プレートアーマー 21 -2 7
他1 多機能ブラックベルト 1
他2 アイソアーマスク 1
合計: すべて 8 9
装飾品 専用 効果
アイソアーマスク 防護点+1。「対象:1体」の遠隔攻撃及び「形状:射撃」の魔法が行使され、その対象に装備者と同じ乱戦エリアに存在する味方キャラクターが選ばれた時、1dを振らなければならない。出目が1~3だった場合、その遠隔攻撃や魔法、効果の対象は装備者に強制的に変更される。この効果は、対象の変更に成功したかどうかを問わず、1ラウンドに1度しか発動しない。冒険者レベル及び魔物レベルが7以上のキャラクターは、この効果の影響を受けない。アイソアーマスクの装備者が同一乱戦内に複数存在する場合、攻撃を誘導する効果は防護点が最も低いキャラクター(同値の場合は無作為)1体のもののみが適用される
短剣「ザグレウス・アイリス」 【星大剣の魔法印 刻印】『千篇一律』 一日に三回まで、自身が行った判定の出目で数値が小さい出目を大きい出目と同じ数値へと変更できる。 この効果ではクリティカルは発生しないものとする。 また、この効果を適応する際、回数を追加(2回・3回)で消費した場合、出目の数値を+1・+2する事が出来る。
背中 野伏のセービングマント 魔法ダメージを与える効果に対する回避・抵抗判定に失敗した時、受ける魔法ダメージを4点減らす。「名称:マント」以外の背中枠装飾品を1つ追加で装備できる
スマルティエの風切り布 スマルティエシリーズ 10秒(1R)間、命中・回避+2 3分毎に1回再使用可能
右手 レインボーリング 周囲10mを明るく照らす。 補助動作で発動。MP消費は不要。制限時間無し。光の色を変化可能。 指輪を外さないと停止できない。
左手 スマルティエの怪力の腕輪 スマルティエの怪力の腕輪(900G、筋力+2の効果を持つ右手、左手、その他枠のいずれかに装備可能な装飾品)
ブラックベルト 防護+1
宗匠の腕輪 器用+2 壊すと+14
所持金
61,740 G
預金/借金
G

所持品

冒険者セット×1
スカウト用ツール×1
3点魔晶石×4
ハードレザー×1
スマルティエの怪力の腕輪
着替えセット×5
ヒーリングポーション×5
ランタン×1
万物喰×1
マナチャージクリスタル(5点)×1
虎モチーフのヤドリギ×1
保存食(1週間)×1

名誉点
306
ランク
センチネル

名誉アイテム

点数
冒険者ランク500
入門 【イーヴァル狂闘術 】
入門【クーハイケン強竜乗法】

容姿・経歴・その他メモ

「俺はガブリエル・タビンソン、ただの呑んだくれだ。
今日は酒を飲みながら俺の話を聞いて欲しい。」

生まれた時は小さな村に居た、両親はすげぇ甘やかしてくれて優しい親だった事はよく覚えてる。
戦争や戦いも無縁で平和な村だった。
何故かは分からんがよく冒険者とかが泊まりの場としてよく来てたな、なんか酒が美味かったらしい。
その酒のおかげかは分からんがドワーフやリルドラケンがすげぇ居た。そんな中に俺の育ての親が……この話はもう少し先だったな、話を戻そう。
まあ話した通り争いもなく平和な街で俺も13歳ぐらいまでは普通に暮らしていた。
13歳の俺は親とよく喧嘩していた。理由はすげぇしょうもなくて、イライラしてたから、とかいうクソみてぇな理由だった。
別に親の事が嫌いでもなかった、普通に両親は好きだし感謝もしてた。
でもなんだか勝手にいつも喧嘩をしてしまう。
いつものように喧嘩して家を飛び出した。
家から離れてほっつき歩いて村から少し離れた場所に行っていた。
小さな頃よくある自分だけの秘密基地みたいな所に行った。そこは俺が木材とかを組んで小さな家作って喧嘩したらそこに逃げ込むのがいつもの習慣だった。
なんでか知らないがそこに居ると落ち着けた。
俺はそこで本を読んだりゴロゴロしてたら、
ウトウトしてしまって、いつの間にか寝てしまった。
そして2、3時間寝て起きると何かが燃える匂いがした。慌てて外に出ると村の方向が大火災になってた。何にも理解が出来なかった俺はとにかく村に戻ろうと走った。
距離的にはそこまで離れてないが13歳の体じゃすぐに限界が来ちまう。案の定もう体がもう走る事を拒否してたが、何故か走れた。多分親の事を考えたから走れたと思う。村に近づくにつれ錆びた鉄のような異臭と燃えた木の臭いが強くなっていく、まさかと子供ながら思ったがそんな最悪な事が起きる事なんて想像もしたくなかった。そして村に着いた。両親を呼ぼうとした時、聞き慣れた人の声が聞こえた。それは叫び声だった。声にもならないぐらいの叫び声だった。
よく耳をすませば色んな方向から阿鼻叫喚が永遠と聞こえた。恐ろしくなった俺は立ち尽くしてしまった。
炎の中からバケモノがとある人間の男の頭を持ってこっちに向かってきた。
その頭は…身に覚えがあった。この世で一番好きな男だった……怒りか恐怖かは分からないが、落ちてた木片を片手にそのバケモノに走り出した。
もう体はとっくの昔に限界が来てた。
でも体が勝手に動き出し、走り出した。
口は血の味がして。
鼻は肉が焦げた臭いと錆びた鉄のような臭いが襲ってきた。
足はもうパンパンだった。
……それでも俺は走った。
そしてバケモノに木片が届きそうな距離に着いた。
俺は勢い任せにそのバケモノの腹を刺しに行った。
だがそのバケモノは…ピンピンとしていた。
木片が刺さったように見えたが、木片が折れ木のくずが空中を舞っていた。
バケモノは片手に持った好きな…大好きな父の…頭でぶん殴ってきた。
殴られた勢いで壁にぶつかった。目を開けると血でぼんやりとしか見えなかったが、バケモノの仲間、数十匹が群がって俺の方に来てた。
逃げようとしたが、完全に右腕と両足が折れてた。
立とうとしても痛みで叫ぶ事しか出来なかった。
何も出来ず倒れ込むしか出来なかった。
「もう死ぬのか、両親と喧嘩別れなんて……クソっ、クソっ」思っていたその時
声が聞こえた
痛みで叫んでるわけでもなく
命乞いをしてる訳でもなく
ただ、人を助けるべく叫んでた
「そのガキから離れろ」
声が聞こえた。
もう諦めて目を瞑っていたが、声がした時目を開けると――
デカく、そして、頼もしい背中があった。
その背中には羽根が生えていて、
その腰には尻尾が生えていて
その頭には角が生えていた。
その龍のような男はバケモノの首を一刀両断していた。
気がつくとその男は俺を抱え、空に飛んでいた。
そこから俺は安心感と疲労感で眠ってしまった。
気がつくと俺は見知らぬ天井を見ていた。
起き上がろうとしたら折れていた腕が悲鳴をあげた。
痛みに耐えることが出来ず、叫んでいた。
そしてドタドタ足音が聞こえてきた。
「ガキ!大丈夫か?」というイカつい声でも優しい声だった。
俺は慌てて壁側に逃げた。
「おい!なんで逃げるんだ!」とキレていたが起きたら無駄に図体がでかいヤツが走ってきたら誰でも逃げるだろと心の中で思っていた。
「ここは一体どこだ?」
「ここは俺の村だ」
「お前の村?お前この村の長とかなのか?」
「そうだな、」
「アンタが長…この村終わってんな…」
「失礼だな、お前。助けてやったの俺だぞ、命の恩人様だぞ」
「いちいち恩着せがましいな」
「よし、お前をここから放り出す。勝手に生きるんだな」といい俺を掴んできた。
「ごめんって!俺が悪かったから!」と行ってドタドタ暴れた。
「俺のスネを蹴るんじゃねぇ!」と行って壁に放り投げてきた
「イッテェ!病人にこんな事して許される思ってんのか!児童虐待だぞ!」
「ホントに口がへんねぇなぁ…お前」
「腰が…腰が折れたぁあ…」
「おい、ホラ吹くな。まぁいい、お前名前なんて言うんだ。」
「腰があー腰がー」
「もっかい投げてやろうか?」
「冗談だって、半分ぐらい、これはさておき、俺の名前はガブリエル・ダビンソン。かっこいい名前だろ。」
「かっこいいかはどうでもいいが、なんかお前には似合わねぇな…ゴリラとかそっちの方が似合ってんじゃねぇか?」
「トカゲ失礼だぞ」
「トカゲじゃねぇしリルドラケンだし」
「リルトカゲの名前教えろよー」
「わざと言ってんだろ…俺はバリィザ・コナー」
「案外普通名前してんだな。」
「普通で悪かったな。というか怪我の様子はどうなんだ?」
「アンタのせいで悪化した」
「お前が要らんことを言ったんだろ…まぁいい飯食うか?」
「毒もってねぇよな?」
「失礼だなほんとお前。飯抜きにしてやろうか?」
「俺がわるぅござんしたよ」
「それ、謝ってんのか……ちょっと待ってろ作ってやる」
まぁこんな調子で睨み合いながら話してた訳なんだが、まぁ普通に仲良くやって行ったよ。案外アイツの飯が美味くてな、結構飯の時間は好きだった。月日は2年ぐらい経って
「俺はここから出ていく!」
「こいつは何言い出してんだ…ついに頭いかれちまったか」
「イカれてねぇわ!もう俺も立派な大人なんだ!出ていく!そして冒険者になるんだ!」
「冒険者…wwwお前がなれるわけねぇだろwww」
「笑うな!俺は行くって決めたんだ!」
「お前はまだガキだぞ。」
「俺は今年で15歳だ。大人だ」
「年齢はな?精神的にはまだ近所のガキの方が立派だぞ」
「呑んだくれに言われたくねぇよ!」
「呑んだくれとか言ってるがお前もいつか呑んだくれになるんだよ、歳を重ねればな」
「なるわねぇだろ!」
「まぁそんな事はどうでもいい。なんで冒険者になりてぇんだ、適当にかっこいいからなりたいとかなら絶対お前死ぬぞ」
「死ぬって、そんな大袈裟な」
「大袈裟でも話をもってるわけでもねぇ、今までそう言って死んでいったやつが山ほどいんだよ。」
「ぐぬぬ…でもな!そんな安っぽい理由じゃねぇ!」
「じゃあ言ってみろよ。」
「俺は母さんを探しに行く!」
「母さん?お前の母さんはあん時に死んだんじゃねぇのか?」
「死んでねぇ!あん時に母さんの頭を持ったやつがいなかった。それと母さんの叫び声が聞こえなかった。」
「おいおい…そんだけの理由でお前は人生の半分以上を棒に振んのか?」
「そうだよ。もし可能性が1%でも残ってんなら俺は探しに行く。」
「おいおい。ガキが駄々を捏ねてるだけじゃねぇか、お前の為に言ってやるがあん時に絶対お前の母親は死んだ。もし生きてるって言うならそれは奇跡だ。お前が助かったのも奇跡のようなもんだ。こんな事は言いたくねぇがお前は少しは現実を見ろ」
「なんでアンタは分かってくれねぇんだよ!」
「どうにもなんねぇ事がこの世にはあんだよ。もし行くんなら勝手にいけ。俺は知らん。絶縁覚悟で行けや」
「アンタはわかってくれると思ったのに。勝手に父親ずらすんなよ。ウザんだよ!お前が父さんなら絶対賛成してくれた!」
「おい、ガキ今なんて言った?お前が父さんなら?お前の父さんは死んだんだよ。そんな事も分かんねぇなら勝手に出ていって勝手に死んどけ。いいか、お前が言ったところでゴブリンやらに殺されるのがオチだ、お前は非力だからな。えんえん泣く事しかできねぇ泣き虫だからな。俺は昔冒険者だった、だがな仲間のみんなは死んで行った。仲間はお前よりも何倍も強かったのにな、それがどういう事かわかるか?お前は精神的にも肉体的にも未熟なんだよ。だから父親ずらの俺から言わせてもらう。お前は今のまま行ったら確実に死ぬ。だから行かないでくれ。少しは父親らしい事をやらせてくれ、息子を…お前を失いたくないんだ。」
「ッ!うぜぇんだよほんと、なんでそこまでして俺を止めようとすんだよ、俺はただの他人だろうが…」
「血が繋がってないからなんだ?それが一体何が悪い。息子を愛すことに血なんざ関係ねぇよ!俺は冒険者がどんどけ辛いかこの体で味わった。だからお前にはこんな辛い事は味わって欲しくないんだよ。でも、お前はバカだからこんなに言っても行くんだろうな。」
「あぁ行く!何があってもな。アンタに…父さんに止められてもな!」
「……ホントバカだな、お前。わかった、条件付きでお前が冒険者になる事許可してやる。」
「条件?」
「あぁ、条件は2つある。一つは、旅に出るのは二年後だ。もう1つは、旅に出て10年後には必ず戻ってこい。」
「なんで2年後なんだ?」
「2年間でお前を鍛えてやる。蛮族達に対抗出来るぐらいには低く見積っても2年は掛かる。それだけお前は弱いんだ。」
「俺は弱くねぇ!」
「そんだけ言うなら俺と立ち会え」
「おいおい、じじいをいたぶる趣味はねぇよ」
「そのじじいがやると言ってんだ。さっさと木刀を持て。もし勝ったら今すぐ旅に出てもいい」
「じゃあ乗ってやるよその勝負」
「掛かってこい」
「じじいをぶっ飛ばして俺は旅に出る。オラァ」
「ふざけてるのか?そんな切り方じゃあ魚しか切れねぇよ」
「ッチ。弾かれたか。じゃあこの連撃はどうだ!」
「連撃の数は悪くは無い。でも一つ一つの攻撃に重さが足りない。こんな攻撃じゃあ簡単にいなせるぞ」
「どうした?そんなもんか?そんなんじゃあゴブリンにも勝てねぇぞ」
「はぁはぁ…まだまだぁ!」
「次は重めの一撃か。そんな大振りじゃあ。隙が出来る」
「グハッ」
「おいおい、腹に一撃入っただけで限界か?」
「ふぅ…クソッ調子に乗るな!」
「適当に剣を振るだけで勝てるとでも思ってんのか?」
「(全部弾き返される…そろそろ体力的に限界が近い)」
「もう息が上がってんのか?体力が足りねぇんじゃねぇか?そんなに隙だらけじゃ、殴りたくなる」
「かはっ…(どうして勝てねぇんだ!くそっ!)」
「これで終わりだ。じっくり考えとくんだな」目にも見えない一撃だった
「…はっ!ここは家か?」
「起きたのか。あんなんでぶっ倒れるなんてやっぱお前はガキだな」
「クッソッ。どうやったらアンタに勝てんだよ」
「俺に教わるのが最短だろうな」
「アンタを倒す為にアンタに教わるなんてなんかおかしいだろ!」
「別に俺を倒せるなんかは最終目標だ、お前が1番にやる事は剣を教わって冒険者になる事だろ?俺はただそれに協力してやるって言ってんだ。人の善意は受け取っとくもんだぜ?。お前もわかったろ。力の差を」
「なんか偉そうなのは腹立つが。実際に手も足も出なかった…」
「そんな時は父親が居るぜ?」
「うぜぇ…けど、わかった。2年間アンタのとこで剣を習う。だがもう1つの条件がわかんねぇ。なんで10年で帰ってこいなんだ?」
「それはな、お前の人生を棒に振って欲しくないからだ。」
「10年で帰ってくるのと人生を棒に振るのはなんの関係もないだろ?」
「ふむ…なんというか俺な、この村の長するの疲れたんだよな…だから10年後にお前に継いで欲しい。」
「おいおい待て待て、俺人間だぞ?それにアンタより寿命も短ぇ。村のみんなが納得してくれるわけが無いと思うんだが…」
「この村は1番強い奴が長になる仕組みだから10年経ったらこの村の誰よりも強くなってるだろ。俺の息子だし」
「そんな適当な…」
「寿命に関しては俺は今年で249歳だ」
「なんの関係があるんだ?」
「近頃のリルドラケンの平均寿命は300歳ぐらいだと聞くもう余生を楽しんでもバチは当たらんだろ」
「そんなに年寄りだったのか。」
「なんだお前、父親の歳も知らんのか」
「じゃあアンタが俺に教えろや!」
「まぁそんな事はどうでもいい」
「モロに話ずらしたなぁ…」
「で、お前はこの条件を呑むのか?」
「まぁ10年で母さん見つけたら良いんだろ?なんら支障はねぇ、呑んでやるよ」
「よし、明日から剣の使い方をみっちり教えてやるよ、今日は寝てちゃんと体力回復しとけ」
「グゴォ…グゴォ」
「どんな寝息だよ…というか寝るの早え…」
まあこんな感じで和解って言うのかは分からんが終わったんだが、ホントにやべぇのは次の日の鍛錬だ。永遠と走らされて、永遠と剣を振り続けてをまる1日やらされた。スパルタとかいうそういうレベルじゃなかった。ずっと父さんが見てくれる訳では無いからこれが自主練の内容だった。父さんが居る時は永遠と対人戦を叩き込まれた。まぁこれがしんどんだよな。毎日青あざにタンコブだらけ、ひでぇもんだよ…まあこんなのを毎日してたら嫌でも体力は着くし剣の太刀筋も良くなるわけで、着実に実力は上がって行った。
どんどん父さんとの実力も縮まっていき、惜しいところまで行けるようになった。
でもあと少しがキツかった。行けると思った時にはもう地面に顔面を付けてた。これを力でも技量でも何か一つを父さんより上にならなくちゃ、多分ダメなんだと思う。だから、俺は力を全体的に上げるようにした。技量は経験の差がモロに響く、あと俺が得意のはぶん殴る事だけだったしな。そんでなんやかんやで2年間の修行が終わりを迎えそうになっていた。
「これでこんな最悪な鍛錬も最後かぁ。」
「なに呑気に言ってんだ、俺を倒さんと旅に出るの許さんぞ」
「は!?話とちげぇよ!」
「言ってなかったけ?」
「言ってねぇよ!」
「まぁ頑張れや」
「ぜってぇぶっ殺す」
「いいぞーその調子で怒りをぶつけろー」
「あの鼻をへし折ってやる。」
「その怒りが冷めんうちにやるぞ」
「覚悟しとけよマジで」
「じゃあ始めようぜ先手はそっちにやるよ」
「じゃあお言葉に甘えて」最初の一撃は少し重めで放った
「お、いい攻撃じゃねぇか。でも本気じゃねぇだろ?」手応えはあったがやはり綺麗にいなされた
「さぁこいよ、父さん」
「じゃあちゃんと受け止めろよ?」
「(父さんの一撃は俺の一撃の倍の威力はある。これをモロに守ると隙ができるな何としてもいなさねぇと)」
「グッ…なんとかいなすのが精一杯か…」
「最初の頃より強くなったなぁ。父さん嬉しいぞ」
「そんな軽口いつまで叩けるかな?(本気の一撃放つのも隙がデカいだから数で叩く)」
「連撃の速さも重さも申し分ない。だが、そんなんじゃあ決定打になんねぇぞ、」
「やっぱりまだ威力が足んねぇか」
「じゃあ俺の本気受け止めてみろよむ、ガブリエル」
「(父さんの本気の一撃なんて食らいたくねぇな。意地でも守るか避けねぇと)」
「さぁ受け止めるのも痛手だぜ?」
「じゃあその剣へし折ってやるよ(守るも避けるも出来ねぇなら正面からその剣をへし折るしかねぇ)」
「ウォォアォ!」
父さんの剣は空中に舞っていた
「隙だらけだぜ父さんッ!」
「完敗だ」
「ウォォラァ!」
父さんは壁に弾き飛ばされていた。
「ふぅ…なかなかこの歳になると体にこたえるな、イテテこれ腰折れてんじゃねぇか?」
「唾でもつけとけ治るよ。これで俺は冒険者になってもいいんだな?」
「まぁこんなに完敗したらな、はは」
「なんか嬉しそうに言うんだな、」
「息子の成長が嬉しくない親なんて居ねぇよ」
「親って厄介だな」
「そう言わんでくれ」
「ガブリエル、いつこの村出るんだ?」
「明日には出てぇけど旅の準備も出来てねぇからなぁ」
「ふむ、じゃあ父さんが準備手伝ってやるよ」
「いいのか?」
「勿論だ。俺は冒険者兼親だぜ?手伝うのが当たり前だ」
「あんがとよ、」
「なんだ照れてんのか?」
「照れてねぇよ!そんな事言うなら腰もっかいへし折るぞ!」
「おぉ怖い怖い」
「まぁ明日準備するから全財産もってこいよ」
「おう」
次の日。父さんがいたお掛けでスムーズに用意が出来て、後は別れだけだった
「……なんかさ、この村から出ていくなんて不思議な感覚だな…」
「何言ってんだ、好きな時に帰ってきたらいい。俺たちは待ってやるから」
「…あんがとよ…色々と」
「ふ、そうだぞもっと感謝しろよ」
「最後までアンタはうぜぇな!」
「そう言ってくれるなよ、まぁ頑張れや。お前は自慢の息子だ、」そう言って父さんは涙を流していた
「……父さんって涙腺あるんだな」
「俺がロボみたいなこと言うな。一応リルドラケンだぞ」
「そうか…そうだよな…なんかつれぇな別れって」
「何度も言うがいつでも戻ってこい」
「あぁ、またあんたを殴りたくなったら戻ってくるよ」
「次は負けねぇぞ?」
「負け犬はよく吠えるねぇ」
「次はお前が負け犬になる時だな。」
「負けねぇよ。あと俺猫派な」
「知らねぇよ」
「……じゃあ、行くよ」
「おう、絶対お前の母さん見つけてこいよ」
「見つけてくるよ。またなバカ父さん」
「頑張れよバカ息子」
そして年月が経ちギルドに所属した俺は母さんを探しつつ、仲間達と旅をしている。

「あんがとよ、俺の話に付き合ってくれて、礼にエール1杯奢ってやるよ。」

セッション履歴

No. 日付 タイトル 経験点 ガメル 名誉点 成長 GM 参加者
キャラクター作成 3,000 1,200 0
1話 1,120+100 970 筋力
2話 1,220+200 3,350 10 器用
3話 1,240+50+40 1,750 10 器用
4話 1,180+50 1,400-100 30 敏捷
情報料-100
5話 1,670 2,000+400 生命
前金+2000 魔剣 万物喰を入手
6話(前半) 1,970 1,450 器用
7話(後半) 3,050+100 2,600+1,200 105 筋力
生命
投げ銭 +1200G
8話 1,930 3,800 114 筋力
4点魔晶石+1
8話(外伝) 1,370+50 2,000+400 精神
8話(外伝2) 1,370+50+50 2,990 生命
8話(外伝3) 1,480+200 2,800 生命
9話 2,220+50 8,370 22+20 精神
9話(外伝) 1,680 7,200 筋力
9話(外伝 2 3 4 5) 7,790 28,500 148 筋力
筋力
器用
筋力
9話(外伝6) 1,690 4,800 10 器用
9話(外伝7) 2,940+50 15,000 120 筋力
9話(外伝8) 1,440+100 4,000 生命
9話(外伝9、外伝10) 3,540 11,200 50 器用
精神
9話(外伝11) 2,940+50 3,000 40 筋力
9話(外伝12) 2,000+100 5,500 40 器用
9話(外伝13) 1,930 7,000 87 精神
取得総計 50,010 122,780 806 26

収支履歴

ツーハンドソード ::-860
スプリントアーマー::-520
エール×5::-150
アウェイクポーション×1::-100
スマルティエの怪力の腕輪::-900
着替えセット×5::-50
保存食(1週間)×4::-200
ヒーリングポーション×5 ::-500
救命草×10 ::-300
保存食(干し肉)×10 ::-100
救命草×2 ::-60
冒険者セット ::-100
ハードレザー ::-340
バスタードソード ::-560
スカウト用ツール ::-100
白酒×5 ::-500
黄酒×3 ::-600
赤酒×1 ::-300
黄酒×2 ::-400
白酒×1 ::-100
黄酒×1 ::-200
白酒×2 ::-200
プレートアーマー(半額)::-600
多機能ブラックベルト::-4000
アイソーマスク::-2000
野伏のセービングマント::-9000
白酒×1::-100
黄酒×1::-200
魔香水×2 ::-1200
ヒーリングポーション×3 ::-300
マナチャージクリスタル(5点)×1::-2500
黄酒×2 ::-400
赤酒×1 ::-300
薬師道具セット×1 ::-200
黄酒×1 ::-200
レインボーリング×1 ::-5000
宗匠の腕輪×1 ::-1000
ペガサス×1 ::-20000
騎獣用甲冑×1 ::-3000
フリッカーハンマー×1 ::-3000
3点魔晶石×3 ::-900

チャットパレット