イリュージョナリー・ドージンローパー
- 知能
- なし
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 中立
- 穢れ
- 1
- 言語
- なし
- 生息地
- 魔域
- 知名度/弱点値
- 20/20
- 弱点
- 斬属性ダメージ+3点
- 先制値
- 0
- 移動速度
- ー
- 生命抵抗力
- 13 (20)
- 精神抵抗力
- 12 (19)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
触手 | 13 (20) | 0 | 10 (17) | 11 | 136 | 126 |
特殊能力
[常]:幻影
真偽判定目標値:23(19)
[常]:不意打ち
回避力-2
[常]:吸血/吸精
絡め取り中R終了時にHPまたはMP5奪取
[常]:完堕ち
吸血/吸精によりHPまたはMP0以下になると、以後は姿を見るだけで影響を受ける
[常]:強迫観念
真偽判定と魔物知識判定に成功したキャラクターは、以後ふつうの植物をローパーの擬態と疑うようになる
[主]:絡め取り
近接/命中力/消滅 あらゆる行為判定に-2 移動不能 冒険筋力で脱出可能
戦利品
- 自動
- ローパー液(200G/白A)
- 6~10
- ローパーの触手(1000G/緑白S)
- 11~
- うねるローパーの触手(2000G/金白S)
解説
名称:イリュージョナリー・ドージンローパー(AL6)
魔域に迷い込んだ生物を捕らえ、その生命力、精神力を糧にする吸血(精)植物であり、
種の生存戦略として魔法的な擬態能力を獲得した個体です。
特定の行動、状況がトリガーとなり攻撃的になる場合はありますが、
自身に攻撃を加えられない限り基本的には中立であり無害です。
また、魔法的な幻影によってありふれた植物の姿をとっているため、
この魔物に対して魔物知識判定を行うには、まず真偽判定に成功しなければなりません。
真偽判定の目標値はAL+12ですが、過去に一度でもドージンローパー系の被害に遭ったことのあるキャラクターであれば
AL+8になります。
なお、イリュージョナリー・ドージンローパーの擬態に不信を感じ、
真偽判定を行い、魔物知識判定に成功し正体を見破ったキャラクターは、
以後ふつうの植物を見ても「これはドージンローパーの擬態ではないか?」と疑いを持つようになります。
そのため、戦闘時などに植物の通常オブジェクトなどが存在した場合、まずそちらに注視してしまうため
最初の1R目が終了するまでの行動は真偽判定以外のあらゆる判定に-2のペナルティを負います。
この効果は精神疾患として扱います。キュア・ディシーズなどで解除でき、目標値はAL+9になります。
魔物知識判定で失敗した場合、
イリュージョナリー・ドージンローパーをただの花粉をまとった触手がうねるサボテンもどきと認識してしまうため、
しばしば戦闘発生時にパーティ側の自陣後衛に配置されることがあります。
敵対的となるトリガー行動については個体ごとにさまざまです。
比較的多い例としては魔力の消費(魔法の使用)や自エリアへの侵入(移動)、宣言型戦闘特技の使用、
特定の発言(「~なんだな、これが」等)などがあり、
これらはそのセッションのGMがあらかじめ設定しておきます。
設定されたトリガー行動が自エリア内で発生した場合、
イリュージョナリー・ドージンローパーは続く敵行動順にその対象を触手で絡めとります。
これは不意打ち扱いとなり、この攻撃に対しては回避力に-2のペナルティを負います。
触手が命中した対象はあらゆる行為判定に-2のペナルティを受け、移動不能となります。
さらにそのR終了時にHPまたはMPを「AL」点奪われます。
特に理由はありませんが、雄はHP、雌はMPを吸われることが多いようです。
この状態は、主行動で脱出判定に成功すれば解除できます。
目標値は触手の命中達成値、判定基準値は冒険者レベル+筋力Bです。
この際にも-2の行為ペナルティは受けます。
この攻撃によってHPまたはMPが0以下になった対象は、完堕ちします。
以後、ドージンローパー系の姿を見るだけで-2のペナルティを受け、
瞳孔または語尾に♡がつき移動不能になります。
この状態異常は呪い属性として扱い、解除の目標値はAL+8です。
一度に触手で攻撃できる対象は1体のみですが、
一度絡み付いてしまえば、吸血しつつ別の対象に攻撃することができます。
イリュージョナリー・ドージンローパーは魔域の難易度に応じて成長するため、
個体の強さはパーティのALを基準に算出されます。
ML=AL
命中力=AL+2
回避力=AL-1
防護点=AL
生命抵抗=AL+2
精神抵抗=AL+1
吸血ダメージ=AL
HP=15+(ALxAL)
MP=5+(ALxAL)