ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

4-6年生 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

4-6年生

基本取引価格:
知名度
形状
カテゴリ
製作時期
概要
効果
Ep7

▼4年生初日の朝
ピルクル「お姉ちゃんがいなくなっちゃった」
ノア「えっ」
ルー「ごはんできたよ(宇宙スクランブルエッグ)」
クロエ「カルピコちゃん早く見つけなきゃ…」

【カルピコの置き書き】
父を探しに行きます
すぐ帰るので心配しないでください

【🍋おじさんの置き手紙】
ちょっくら行ってくる。
まぁすぐ帰ってくるから心配しないでな。
ハラヘリ・ハングリード


【本棚に突っ込まれていた羊皮紙(ピルクルが解読)】
この文字が読めるのは恐らく相応の魔力を有している者じゃろう。
若しくは魔法の理解に長けている者じゃろうか。

端的に話そう。
最近ワシは友人に会った。まだ出会うはずの無い友人じゃ。こうしては居られん。
ワシはもう1人の友人を助けに『迷宮ガイア』の最奥へ向かう。

ワシは強いでの、何も心配は要らん。
2日もすれば戻るはずじゃ。が、

もしもの事があれば戻らぬかもしれん。
その時は『この手紙を読める者』にワシの友人を託したい。

願わくばこの手紙が悪意無き者の手にあらんことを。


(ページの端に小さく文字)
7h15 b0x w111 b10550m 1n 7h3 116h7 0f Ju1y'5 fu11 m00n.
(This box will blossom in the light of July's full moon.)
※箱=魔動機が入ってるカプセル?
 目覚めるはずのない魔動機(ゴマの魔動機?)が外にいた?

→🍋おじさんがいなくなり、カルピコが探しに行ったと考えられる
 ブラック先生とともに『ガイア』に行くことに


▼ガイア奥部
円筒状のポッドがある。
モリス「ルーンフォークのジェネレーターに近いけど、壊れてるみたい」
ポッドには刀傷が付いており、周辺には魔動機の破片が散らばっている。
ノア「……😨」
→既に空なのか、エスプレッソが開けて利用しようとしたのか……
→後に本棚であることが判明

【ポッドに書かれた何かの文字】
6414 W4rr10r5 : 6u4rd14n5 0f 7h3 B3h3m07h, 7h3 B3457 0f 7h3 34r7h
(Gaia Warriors : Guardians of the Behemoth, the Beast of the Earth)
※コッペパン印が付いてる

▼ガイア最奥部
カルピコが石化しており、奥で金色の魔動機が暴れている
B3h3m07h「ハングリード…」
倒すと寝始める、首に魔法陣があるのが見える。


【ハングリード家代々 記録書】

●パン・ハングリードの記録

(日付:約295年前)
この記録の全ては、私の師であり友であるゴマ・グラインの意志とともに綴るものである。
目的は、長い眠りについたゴマの悲願である『解除魔法』を完成させることにある。
詳細や研究記録は明文化せず必ず口頭で伝える事とする。

研究に大いに参考となると思われる『禁忌魔法』を記した書籍に関しては、ガイアのジェネレーターに『本棚』を作り管理する。
持ち出しを禁じ、ゴマの言いつけ通り魔法の使用も今後一切禁ずる。

●ジャム・ハングリードの記録

(日付:270年前)
禁書の第1巻が盗難にあった。すぐに取り返したため大事には至らなかったが、不安は残る。
盗賊は「中は誰にも見せてない」と話した。嘘をつかせない事は容易いが、情報が漏れてないかまでは分からない。
引き続き調査を続ける。

●ミルク・ハングリードの記録

(日付:200年前)
ついに悲願の『解除魔法』を完成させた。
だが、1つ問題がある。『解除魔法』は3獣が全て「待機状態」となる時のみ効果がある。
一度待機状態になれば5年はそのままだが、また活動を始めるだろう。
あの猛獣達に立ち向かうには、かつての4人ようなパーティが必要だ。

DeliDeliDiningのギルドは粒ぞろいだ。
だが、魂の気質毎に別れた寮は、各々が誇りと歴史を持ち始め、今ではすっかり仲が非常に悪くなってしまった。
力を合わせてもかつてのような力は発揮できないだろう。

魔法は無闇に伝われば対策も出来よう。
レシピはあえて直接伝えないこととする。妻と共に手段を講じよう。
ただ、そのうち1つだけは子に伝えようと思う。

5つの寮が心から信頼し合うとき、
その時こそ、私の願いが真に叶うときであろう。

●ハラヘリ・ハングリードの記録

(黒い何かで掠れてて文字が読めない)


※コッペパンのバッジ を てにいれた!


▼本棚
3冊分のスペースに2冊の本がある。
「1.服従魔法」
「3.超回復魔法」
とタイトルが書かれている。
→2巻が無くなってる!! 記憶消去or操作に関する本??(ピルクルがかけられた奴)


▼帰宅後クロエの部屋(西の部屋【情報②】の調査)
本棚の奥、見にくい場所に1mm*1mmくらいのミニチュアの扉があった(コッペパンの模様がついてる!)
ピルクル「開かない…」
ルー「同じコッペパン模様のものをいくつか見つけたら、それが鍵になるかもね」
→ベヒモス討伐後手に入れたコッペパンのバッジをかざすとぱかっと開く
 中には薄い本が一冊入っている

【寮魔法について】
情報が失われた時のため、 重要な記録以外はここに書き留めておく。

橙魔法…橙金の石
黄魔法…黄土の枝
赤魔法…赤火の皮
青魔法…青水の玉
緑魔法…緑木の貝

『解除魔法』は上記を【適切な】割合で混合し【ここで】調合すること。
使用には『満月草』が必要となることに注意。


▼カルピコの証言
「実は、あの場所(迷宮ガイア)で父に会えなかったのです」
「奥に向かった時、急に魔動機に襲われて、、」
「ですが、急に動きが止まったかと思うと、」
「あの巨大な魔動機が私に『あいつを探しに来たのだろう?彼は迷宮ポセイドンに向かった。友を助けに。』と話しかけてきて…」
「悪い魔動機じゃないと思ったんです、思ってたんですけど」
「その直後、、急に暴れだして、突然だったので目を見てしまい、そこからは記憶が無いです」

→迷宮ポセイドンは水が多い(カルピコ・ピルクルが予備調査に行ってくれるとのこと)


▼エピローグ
7月17日 夜
うつうつとしたトライアルが無事終わり、あなたはもうすぐ来る夏季休暇に浮かれています。
今年は何をするか、いろいろな計画を考えていることでしょう。

ふと、あなたのもっている、『ハラヘリ・ハングリードの手紙』をみます。
すると、その上には「灰色の鍵」がおかれています。

あなたのものでしょうか?いいえ、身に覚えがありません。
重い鍵を手に取る。
すると、、突然貴方の視界は暗くなり、目の前に、大きな大きな『舟』が現れます。
「お願い…お願い…」

………ふと、目を覚ます。
変な夢をみていたのでしょう。頭が冴えません。

今日は明るい。満月のようです。

Ep8

▼4年生sセメ初日の朝
※マルキスの部屋をサンデーが破壊した
※モリスの部屋にハリーが凸して返り討ちにあった

カルピコ「弟の部屋から…長い髪の毛が……!!これが噂の"ふぃあんせ"ってやつですか!」
ノア「」

ルー「パンケーキ焼いたよ☆」
モリス「ベジタリアンなのでいらないです」
マルキス「体調が万全じゃないんでいらないです」
クロエ「(食べた)……大海原が見えた……」
ノア「おいし~~~~~😊(アホ)」

カルピコ「神殿ポセイドンの下調べが終わりましたよ!街で聞き込みした結果…」
【街の噂】
来る5月の満月の日、ポセイドンの最奥の地「魔動機の龍」が現れる
カルピコ「だから、満月の日にポセイドンに近づいてはいけないらしいです」
クロエ「それってつまり、満月の日に行けば龍に逢えるってことだよね!」
ブラック先生「じゃあ、クエストはポセイドンに行こうな。俺がみんなに声かけとくよ」


ノア「来年、学年上がったらプロポーズしたいんだ…!」
モリス「お花、ノアが育ててプレゼントしたら?育て方教えるよ」
ノア「本当!?やった!俺頑張って綺麗な花育てるよ!」
※これがフラグになるなんて かなしい ないちゃう


▼サブクエスト
・魔動機文明語で書かれた羊皮紙
【情報④】羊皮紙…真名について
真名は学校のある魔動機によって、生徒に直接配布されている。
そのため先生・生徒問わず、お互いの真名を知ることはない仕組みだ。

真名は何のためにあるのか? →真名は解除魔法を作る際の配合割合を示していると考えられる
この魔動機を代々管理している名家「マクドナルド」であればその答えを知っているだろう。
マクドナルド家こそまさに、冒険者ギルドDeli Deli Diningの聖女ワッフル・スイートの妹の末柄なのだから。

・魔動機文明語で書かれた手記
【情報⑥】手記…聖女ワッフルの妹
聖女ワッフルの妹とは何者だったのか。
この問いについて言及することに、何の意味もなさない。
何故なら彼女は姉と異なり異端な魔法の才もなければ、特異な剣技を身に付けていたわけでもない。
ただ1つ特出すべき点があるのであれば、大変心の優しい女性だった。
その性格は血筋として受け継がれ、後の子孫がミルク・ハングリードの心を射止めることになったのだろう。


▼旧マクドナルド先生の部屋
マルキス「なんか本棚動かしたら変なマーク見つけたわ(ワッフルパフェマーク)」
→奥の通路を閉ざす魔法(抵抗値30)がかかっている
マルキス「多分奥にあるんだろうな、例の機械」


【調査隊 メンバー分け】
A:(君たち4人)
B:【カルピコ】【ピルクル】【ルー】【ライト】【リッカ】
C:【ブラック】【ハリー】【キャンディ】【サンデー】【バラライカ】【ゆとり】

※中間地点でB班と連絡とれず C班とは連絡ついた
ノア「赤い花びらが浮いてる…リッカちゃん…!!😰」


▼最奥
倒れているカルピコを庇うようにラテ先生が立ちはだかり、エスプレッソと戦っている。

【エスプレッソの発言】
「…どうして君が止めるんだ、ラテ。君ならわかってくれるはずだ。」
「この子達は不穏分子だ。大切な『戦力』をどうにかしようとしていた。」
「今、この子達は『満足な指導が受けられず迷宮に潜ったことで、不運にも事故死する』」
「必要な犠牲なんだ。そうだろう?この国を変えるために。」
「最も、嘘の噂に騙されてまんまと現れるような子達だからね、、遅かれ早かれってやつさ。」

操られているマルフォートが試作品の魔動機(ドラゴネット・フォートレス)を召喚→戦闘→撃破

ブラック先生「おい、どうしたんだ!?(ダッシュで駆け付ける)」
エスプレッソ「……。」

【アールグレイの発言】
アールグレイが静かに話します
「ねぇ、貴方の計画もこれで破綻よ…。いまからなら、まだやり直す機会もあるはず。」
すると、エスプレッソの声色が変わります。
「うるさい…!この計画は、、僕の、僕の人生の全てなんだ」
「見ててよ…母さん…」

その後謎の呪いのかかった矢がブラック先生の足に命中(エスプレッソぱいせん弓できたんだっけ?)。
水氷魔法を瀕死で受けきると、ピアスから男性の声(ピルクルっぽい)が聞こえてくる。

【通話のピアスからの声】
「みな……聞こ……すか?」
「………の龍が…………」

「……ここは……ボ…ロフ…の…の裏……繋がって……」

そして、連絡が途切れます。
クロエ「ボドロフ湖!ボドロフ湖って言ったよ今!」
ラテ先生「えっ…でも滝の奥に行くなんて、大きな船でもないと…」

マルフォートが目覚める。
マルフォート「なぜ…すべて覚えてるんだ……むしろ忘れた方が楽だったのに」
【マルフォートの証言】
「あの人(エスプレッソ)のやったことは…僕が先生たちに証言しよう」
「あの人は…そう、僕にこう言ったんだ」
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『真名が全て集まった。つまり。』
『ハングリード家が復元したレシピが手に入った、という事だ。
魔法文明時代の古代魔法【解除魔法】のレシピだ。これであの魔導機たちは【蛮族の呪い】から解き放たれる。
そうすれば、以前のように【雷雨の時期の満月の夜】以外も魔動機に対して【服従魔法】の効果が発揮出来る』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「明らかに、昨年学校を襲った魔動機の龍のことだ」
「……なぜ…加担していたんだろうか……」

※もしかして真名って寮ごとに同じだったのかな?
 だとしたらピルクル(ノコリパン寮)の真名はノアと同じはずなので、
 操られてた=真名エスプレッソにばれてた=解除魔法完成して龍出てきちゃったってことかも
 そしたら、すでに全員の真名はバレてるってことになるのかなあ 実はもう隠す必要もないのかも
 だとしたらノコリパン寮で真名ない人たちはなんなんだって話になるけど…
 →ピルクル含めノコリパン寮の生徒は真名がないことが判明 エスプレッソは"解除魔法は完成した"と勘違いしてるっぽい


ラテ先生とマルフォート、ブラック先生は<王家の剣>に行くことに…
マルフォートとブラック先生の説得の結果、エスプレッソは校長から降ろされたが行方不明に

【マルフォートの発言】
「……僕が信用出来ないかもしれない。それは分かる。だけれども言わせてくれ。」
「僕の真名は『FOUR』だ。」
「…お前等が僕の真名を知っているのは分かってる。」
「だけど、、自分なりの誠意の現れだと、、思ってくれたら…嬉しいのだけど…」
「…別にお前らが好きだとか、そういうのじゃないが!」
★『寮魔法 緑』の皆伝が解放されました!★

マルキス「ドンマイドンマイ、切り替えてこ」
クロエ「操られてたし仕方ないよ」
ノア「俺たち友達じゃん」
マルフォート「なんなんだこいつら」


カルピコちゃんを学校まで連れ帰ると、無事目を覚ました
クロエ「カルピコちゃん、何があったの?」
カルピコ「……記憶があるのは、ダンジョンを探索していたら、何か音楽が聞こえてきて…そしたら急に眠気が……」
カルピコ「そこからは…何も覚えてないです」

ラテ先生着
ラテ先生「ブラック先生とマルフォートくんは<王家の剣>で療養してるわ」
モリス「ラテ先生、エスプレッソの目的知ってた。目的、なんだったの?」

【アールグレイの話】
「…私はね、エスプレッソと幼馴染みたいなもの。エスプレッソとは、この王国の北側の山の村で育ったの。」
「生まれについては私にも詳しくは分からないわ。けれど彼は…」
「この国の『王』になりたがっているのよ。まぁ、幼い頃はみんなそんなことを言うものだけれど…」
「でもね、成長するにつれて、その言葉の本気さをひしひしと感じるようになってきたわ。
 その為に、苦手だった剣術を来る日も来る日も磨いて、、結果は知っての通り、剣聖とまで呼ばれ名が通るようになった。」
「彼はずっと、力と名声を死に物狂いで手に入れようとしているの。」
「危ういのよ。。だから、私が何とか止めなきゃ。。そう思っていたのだけれど。。」

クロエ「マザコンかあ…(小声)」

ラテ先生「ボドロフ湖の滝を越える方法についてだけど、やっぱり船の心当たりはないわね…」
カルピコ「大きな船…どうにか…見つけないと…」
ノア「なんか大きな船の夢見たなあ…あっ、禁書庫!ラテ先生とカルピコちゃん、魔法ギルドだよね?
   禁書庫に何か参考になる本ないかなあ」
ラテ先生「入れるわよ、いってみましょうか」

→禁書庫でまた懐かしい声が聞こえる、その声を辿っていくと灰色の箱が…

クロエ「鍵かかってる!」
ノア「もしかして、7月の満月まで…開かないの…??(半泣き)」
ラテ先生「もうここにはなにも役に立つものは無さそうね」


【描写】
うつうつとしたトライアルが無事終わり
あなたはもうすぐ来る夏季休暇に浮かれています。
今年は何をするか、いろいろな計画を考えていることでしょう。
※プロポーズのために育ててた花に水をやりながら死にそうな顔をしています

ふと、あなたのもっている、『ハラヘリ・ハングリードの手紙』をみます。
すると、その上には「灰色の鍵」がおかれています。
あなたのものでしょうか?いいえ、身に覚えがありません。

ノア「鍵だ!!ということは、箱が開くかも」
箱を開けると、扉が出現→地下への階段が続いている
→地下階段を降り切ったところは広い場所、水がたまっていて大きな方舟が停泊している

【声】
「やっと会えた…お願い、こっちよ」その声は船の中から聞こえる

声の聞こえる方、操舵室に入ると…鳩の、見覚えのある印がある
手元のエンブレムをかざすと舟が青く光り輝き、操縦できる状態に

【エンブレムの近くに書かれた文字】
7hund3r Mo0n h45 h1gh wave5, 4nd the dr4g0n r04r5, h4rb0r1ng power.
Hung3r Mo0n h45 dry w4t3r5, 4nd the dr4g0n 5h1v3r5, lo51ng power.

"Thunder Moon has high waves, and the dragon roars, harboring power.
Hunger Moon has dry waters, and the dragon shivers, losing power."

「雷の月には高波が立ち、龍は咆哮し、力を宿す。
飢えの月には水が干上がり、龍は震え、力を失う。」

ノア「助けに行ける!!これでリッカちゃんを助けに行けるぞー!!(みんなをたたき起こすためダッシュで消える)」

【エピローグ】
ルーは暗闇で目を覚ます。冷たい岩盤が体を冷やす。…腰が痛い。ゆっくりと寝返りを打つ。
ああ、そういえば遭難してるんだっけ。

「…大丈夫ですか?寝れませんか?」
ピルクルの声がする。ビクッとしながら、乾いた声で返答する。
「だ、大丈夫。ちょっと寒くて起きただけだよ。」

しばらく沈黙した後、ルーはぽつりとつぶやく
「…帰れるかな。」

すると、ピルクルはマントを掛けながら
「……大丈夫です。僕が責任をもってルーさんとみんなを届けますよ」
「さ、…見張り交代まで、まだ時間があります。よく休んでください。」

まどろみの中、ルーはふと
そういえば昔もこんなことあったっけな、と思う。
そのときも、、確か、、、

Ep9

慌ててみんなをたたき起こして船に連れて行ったノア
モリス「(寝てる)」
マルキス「寝てからでよくない?」

ラテ先生も叩き起こして事情を説明、扉をくぐろうとする
ラテ先生「えっみんな消えたんだけど」
クロエ「入れる人と入れない人がいるんだね」
ノア「行かなきゃ行かなきゃ( ;∀;)」
ラテ先生「せめて寝てからにしなさい」

翌朝、扉をくぐれた4人+カルピコちゃんで出発
キャンディ「絶対帰ってきてね!絶対だからね!!」
クロエ「大丈夫、ちゃんとみんなで帰ってくるよ!」

水路を抜け、水の壁に突撃後潜水して滝の目の前に出る
ノア「いけー!!」
マルキス「ちょっとは遠慮してくれない?」
滝に突っ込み無事(?)未知ダンジョンへ

シーサーペントを倒した後、手記を発見
【手記】
もうここからは出られない。
最後に書き留めよう。

ロブ・グランゼール崩御。
新王ジョエル・グランゼールが即位した。

だが、玉座を次ぐに相応しいのはジョエルの弟だ。あんな引き篭りジョエルに継がせるなんて。
ジョエルはロブ王の様な剣の才もない。レナ様の様に非凡な魔法も使えない。

腹違いの弟がいる事が知られ、あの方の実力が広まれば、新王をよく思わないものも現れるだろう。

あぁ…願わくば、我が君に永遠の栄光を。


小舟で進んでいくと、最奥部に謎の小屋が…
ルー「地底湖魚のムニエルだよ♡」
ピルクル「魔動機文明風味でおいしいね♡」
マルキス「来るとこ間違えたかな」

リッカ、ライト、ピルクル、ルーと合流
リッカ「(無言で後ろから抱きつく)」
ノア「うわあ~~~~~よかったあ~~~~(号泣)」


▼ピルクルの説明
「何者か分からないけど襲われて…そこからの記憶はないんだけど」
「僕たち気付いたら洞窟の奥に打ち上げられてたんだ。」
「数日迷ってたんだが…倒れて…そこで、あるルーンフォークに助けられたんだ。」

「そしたら、優しいその人がこの家に案内してくれたんだ。」
「その後は…迷宮に戻るって言ったきり姿を見せなくなっちゃった。」


その後、無事5年に昇級。
ラテ先生「<王家の剣>にいた生徒は全員こっちの後者に戻ることになったの」
ラテ先生「ブラック先生が校長を継ぐことになったから、私がノコリパン寮の寮監になるわ。よろしくね」


サンデー「ね、お母さん戻ってきたから真名のこと聞きに行こう」
ピルクル・カルピコ「一緒に行きたい」

マクドナルド先生「そうね…話す時期かと思っていたところよ。ついてきなさい」

扉の向こうは教会、祈りをささげるシロップ・ハングリード(マクドナルド)の石像と猪の魔動機?がいる
猪「我が名はグリン・ブルスティ」

【情報⑤】グリンブルスティによる「真名について」の説明
「真名を持つ者は『特殊寮魔法』の効果を受けない。だが、それは自ら真名を話すまでだ。
伝え聞いたり手紙で知っても真名の効果は無くならない。」
「…だが、ノコリパン寮は例外だ。お主らにはそもそも真名を与えなかった。ワシがな。」

「真名は『解除魔法』のレシピそのものだ」
「そして、真名を直接聞かねばレシピは意味を成さぬ。偶然合ってても何も起こらぬ。」

「重要な情報だからだ。じゃがの、『解除魔法』で『蛮族の呪い』から解放する事は決して良いことだけではない。
それはつまり、管理下にあった猛獣を解き放つことと同義かもしれぬ。
今のところ蛮族からの命令が無ければ動くことは無いからな。」
「だからこそ、我が主シロップ様は最後の1つのレシピを真名から外した。ミルク様亡き後に。
だから、全生徒を集めて真名を聞いてもムダだろう、何処ぞの若造のようにな。
もっとも、そヤツは愚かにも完成させた気になっているが。」
「……無論、その猛獣たちにとっては酷なことではあるのだが。」

報酬:900G/人

猪「自惚れるなよ。お主らをノコリパン寮に組み分けたのは、ミルク様に魂の形が似ていたからというだけだ」
猪「特殊な力があるとかそういうことではない」


【サンデーの発言】
「…私は、シロップさんが伝えたかったのはもっと違うと思う」
「シロップさんは、きっと未来に最後の真名が分かるって分かってたんじゃないかな?」

「…だって、優しいシロップさんは三獣の魔動機を見捨てないはず。私はシロップさんを信じる。」

すると、サンデーは震えながら話します。
「…私の真名は『TWO』」
「きっと、解除魔法には意味があるはず」

★青魔法の皆伝が解放されました!★

猪「カルピコ様、貴女はシロップ様の優しさを最も受け継いでおられる。貴女の優しさが世界を救うこともありましょう」


片足が義足になってしまったパパブラック先生と再会
ブラック先生「久しぶりだな。元気にしてたか?」
ノア「元気だよ!!先生はどう最近?」
ブラック先生「校長って大変だなって感じだよ」
ブラック先生「滝の裏側行くんだってな。以前の俺なら止めていただろうが、今やみんな立派な冒険者だからな」
ブラック先生「ただ、かわいい教え子であることは変わらない。これを持って行ってくれ」
※通話のピアスを貰った!


🌕Hunger moon(2月)の満月の日
ピルクルたちを助けてくれたルーンフォークに会いにまた滝の中へ

【情報⑦】羊皮紙
かの三獣は今も、ある迷宮の奥に眠る『ある魔剣』 の意志により「人族を殲滅する」呪いにかかっている。
呪いからの解放を求め、友との再会を待っている。
報酬:500G/人


魔動機J49h37h(ヤペテ)撃破の後、声が聞こえる

【声】
「…ありが、とう、ぼくらの、希望」
「奥で…お父さ…助けを待ってる…お願い」

ノア「……(´;ω;)」


奥に進むと、暴れている13v147h4n(レヴィアタン)と交戦している🍋おじさんが…
→無事撃破、電源を落とすことに成功 首元に文様があることが分かる(呪いだと思われる)

【ある魔法使い(🍋おじさん)の発言】
「コイツは俺の友達だ」
「だからな、『解除魔法』で救ってやりたいんだ」
「『解除魔法』はわたしの信頼する愛弟子、パンが何としても作ると話していた。
そして、その答えをきっとお前らが探し当てるとも信じていた。」
「だが、、これ以上俺のエゴに付き合わせて…誰かを危険な目に合わせる訳にはいかんと思ったんだ。
だから、なんとかひとりで先に魔動機たちを『休止状態』にしておきたかった。」
「…結果はこのザマだ。」

「……結局俺は、300年前と何も変わってない。何も成長してないのかもしれんな。」

「俺の本当の名前はゴマ・グライン。だましているようで申し訳なかったな」
「俺は『ティエンス』なんだ。」
「十数年前に我が友『ハラヘリ・ハングリード』に起こしてもらった。」
「…その後すぐに、あやつに殺されてしまったがな。」
「だが受け取ったものもある。『真名』だ。」
「NO41-1、君に託した希望の名の事だ。」

モリス「あいつってだれ?」
ゴマ「エスプレッソだ。当時は気がつかなかったが…あの弓の才は間違いない」
クロエ「えっ、エスプレッソ先輩って剣使いじゃないの?」
ゴマ「剣使いの方が人が付いてくると思ったんだろう。だが、あいつが本来得意なのは弓の方だ」
クロエ「そうだったんだ…でも、人殺しの時点で誰も付いてこないと思うけどな」


🍋おじさんがカルピコ、ピルクルに手をかざすと、二人は眠るように気絶した
「目の前で父を殺されたんだ、二人は廃人寸前だった…記憶をいじるほかなかった。これが最善だったのか分からないが…」
「お前たちは、もう学校の枠を超えた冒険者だ。わしの願いを叶えるのを、手伝ってはくれないか」

【ゴマ・グラインの願い】
「俺は、魔動機たちを呪いから完全に救うための手段を弟子に託してこの時代まで眠っていた。」
「『蛮族の呪い』をかけた強大な「何か」がこの迷宮にいるはずだ。」
「そして、、その場所をエスプレッソは何故か先に知っていたようだ。」
「ココナッツ樹海の奥地にある、ダンジョン『ウラノス』だ。ここには3獣で最も強い魔導機『ジズ』も眠っている。」

「我が弟子パンが考案した『解除魔法』は、単に『蛮族の呪い』から解放されるだけでは無い。」
「禁忌魔法による服従も阻止できる。だから本当の意味で自由になれる。」

「いまこそ『解除魔法』を完成させるときだ。」
「だが、肝心のレシピは…まだ揃ってない。そうだね?」


ノア「うん…それに、ココナッツ樹海のダンジョン教えちゃったの俺なんだ。責任取らなきゃ」
ゴマ「まあ、遅かれ早かれやつに見つかっていただろう」
ゴマ「カルピコとピルクルを連れて帰ってくれ。わしはルーンフォークたちの指示を解除してくる。また会おう」

ノコリパン寮でカルピコとピルクルは目を覚ますが、ピルクルはショックのあまり引きこもってしまう
カルピコは号泣した後、ちょっとだけ落ち着いて自室へ
カルピコ「でも、最初から違和感あったんです…だから、時間はかかるけど、受け入れられると思います」


📝学期末、テストの日
キャンディ「ノアってなんでいつもリッカと一緒にいるの?」
ノア「俺、リッカちゃんが好きなんだ。だから、一緒にいたくて」
キャンディ「ふーん……そっか、まあ知ってたけど…。応援してるよ」
ノア「ありがとう!! (キャンディちゃんの笑顔がいつもより眩しいな、どうしてだろう…)」


クロエ「あれっなんでここでぼーっとしてるの?」
ハリー「いや…僕、エスプレッソ先輩に憧れて頑張ってたのに、あれは幻想だったのかなって」
ハリー「次は誰を目標にすればいいんだろう」
クロエ「誰も目指さなくていいんじゃない?ただ強くなれば」
ハリー「そうかな…」
クロエ「っていうか、転科したよね?ここにいていいの?」
ハリー「あっ…!!」 ※なお遅刻した


言い争っているマクドナルド親子にマルフォートが割って入ってサンデーを引っ張って退避
→モリスがサンデーとそこらへんの花の蜜を食べ始める(?)
マルフォート「……」
マルキス「……」
マルフォート「お前も苦労してるんだな」
マルキス「分かる?やっとお前と仲良くなれそうだよ」


ルー「半年遅れちゃったけど卒業したよ。学者の方が私に合ってる気がして魔導士ギルドの迷宮研究者になることにしたよ」
ルー「ゴマは、どうも悪い人に思えないんだよね…どう思う?」
ノア「ゴマおじさんは悪い人じゃないよ!!」
ルー「知り合いみたいな言い方するね」
モリス「(ゴマと)一緒にごはんたべよ~ルーせんぱい~」
ルー「そうだね、今度一緒に行こうか」


【エピローグ】
ここ、ノコリパン寮には現在、寮生の住む部屋が6つある。
去年入学してきた後輩の4部屋は2階。
そして、談話室のある1階に2部屋。
俺の部屋は1番奥の1番北の部屋だ。昼は陽が入らず暗く、夜は肌寒い。とても心地が良い部屋だ。

けれども俺は扉を開く。
殺された父の為、残された姉の為。
この身の呪いは既に解かれた。
あとはただ、あの日の誓いにただ従うだけ。

出口のない迷宮を今日も彷徨う。
救えぬ者になろうとも。

Ep10

朝起きるとルーが…
モリス「ルー先輩、なんでここに」
ルー「勝手に魔動機修理してたら怒られちゃったんだよねー…だから辞めてきた」
ルー「そういえば、ゴマに詳しい人が知ってるんだよね。紹介してよ!
   そこでいい情報が得られたら、予算が下りて独立した研究室立ち上げられたりして…」
カルピコ「ルーさんが研究室立ち上げるなら一緒に仕事したいですー」
ルー「じゃあ助手1号だね!私は東港街区に住んでるから、行くとき声かけてねー」

東港街区富裕街の方向に歩いていくと、ドレス姿のキャンディを目撃。
リカントの女性「ロースト様。舞踏会では娘をよろしくお願いいたしますね」
ロースト(貴族っぽい)「もちろん、会場までエスコートしますよ」
キャンディ「……(人形のような無表情で馬車に乗って消えていく)」
ノア「……??」
クロエ「キャンディちゃん、富裕街の子だったんだね」

ルーの住所に行くと…公園かと思うほど広い庭のあるお屋敷が…
ヒート・リゾット「お待ちしておりました」
マルキス「すみません間違えました」
ヒート「中へどうぞ(にっこり)」

ルー「よし、行こう!!ゴマに詳しい人のところへ」
ノア「ルー先輩、その前に言っておかなきゃいけないことが」
ルー「何?今なら何でも信じられるよ」
ノア「本当??何でも??…あのね、🍋おじさんってゴマ本人なんだよね」
ルー「えっっ…それってつまり出題者に答え聞きに行くものじゃん…!!!待ってて、資料全部持ってくるっ!!」
山ほど資料を抱えて出てくる苦笑い執事ヒート、手ぶらのルー先輩

ゴマ「おう、どうした。隣の人は?」
ノア「遊びに来ちゃった!隣はね、学校の先輩。ルー先輩はゴマ研究者なんだよ」
※ルーがゴマ限界オタクっぷりを発揮、🍋おじさんをドナドナした


一週間後、ルーとゴマからそれぞれ手紙が届く。
【ルーからの手紙】
やあ後輩たち!この間はいい出会いをありがとう。
お陰で寮魔法について色々分かったことが有るんだ。
それをまとめて君達にも味わってもらおうと思う。
おっと、感想は羊皮紙10枚以内で頼むよ。では。
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【寮魔法について】
■寮魔法の効果について
ゴマ・グラインとパン・ハングリードが考案し作成した特殊魔法。
効果対象を『DeliDeliDining所属者』に限定する事で神にも匹敵するような強力な効果を発揮できる。
中には敵に対する攻撃魔法なども存在するが、その本質は自分自身の魔力素質を高める事にあり、
効果対象が所属者である事に変わりはない。
パン・ハングリードはこの寮魔法を応用し、魔動機に対してのみ強力な効果を持つ『対魔動機服従魔法』を作成した。
その他、寮魔法の特徴については以下に記した事が実証されている。

★ルール
・寮魔法は「Deli Deli Dining」の生徒及び卒業生に対してのみ効果がある。
・中でも強力な効果のある魔法を特殊寮魔法、またはその危険性が故に『禁忌魔法』と呼ぶ。
・「真名」がある者は禁忌魔法からの加護を得る。この加護は自ら真名を話すまで効果が持続する。
 伝え聞いたり手紙で知っても真名の効果は無くならない。
・禁忌魔法にかけられた者は、体の何処かに小さな魔法陣が刻印される。その模様は禁忌魔法であれば種類に依らず同じ。
・同名の禁忌魔法は重ね掛け不可。後から掛けられた同名の禁忌魔法の効果は無効。
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【ゴマからの調査依頼】
やぁ、先日は楽しい友人を紹介してくれてありがとう。
彼女は最近毎日やってくるもんだから、お陰で細かい悩みを考える暇がないよ。
さて、この手紙の趣旨はダンジョン「ウラノス」の調査依頼じゃ。

■依頼目的
迷宮ウラノスの調査、及び魔動機「ジズ」の沈静化

■依頼内容
私の予測では魔動機「レヴィアタン」が活発な今の時期が「ジズ」の動きが鈍くなるはすじゃ。
迷宮ウラノスの奥地へ行き「ジズ」の沈静化を依頼したい。君たちが腕の経つ冒険者と見込んでの依頼だ。
ああ、私の見立てで4人の学生に助っ人として声をかけたんだ。今回の件、念の為それ以外の者には内密に。
7日後、ココナッツ樹海の入口で待ってておくれ。
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サンデー、ハリー、キャンディ、そしてにこにこのマルフォートが樹海の入口で待っている。
マルフォート「来たな!俺はとある高名なお方の命でここに来た。お前らは俺の護衛だ。ついてこい!」
マルキス「調子戻ったようで何より」
クロエ「後衛は後ろにいた方がいいんじゃない?」
マルフォート「うるさい!」

ハリー「僕、もう少しで悟れると思うんだ」
クロエ「どういうこと?」
ハリー「実は僕、エスプレッソさんの盾になりたくて入学したんだ。でも、才能がないってことに気付いたし、
    エスプレッソさんもあんな感じだし…だけど、魔法だったら誰かの役に立てるかもって」
クロエ「いいじゃん!がんばって!」
ハリー「入学した時の理想と全然違ってきちゃったな」
クロエ「変わったっていいんじゃない?それを学ぶのも勉強だし」
ハリー「君って大人だよね」
クロエ「同い年だよ」

ココナッツ樹海の最奥、あの丸扉が人一人入れるくらい開いている。
マルフォート「あれっ、何故開いてるんだ?」
クロエ「ネズミが入ったか…」
ノア「弓が得意な剣士ネズミが入ったみたいだね」
マルキス「駆除しないとな」
マルフォート「童話かなにかの話か?」

中は天井が高く、断崖絶壁の細い道が続いている。時折強い風が奥から吹いている。
サンデー「本当にここ行くの…?」
クロエ「落ちちゃったらぐりおで回収するから安心して☆」

中間地点で襲って来た魔動機スカイホエールと戦闘
サンデー「…邪魔(魔法をぶち込みとどめを刺す)」
ノア「つよーい!」
クロエ「かっこいいー!」
一方、怪我をして前衛から離脱していたキャンディ
マルフォート「おい!!あんな無茶な突っ込み方しやがって…!死にたいのか!?」
キャンディ「うるさいわね!!フォローが遅いのよ!!」
ノア「まあまあ…怪我大丈夫?キャンディちゃん。いのちだいじにだよ」
キャンディ「ふんっ分かってるわよ、私だって冒険者なんだから!」
マルフォート「本当か…??おい、ハリー。前衛のお前がキャンディを止めるんだ。頼んだぞ」
ハリー「任せて。次は殴ってでも止めるよ」

満月草咲き誇る迷宮ウラノスの奥地、銀色の翼輝く魔動機ジズが…眠りについていた
ピルクル「……(無言で魔法をぶっ飛ばしてくる)」

参戦を阻止するかのような矢が閃光を伴い飛んでくる
ノア・クロエ「あっ(察し)」
エスプレッソ「久しぶりだね。まさかあの濁流の中を生き残っていたとは…認めるよ。君たちは本当に優秀だ
       だからこそ、これ以上この件に関わるのはよさないか?どうだろう」
ノア「…そこまでして王位が欲しいんだ」
エスプレッソ「ん、今なんて言った?」
ノア「何でもなーい☆」
クロエ「wwwwww」
マルキス「いくら出してくれるんです?」
エスプレッソ「ほう、いくらなら応じてくれるんだ?」
マルキス「質問に質問で返さないでもらえますか???」
ノア「俺たちを懐柔しようとするの諦めた方がいいと思うよwwwww」
エスプレッソ「(ガン無視)……モリス君、貴女はどうなんだい?君は賢いから分かるだろう」
モリス「あなたの虹の道はくるくる風にゆだねちゃだめだよ。みんなの涙のくもがふわふわ泣いちゃうから」
ノア「分かる、分かるぞ…!(感動)」
クロエ「すごい、なんとなく言いたいことが分かる!!(感動)」
エスプレッソ「はあ…君たちには言葉が通じないようだね。言葉が通じないなら黙っててもらおう
       この国のため、この世界のため…これ以上君たちに関わってもらうわけにはいかない」

雷迸る弓を構えたエスプレッソと戦闘
ノア・クロエ「喰らえ、"神火ノ烈撃ディヴァインフレア"!!!」
エスプレッソ「そんな…こんな、はずでは…何故、お前たちはこんなに強いんだ」
マルキス「絆の勝利だよ」
エスプレッソ「うう…まだ俺は、道半ばなんだ。そうだろ?母さん」
突然あたりが暗くなり、エスプレッソの前に赤黒く輝く剣が現れる

【不穏な声】
「…然(さ)り。忌まわしき父と兄に一矢報ゆるまでは、吾、汝を死に赴かしめはせぬ。苦悶と血の味をいつまでも汝に齎(もたら)さん。」
「されば、我が身に手を掛けよ。剣聖たる汝ならば、この刃の業を扱い得ん──ただし、その代償は魂の寄進なり。」
「解除の術など無粋。汝には蛮族の力を賦え、三獣を従えし覇威を与えよう。汝が踏むは滅びの道ぞ。」

すると、エスプレッソは不敵に笑います。
「構わん。たとえ我が身が滅びようとも、この血が邪道を貫き仇を討つまでだ。」

そして、その剣に手をかけます。

エスプレッソがその剣を一振りすると、後ろで眠っていたはずの魔動機ジズが羽ばたき、エスプレッソとピルクルを背に乗せて飛び立とうとする
阻止しようとキャンディが飛び出し、ハリーが殴って止めようとするも振り切って走っていってしまう
エスプレッソが放った矢がキャンディの利き腕を貫き、その勢いでキャンディは後ろに倒れ込む
ジズたちはどこかに飛び去ってしまった…

キャンディは気絶し、矢を受けた腕は黒く変色している
ノア「あっ…!これブラック先生と同じだ…」
マルフォート「今すぐ学校の医務室に向かうぞ!おい、何突っ立ってるんだハリー!」
ノア「俺がキャンディちゃん背負うよ」
クロエ「じゃあハリーはぐりおに括り付けて持ってくね」

【ハリーのつぶやき】
「…キャンディを止められなかった。止められたのに。」
「…違う、そうじゃない。」
「覚悟が足りなかったんだ。本当は魔法を使えば止められたはずなのに、自分の実力を信じきれなかったんだ。」

そして、泣きじゃくりながら君達に向き直り
「僕、僕の真名。『THREE』なんだ。」
「これは自己満足。覚悟の証。」
「だから、次は無い。今度こそ君たちを護るから!!」

★橙魔法の皆伝が解放されました!★


キャンディは利き腕が動かなくなり、その後授業に出なくなってしまった
マルフォート「…今は医務室で安静にしている。俺の責任だ、本当にすまなかった」
ノア「マルフォートのせいじゃないよ。あれは仕方なかったと思う、命があっただけよかったよ」
マルフォート「だが、利き腕が使えなくなってしまったんだぞ!冒険者の前衛なのに…」
ノア「こうなっちゃったのはしょうがないからさ。それに、利き腕が使えなくても戦う方法はあるかもしれないし。
   戦いの矢面に立たなくてもできることはあると思うし。」
マルフォート「そうか…その言葉、キャンディに直接伝えてやってくれ。俺が何を言っても聞かないんだ…」

医務室へ顔パスでin
ノア「(コンコン)」
キャンディ「…どうぞ」
マルキス「ドアが開きまーす↑(ガチャ)」
クロエ「ご注意くださーい↑」
キャンディ「あなたたち、何やってるの??」
ノア「お見舞いに来たんだよー」
キャンディ「そう、ありがとう」
ノア「(元気ないなあ…)怪我まだ痛むの?」
キャンディ「痛みはないけど、感覚がないの。しかもこれ、進行するみたいだし…」
クロエ「いい義手ないかなー、ロケットパンチが出るやつ!」
キャンディ「ロケットパンチはちょっと…」
キャンディ「ねえ、私がパーティーに向かうところ…いたよね?」
ノア「うん、見てたよ」
キャンディ「どう思った…?」
ノア「えっ、キャンディちゃん美人だなーって思ったけど…」
クロエ「!?wwwww」
キャンディ「(布団の中に潜る)」
ノア「!?…ごめん変な意味じゃないんだ、でも寂しそうな顔してるなーって思ったよ。本当は行きたくなかったの?」
キャンディ「うん。私が一緒にいたのは成功者街の貴族の方で…私がこの学校に入ったのもお母さんに勧められて」
キャンディ「いい冒険者になって、いい家に嫁ぐ。そして成功者街にお父さんとお母さんを呼ぶ。それが私の役目…」
ノア「でもそれ、キャンディちゃんが本当にやりたいことなの?」
キャンディ「どうなんでしょうね。よくわからなくなっちゃった。どうせ冒険者で大成することなんてもう…」
ノア「じゃあ、これを機に本当にやりたい事が見つかるといいね」
キャンディ「そうね。結局私は冒険者になりたかったのかしら…でも、あなたたちと迷宮で競ったのも、自分が強くなるのも楽しかった」
モリス「あなたがやりたいこと、あなた自身が悩んでる。けど、何を選んでもわたしたち応援する」
モリス「冒険者に戻りたいなら、わたしたち一生懸命義手を探す。他のことがしたいなら、手伝う。私も冒険者になりたくてここにいるわけじゃない、道は一つじゃない。いっぱい悩んでいいんだよ」
キャンディ「ありがとう…色々考えてみる。時間はいっぱいあるし。留年だろうから、学年が違っちゃうわね」
ノア「学年が違ったって俺たち友達だもん!大丈夫だよ、またお見舞いくるし!」
キャンディ「そうね……」
モリス「人生いろいろ、人は辛酸を舐めて強くなる。女は失恋を知って強くなる」
ノア「???」
クロエ「キャンディちゃん、ノアよりもっといい人紹介するよ!」
ノア「えっ」
クロエ「ほら、こんな感じだしさあ(# ゚Д゚)」
ノア「(無言でマルキスに助けを求める)」
マルキス「(目を逸らす)」
モリス「ノア、もうお見舞い来ない方がいいんじゃない?」
ノア「なんでぇ!?( ;∀;)」


トライアルの時期。なぜか全学年が一堂に会している
ブラック先生「こら、静かにしなさーい!!」
ノア「あっパパだ!!」
クロエ「わーいパパ!」
ブラック先生「(にこっ)」

ブラック先生「さて、諸君。この試験が終われば晴れて最高学年になるわけだが」
ブラック先生「6年の上期では、クエストの代わりに各冒険者ギルドへのインターンがある。そこでだ」
ブラック先生「今回は仲間との連携が必要な試験を行う。パーティーで連携して危険な仕事をこなせる人でないと、6年になってもらっちゃ困るからね」
※全員の平均値が単位になるタイプの試験

ブラック先生「流石、既にいろんなところに派遣されているだけはあるな。素晴らしい!」


寮に戻ると寮監ラテ先生が待っている
ラテ先生「こほん。よく頑張りましたね。ええと…(カンペを見る)単位足りてる?」
ノア「足りてるよ!いえーい」
クロエ「いえーい」
ラテ先生「無事5年生を修了できたわね。お祝いです!」
※お小遣いをもらった
ラテ先生「あなたたちの成長は他に類を見ないほどよ。一冒険者として尊敬に値するわ。でも、無茶はしないこと!」

寮の中にはゴマとカルピコがいる
ゴマ「事情はマルフォートくんに聞いている、いろいろ大変だったようだな。エスプレッソはまたジズとともに行方をくらましたようじゃ…厄介なことになった」
ゴマ「変な剣を持っていたそうだな、何だかわからんが嫌な予感がする。わしも早急に情報を収集する」
クロエ「ピーくんもいなくなっちゃったよね」
カルピコ「実は…ピルクルに色々聞いてたんです…でも、なぜかその話は口にできないんです」
クロエ「もしかして、ピーくんが服従の魔法をカルピコちゃんにかけたのかな」
マルキス「同名の魔法は上書きできないらしいからな」
クロエ「うん、守るためにかけたのかなって」
ゴマ「なるほど…天才か???🤔」
クロエ「おっと…天才か???🤔」
ゴマ「うーむ、分からないことばかりじゃ。また情報があったら伝えにくる」


【パン・ハングリードの回想】
私は昔からこだわりの強い少年だった。
魔法の効果や持続性に隙があれば一切の妥協を許さない。だけどもそれは愚かな頑固さや偏屈さではなく、私自身の美徳のようなものだった。それ故、私の考案した『解除魔法』のセキュリティは完璧になるように子孫に厳しく伝えてゆくつもりだ。
例えばその魔法を完成させるには、
『【適切な】割合で【ここで】調合する』ことが必須。
とは言え、このことだけは伝えなければ作ることもできない訳だが。
万が一を考えて、工房の熟練度は不問にした。…これは後世を甘やかしすぎか?

云々、気付けば明け方。使い古した羽根ペンを置き手を休ませると、
木の皿から香る檸檬に手が伸びる。
…今日で4つめだ。

Ep11

朝5時――職人の朝は早い…突如響く爆発音とガラスの粉砕音
カルピコ「ごめんなさい…魔法の練習してたら部屋が黒焦げに…」
ブラック先生「朝から騒ぐんじゃないぞー」
ブラック先生「今日からインターンだからな、遅れるなよ」
クロエ「えっ聞いてない!!」

ハリー「インターンってどこにいくんだろう」
サンデー「興味ないなあ、強い所に行ければいいけど」
キャンディ「ぎりぎり進級できたから卒業くらいはしたいわ」
※マルフォートは1年行方不明になってたので留年

ブラック先生「最近のごたごたでデリデリダイニングの評判が落ちててね…」
ブラック先生「それでもインターンを受け入れてくれるところがいくつかあった。
       成績上位の人から抽選するぞー」

インターン開始から2か月…インターン先のギルドが蛮族軍に襲撃される
ノア「えっ一体何が…」
ブラック先生の使いゴーレム「ハヤク ガッコウ モドレ イソゲ」
ギルドの人「ここは俺たちに任せてお前は学校に戻れ!ダッシュだ!!」
ノア「はい!! …守りの剣があるはずなのに、どうして……?」
※各ギルドも同じ状況になっており、学校を含めた街も襲撃されている

キャンディ「ちょっと、どういう状況よ!これ!」
ノア「俺たちも分からない、ギルドが襲われて…今戻ってきたんだ!」
キャンディ「とりあえず目の前の敵を何とかしなきゃいけないってことね」


キャンディ「……見てて。私、もっと強くなるから。とびきり。」
動かない片腕を握りしめ、キャンディはまっすぐ前を見据える。

「家のことなんて関係ない。――そうじゃないの。」
「たとえ片腕を失っても、護りたい人がいる。護りたい街がある。」
その瞳に迷いはもうありません。
風が頬を撫で、辺りの炎が彼女の影を長く伸ばします。

――私の真名。」
君たちにだけ届く声で、キャンディは続けます。

「真名は……『TWO』。」

驚く君たちに、慌てて付け加える。
「きっ、君たちにしか教えないんだからね!」

そして――
「ほら、前!いくよ!」
先ほどまでよりも確かな眼差しで、彼女は前を向いた。

★黄魔法の皆伝が解放されました!★

キャンディ「もう、私の出番少なかったじゃない!」
ノア「でも凄くかっこよかったよ!」
キャンディ「そう?」
モリス「……。」

学校に戻ると生徒たちが全員戻ってきている。王国騎士が厳かに告示を読み上げる…
王国騎士「告示
     罪人 カール・エスプレッソ この者、国家に仇なす叛逆の徒と認む。
     これを捕縛し、生けて王都へ連行せし者には、その功に応じて褒賞を与えるものとす。
     ――王国司法庁/王命執行局」
告示が終わったら速やかに引き上げる騎士たち
ブラック先生「あー、みんなくれぐれも危険なことはするなよ?褒賞より命が大事だ」

ブラック先生「…ゴマさんから話は聞いている。行くのかい?」
ノア「行くよ、止めなきゃ」
クロエ「私たちが止めなくて誰が止めるのって話!」
ブラック先生「そうか…ディガット山脈の中腹に行ってほしい。そしてエスプレッソを王国騎士より先に連れ戻してほしい」
マルキス「"生けて連行"ってところに含み感じるもんな」
ブラック先生「察しがいいね、マルキス」
ブラック先生「明日の朝出発するのがいいだろう。それまでに準備しておきなさい」

カルピコ「ついに、作るのですね。解除魔法…」
モリス「5つの力を合わせるとき。カルピコちゃんも来る?」
カルピコ「はい、ぜひ」

カルピコ「あっでも…真名…」
ノア「そうだ、言ってなかったね。俺の真名はONE。…これで全部そろったね、魔法作ろう」

◆593c141 D0rm170ry M461c: R313453
消費MP:15
概要:太古魔法 魔法Lvに関わらず習得可
効果:あらゆる強力な呪い属性効果を解除
行使:主動作

SPECIAL DORMITORY MAGIC: RELEASE

ゴマに報告に行くと、なぜか寝込んでいる
ノア「えっ大丈夫!?」
ゴマ「年じゃ年」
ゴマ「そうか…魔法が完成したか…ということは、行くんだな。これを持っていけ(魔晶石をくれる)
   気を付けるんだぞ。特にノア、お前はそそっかしいからな」
ノア「えー、俺しっかりしてるでしょ!」
ゴマ「前よりはな」
※ノア以外服従の魔法をかけてもらった


ディガット山脈の中腹の洞窟から豹変したエスプレッソが出現、襲ってくる
エスプレッソ「聞こえるか?イグニスの声が…なあ、どうしたらいい、教えてくれ!」

エスプレッソを倒すと彼から邪気が抜けていく…かと思えば口から黒いものが這い出てくる
エスプレッソ「げほっごほっ」
黒いもの「おのれ…この程度で終わったと思うな、人間。貴様は身朽ち果てるまで我が傀儡なのだ」
エスプレッソの口に戻ろうとする黒いものにピルクルが魔法を放つ
ピルクル「はい、焼却完了っと」
エスプレッソ「終わった…のか……長い夢を見てたようだ。ブラック先生に怒られなきゃな…かはっ(吐血)」

イグニス「契約の理(ことわり)を、失念したわけではあるまいな――
     我が名は第二の剣、イグニス。
     小僧ごときが、悪魔の盟約(めいやく)を反故にできると思うてか。
     よいか――契(ちぎ)りとは血に刻まれし誓約、焔(ほむら)とは魂を縛る枷(かせ)なり。
     ゆえに、まずは貴様、我が血肉となれ。
     その命(いのち)、我が復活の礎(いしずえ)と成(な)すがよい。」
エスプレッソは地面に吸い込まれていく。

雷が落ち地面が崩れてクロエ以外落下と見せかけてモリスは浮遊
マルキス「痛っ…」
見上げると上空にはより魔獣のようになり邪悪な気をまとったジズが…

ジズ「勇敢なる冒険者(もののふ)らよ。
   よくぞここまで我が眠りを乱したものよ――褒めてくれよう。されど安んじるがよい。
   貴様ごときの刃では、いかなる理(ことわり)も変えられぬ。
   我が復活の刻は、すでに近し。来るがよい、人の子らよ。
   その力、我が焔の中にて試してみせよ。我は隠れもせぬ――ここに在る。」
ジズは頂上まで飛んで行った…

ピルクル「みんな大丈夫?エスプレッソは持ってかれちゃったね」
ピルクル「僕が操られてるふりしてたのは、あの黒いやつを倒すためだったんだけど…」
ノア「とりあえず、ブラック先生のとこに戻ろう」


カルピコ「ピルクル!無事でよかった…エスプレッソとジズはどうなりましたか?」
クロエ「かくかくしかじか」
カルピコ「そうでしたか…」

足を引きずりながらおじさん登場
ゴマ「話は聞かせてもらった」
ノア「どうしようおじさん、エスプレッソ先輩がイグニスに連れてかれちゃった」
ゴマ「イグニス??あの第二の剣がか」
クロエ「本物じゃないと思うけどね」
ノア「ジズを乗っ取って山頂に行っちゃったよ」
ゴマ「そうか…」
一瞬驚いた顔をした後、覚悟を決めたような表情になったゴマおじさん
ノア「どうしたの?おじさん」
ゴマ「ノア。わしはもう長くない。…わしがこの時代に来た本当の目的を教えよう」
  「方舟まで案内してくれ」

カルピコ、ピルクル、ノアに支えられて方舟まで全員で移動
おじさんが方舟に手をかざすと、目を開けていられないほどの眩い光が…
方舟に注がれる魔力は度を越えており、まるで命を燃やすように輝いている
マルキス「……」

ゴマ「…NO41-1よ、最期に」
  「NO41-1、君は私が私の妻と作成した『魔動機番人』の初号試作機なんじゃ。」

ゴマ「ふたりで夜中までテンションが上がってたからポテンシャルを強くしすぎてしまった。
   おかげで「番人」と呼ぶには程遠いほど我が強くなってしまって不採用にしたんだが。
   子孫の誰かが手違いで使っていたのじゃろうか。」
  「NO41-1という名も、妻が名付けたものじゃよ。」

ゴマ「そして、この方舟は妻が設計して、自らの名を方舟の名とした。」

ゴマ「この船の名は『SWEET』」
  「君の、言わば母親の名を冠しているんじゃ。」

ゴマ「NO41-1、魔動機たちを…頼んだ。」
  「カルピコ、ピルクル、長らく騙して悪かった…だが、自慢の子どもたちだと、思っている。」
  「こうやって…二人で…子どもたちの力になれることを…誇りにおも…」

ノア「おじさん!!」
カルピコとピルクルが駆け寄り抱き起すが、返事はない。ただ、心なしか満足そうな顔をしていた
カルピコ「おつかれ、お父さん」

突然轟音が鳴り響き、方舟に羽が生える(!?)
そして、魔力が充填されるにしたがって羽は徐々に大きくなっているように見える
ピルクル「このペースだと充填に1か月…いや、2か月くらいかかりそうだね」
カルピコ「それまでに鍛錬を積まないとね」
ピルクル「お父さん全然持ち上がらないよ。ノア手伝って」
ノア「…あっそうだよね、ごめん、俺が背負うよ」
カルピコ「どこか、綺麗な場所に連れていきたいですね。どこがいいと思いますか?」
ノア「やっぱり、ひまわり畑かな…おじさんが大事にしてたひまわり畑…」

ノア「おじさん……ううん、お父さん。俺を作ってくれて、ありがとう」


▼エピローグ
禁忌魔法の起源は、元々ゴマ・グラインがギルドの為に作成した強力な特殊寮魔法である。
この特殊寮魔法は対象を「ギルド関係者」に限定する事で神にも等しい力を得られ、彼らは大いに恩恵を受けた。
たとえばその1つ『超回復魔法』、これは神聖魔法をも超える回復を可能にしたという。

『超回復魔法』──その詳細を記した記録は、いまだ見つかっていない。
だが、伝承はひとつだけ残っている。

最初の考案者である聖女ワッフル・スイートは、ゴマにこう話した。

この魔法は、妹・シロップの心に宿る“優しさ”の結晶。
力ではなく、祈り。癒やしではなく、包み込む想い。
いつか、私たちの大切なひとに届きますように。

そう、人はそれを“慈愛の魔法”と呼んだ。

Ep12

ディガット山脈の山頂で自称・第二の剣イグニスが待ち構えている――
クロエ「お前を殺す」(デデン!
ノア「怖い怖い」
クロエ「早く壊さなきゃ😤」
ノア「でも…『SWEET』、まだ羽伸びきってないなあ」

※なぜかディガット山脈に向かおうとしていることが王国中に知られてしまっている。
モブ「お、頑張れよ若人!」
ノア「…なんで知ってるの??(ドン引き)」
マルキス「おい、見世物ちゃうぞ」

騎士「王国三勇者を連れてきたよ」
ヤマーガ・コワインゴ「大船に乗ったつもりで任せてくれ」
キトクデ・イケナイ「王国イチの魔法使いとは私のことよ」
ヨルガタ・ネボウ「はっ…すまん、今頭が回ってなくてだな」
800人の精鋭部隊インフルエンザン「俺たちも忘れないでくれ」

カルピコ「頼もしいですね!」
マルキス「……うーん、頼もしいはずなんだけど」
マルキス「多分来なくね?あいつら」


3か月後の早朝。『SWEET』がいる方の扉から学校のチャイム(?)が聞こえる。
『SWEET』の羽が白く輝いている。船の準備ができたようだ。
ノア「(ドンドンドン)クロエちゃーん!!船の準備できたよー!!」
クロエ「ふね…?げんきだねー…」
ノア「(ガチャ)マルキスー!!船の準備できたから今日行こう!」
マルキス「あ、うん。分かった」
ノア「モリスおはよー!!」
モリス「あ、きらきらぼしがかけっこしてるー」
ノア「船、船の準備できたから今日行こうね!(肩を揺さぶる)」
モリス「はばたきばさばさだねー任せてー」
ノア「よし!みんな一緒に行こー!!」

カルピコ「ついに時が来たのですね。しっかりおやつも準備しましたよ!」
カルピコ「騎士さんに声かけてきますね!」

キャンディ「ちょっと、声が聞こえてきたんだけど…今日行くの?」
ノア「うん、今日出発するつもりだよ」
キャンディ「相手は強大な魔剣なのよね?エスプレッソ先生すらも操ってた…大丈夫なの?」
ノア「敵も強いけど、俺たちも強くなってるからさ」
キャンディ「……私もついて行っていい?」
ノア「えっ来てくれるの?じゃあ一緒に行こう!」
キャンディ「!!じゃあ、準備してくる!」

ブラック先生「声大きいな、ノア。今日向かうんだな?」
ノア「そんなに大声出してないよ!今日出発します、今から湖に船を運ぶところだよ」
ブラック先生「そうか、わかった。ラテ先生にも声をかけておこう、きっと見送りたいだろうから」
ブラック先生「学校は先生に任せて安心して行ってきてくれ。…本当に気を付けるんだぞ?」
ノア「大丈夫だよ!頑張ってくるからさ、俺たち」

寮の前に出ると、マルフォート・サンデー・ハリーが揃っている。
マルフォート「さぁて、まさか勝手に行こうとしてるんじゃないだろうな?」
マルキス「(あっぶね声かけるの忘れるとこだった)」
モリス「サンデーちゃん、空気がきゅっと光ってふわりとほどけたの。揺れる方に行ってくるね」
サンデー「うん」
モリス「マルフォート、来てくれ、て、ありがとう。」
マルフォート「!?喋れたのかお前……」
マルキス「wwwwww」
マルフォート「わかった、一緒に敵を倒そう!!(感動)」
ハリー「ぼ、僕はどうかな?」
クロエ「え、ハリーも来るの?」
ハリー「僕の力が必要な時が来たら…かな?」
クロエ「で、来たいの?」
ハリー「うん」
クロエ「じゃあみんなで行こう!」
ハリー「わーい!特別なおやつも持って行こー」

※それぞれパートナーに出発の挨拶へ
ノア「リッカちゃん、行ってくるね。絶対帰ってくるから…(たとえ部品だけになっても)」
※その後なぜかクロエとモリスに怒られるだめんずノア
ノア「リッカちゃんのことになると二人とも厳しい…すぐ怒る…(´;ω;)」
クロエ「女性陣から見るとちょっと…ねえ?」
モリス「ねえ」
ノア「なんで~~~~(´;ω;)」

方舟の上にでかい扉が出現、そこを通っていくとポドロフ湖の真上に出た。
ノア「ちょっと、目立つじゃんこんなとこ出たら」
マルキス「前回と同じ道でよかっただろ」
ノア「扉があったから入りたくなっちゃった」

キャンディちゃんたち4人、カルピコとピルクルも合流。
ピルクル「あの、実は…王国の援軍なんですが…」
ヤマーガ「本ッ当にいろいろあってな。私だけになった。だが、私だけでも一騎当千だ。構わん」

ラテ先生「本当に行くのね。無理だけはしないでね」
ブラック先生「いいか、何かあったらすぐ帰ってくるんだぞ。いいか?何かあったらすぐ帰ってくるんだぞ…!!」

方舟はふわりと浮いた…その直後爆発音が響きわたり、王国の門に火の手が上がる。
門の向こうの平原に黒くうねるような蛮族の大群が押し寄せており、一部は門から入ってきてしまっている。
ヤマーガ「(船から飛び降りる)おい、ノア!そして仲間たちよ!ここは構わん、お前たちは先に行け!!」
ディガット山脈の稜線から黒い帯…蛮族の群れが雪崩れ落ちるようにこちらへと向かってきている。
ヤマーガ「ここにいる全員で立ち向かったところで稼げる時間は一日がやっとだ!諸悪の根源を止めてくれ!!」
マルフォート、サンデー、ハリーも船から飛び降り、近くまで迫った蛮族に向かっていく。
キャンディ「死んだら許さないからね」
ノア「わかった。生きて戻ってくるよ」
キャンディも船から飛び降り、その勢いのまま蛮族にドロップキックをお見舞いする。
マルフォート「おい、一日もかけるな。半日で戻ってこい!いいな!」
ノア「お前たちも死ぬなよ!」
見送るために来ていた先生達、想い人たちも近くの蛮族目掛け剣を振りかざす…


※山の中腹でSWEETを降りて山頂へ

【情報⑧】羊皮紙 ページ1
地上を追われた蛮族たちは、絶滅してはいませんでした。
彼らは地下に広大な領域を築き上げ、虎視眈々と反撃の機会を伺っていたのです。
陽の当らぬ地下に潜み、蛮族たちは数千年もの間、ひたすらに待ち続けました。
そしてついにその時はやってきました。
ラクシアを超巨大地震が襲い、大地は割れ、空は歪み、都市は崩壊し、通信網も寸断されました。
そして大混乱に陥った人族たちに向かって、世界各地の大地の割れ目から雲霞の如く蛮族たちが溢れ出て襲い掛かりました。
蛮族を率いていたのは大神に等しい力を持つとまで言われた『蛮王』と呼ばれる存在でした。
一説によると『蛮王』 に力を与えた剣は、グランゼール付近の迷宮に眠ったとされている。


山頂はなぜか晴れ渡っている。燦燦と輝く太陽光を浴びて雪原に凛と鎮座する巨大な影が目の前に現れた。
ジズからは暴力的なまでの圧迫感が押し寄せている。多分。
ジズ「よくぞここまでたどり着いた、冒険者よ」
マルキス「こんなとこで待ってるなら下まで迎えに来てくれよ」
ジズ「はあ…ここまでたどり着いてもらわねば困るのだ。そうでなければ目覚めた甲斐がない」
マルキス「あー…はい、そうですか」
ジズ「あまりにも遅かった故な、お前たちの国に同胞たちを送っておいた。今頃は盛大な宴の最中であろう」
ノア「こいつむかつくなあ」
クロエ「さっさと倒して帰ろう」
ジズ「勇ましい冒険者よ…昔にもそういうやつがおったな。全く同じことを申しておったわ。あの忌まわしき冒険者ども」
ノア「<デリデリダイニング>の5人か」
ジズ「貴様らも乾いておろう。戦いに、生きているという証に」
マルキス「いや、間に合ってます」
ノア「…wwwwwwwww」
クロエ「このパーティー、バーサーカーいないんだよねえ」
ジズ「ここで終わらせてやろう。さあ、来い」
轟音を伴い、白銀の地面からベヒモスとレヴィアタンも現れる。

R313453を駆使した死闘の末、3体を撃破。すると、ジズの身体から轟音とともに黒い炎が吹き上がる。
ピルクル「今です!ジズにもR313453を…!」

ノア「3体とも解放された…おじさん、約束、果たせたよ」
ほっとしたのもつかの間、骨の髄まで焼き切るような熱が一帯を覆いつくす。
黒炎の中から三つの頭を持った恐ろしい竜が姿を現した。
蛮王「真の饗宴はこれより始まる。世界は我が食卓、魂は我が供物――冒険者の卵らよ。その覚悟、存分に味わわせてもらおう」
蛮王「炎龍帝、Maleficus Ignite。今まさにこのラクシア世界に降臨した」


カルピコが、静かに君たちへと視線を向ける。
その瞳は揺らがず、深く、まっすぐに。

――大丈夫。」

たったそれだけの言葉。
根拠も説明もない。
それでも、その声に宿る揺るぎない優しさが、
張り詰めていた心の糸をふっと解きほぐしていく。
胸の奥に、じんわりと灯る小さな火――安堵。

カルピコはそっと杖を掲げ、空を裂くように振り上げる。
黒炎に灼かれる空気が、杖先から溢れる光に拒まれるように歪む。
だが、その声は静かに、しかし確かに響いた。

「私の祖先、シロップ様が――
「ノコリパン寮生に真名を与えなかった本当の理由。」

一瞬、世界そのものが呼吸を忘れる。

「それは――シロップ様が信じていたからだと思うの。」
「私たちが、禁忌とされた特殊寮魔法を“正しく受け継げる心の持ち主”だと。」

その言葉とともに、世界が変わった。
轟々と肌を焼き尽くしていた灼熱の空気が、
弾かれるように消え去り、
代わりに 陽だまりの中へ包み込まれたような温もりが全身を満たしてゆく。

その温もりは、皮膚だけではない。
骨の奥、心の奥、魂の底へと染みわたり――

「これは、“慈愛の魔法”。」

カルピコは微笑む。
その表情は、燃え盛る黒炎の中で、唯一無二の光だった。

「シロップ様ほどじゃないかもしれないけど……」
「受け取って!!」

杖先から放たれた光が炸裂する。
強烈な輝きが世界を包み込み、君たちの身体を貫く。

――その瞬間。
裂けた皮膚が閉じていく。
砕けた骨が再び形を取り戻す。
血が温かく脈を打ち、
息が深く吸えるようになる。
枯れ果てていた力が、勢いよく満ちていく。
全身の奥底から湧き上がるように、
精神の焔が再び燃え始める。
指先まで満たされていく生命力。
瞳の奥で、再び火が灯る。

「特殊寮魔法――【超回復魔法】!!!」

眩い光が収まったとき、
君たちは確かに感じていた。
――まだ戦える。
――まだ終わっていない。
――希望は、ここにある。

※全員HPMP全回復、アウェイクン効果
※直前までの戦闘経験点、今回の基礎経験点を成長反映可


最終戦闘 vs 炎龍帝
ノア&クロエ「喰らえ!!ディバインフレアー!!!」


巨大な首が崩れ落ち、世界を焼き焦がしていた黒炎は嘘のように収まり、深い静寂だけが残った。
散りゆく灰の中央に浮かんでいる魔剣も、やがて刃がこぼれぼろぼろになっていく。
崩れた灰のそばで人影が倒れている。
エスプレッソ「終わった…のか……そうか…。頼む、殺してくれ…もう、終わりにしてくれ」
クロエ「(無言でキュアハートを打つ)」
ノア「(無言で背負う)」
ジズ「ゴマの意思を継ぐ者たちよ。あの憎き竜から我々を解き放ってくれたこと、感謝する」
ジズ「そして同時に、我々はこの身をもって多くの人族を抹殺してきたことを覚えている。この罪は決して償えるものではない」
ジズ「されば、そなたたちにこの身をどうすればよいのか決めてほしい。そもそも我々に居場所はないのだ」
ピルクル「西にあるドーデン地方なら、魔動機の扱いに長けたものが多いと聞きます。きっと安住の地を見つけることもできるでしょう」
ピルクル「あなたたちは父の忘れ形見なんです。ドーデンまで、責任をもってお供します」
カルピコ「えっドーデン!?どこそれ!?」
ジズ「元より我々は意思を持たぬ魔動機。誰かの指示に従うことしかできぬ」
カルピコ「わ、私もついていきますからね!でも、ドーデンに行くのはピルクルが卒業してから。それまであなたたちはここで隠れて待ってなさい!」

ノア「えっ爆発音…王国の方から…!?まだ戦闘が続いてるんだ…!」
ジズ「悪い、カルピコ。早速約束を破るのだが。我はこの4人を乗せて王国に向かう、2人は他の魔動機に乗って王国へ向かってくれ」
ジズ「ノアもそれでよいな?」
ノア「うん!よろしくね。半日で戻ってこいって言われちゃったし急がないと」
ジズ「よし、早く乗れ」


あんなに苦労して上った山肌を一気に駆け下り、王国近くの平原へ。
城に向かうと…
ヤマーガ「山でなければ俺は最強だ!!」
キトクデ「母のため、民のため。この国を守り抜く!」
ヨルガタ「夕方からは俺の時間だー!!」
精鋭部隊インフルエンザン「身体がだるいけど、熱があるけど、そんなことは言っていられない!!」


焦って駆け付けた4人だったが、既に残党狩りになっているようだ(王国に残ったやつら強すぎだろ)
ノア「流石ぁ!」
マルキス「有能」
ノア「心配いらなかったな」


ノア&クロエ「パパー!!!」
ブラック先生「おお、帰ったか…!!やったんだな?顔を見れば分かる。本当に…本当にお前らは立派に…( ;∀;)」
マルキス「楽勝だったよ( ・´ー・`)」
ノア「ちょ、マルキス!全然楽勝じゃなかったから!!」
ブラック先生「はっ…そうだ、エスプレッソはどうした!?」
ノア「大丈夫。生きてるよ、ちゃんと」
ブラック先生「そうか、よかった。エスプレッソの処遇は任せてくれ。悪いようにはしない」
ノア「そうしてくれると嬉しいな。結局、カルパス校長を襲ったレヴィアタンもエスプレッソ先輩も、魔剣に操られてただけだったから」
ブラック先生「魔剣が諸悪の根源だったというわけか。詳しくはまた後で聞かなければならないが……」
ブラック先生「…うん。君たちはこれからとっても忙しくなるかもしれないな?」
先生が指さした先には、キャンディ、マルフォート、サンデー、ハリー、そしてそれぞれの想い人の姿が…
4人はいろいろな人に肩をたたかれ労いの言葉をかけられ、もみくちゃになりながら学校へと向かうのであった。


しばらくたって、今日は卒業試験の日!
キャンディ「ノア、ちゃんと卒業できそうなの?」
ノア「えっ…と、たぶん、卒業できると思うんだけど…(冷や汗)」
キャンディ「ふーん…卒業したらどうするつもりなの?」
ノア「里親のとこで一緒に働くつもりだよ。<女神の微笑み亭>でね」
キャンディ「そっか…」
ノア「キャンディちゃんは?」
キャンディ「私は、この国を出ようと思う。ほら、私って実家が太いじゃない?だから、ここにいる限りしがらみからは抜けられないから」
キャンディ「寂しい?」
ノア「寂しいよ!たまには帰ってきてね(´・ω・)」
キャンディ「へえ、寂しいんだー…ふーん…」
ノア「本当に気を付けてね」
キャンディ「うん。だから、過去の後悔とか、想いとか、ちゃんと思い出にしないとね(義手を見せる)」
ノア「あっ…!!手術したんだ!」
キャンディ「ずっと、切るか悩んでた。治らないかなって思ったりして…でも、この腕と一緒に断ち切って前に進むことにしたの」
ノア「そっか。キャンディちゃんはちゃんと前を向けたんだね。そういう心が強いとこも素敵だよ」
キャンディ「えっ…な、なに言ってるの……!?はあ…折角さっき前向いたのになあ」
クロエ「あいつ…鈍感すぎるだろ(#^ω^)」


ブラック先生「静かに!今から卒業試験を始めるぞ。内容は簡単、君たちの特技を見せてくれ」
ブラック先生「70%。なんの数字かわかるかな?これは、卒業10年後の生存率だ。そのくらい冒険者は厳しい世界なんだ」
ブラック先生「だからこそ、自分で考え、披露し、僕を安心させてほしい」

クロエ「ノア、ノア!ノーバフで殴って★生命で受けます!!」
ノア「えええ!?…よし、全力で行くよ!」
ブラック先生「クロエ、お前はおっちょこちょいなところもあって最初は何するかわからないおてんば姫だったが…ここまで成長したんだな」
モリス「マルキスー」
マルキス「どしたの」
モリス「問題の、出し合いっこしよう」
マルキス「いいね。やったことなかったな、そういや」
ブラック先生「二人とも、よく頑張ったな。マルキスは天才肌、モリスは努力する秀才という感じだったな」
ブラック先生「君たちの知識、そして破天荒さ。それがあれば冒険者としてやっていけるだろう」
モリス「マルキス、たのしかった。ありがとう」
マルキス「こちらこそ。同じようなやつがいてやりやすかったよ」
ノア「じゃあ…(燭台の蠟燭から燃えている部分を斬って剣に載せる)」
ブラック先生「…こいつは驚いた。その剣技だけで言えばこの王国で五指に入るだろう。まだまだ荒削りだが、きっと王国一の剣士になる」
ノア「なれるように頑張ります!」
ブラック先生「うん。ただ、無茶はするなよ?」
ノア「はーい」
ブラック先生「みんな卒業だ!おめでとう!!」


ブラック先生「冒険者とは、力と知恵と好奇心をスキルとする職業だが、同時に驕りと無知と好奇心に殺される職業でもある。
       この学校で学んだことを活かして、まずは生きること。そして、この世界に利益と光と笑顔を届ける人になってほしい。」

ブラック先生「して、この学校では、卒業後の君たちの行く末を占う『兆しの詩』を一人一人に贈る習わしになっている」
ブラック先生「卒業後の進路の参考にして欲しい。あぁ、こういうのは心に止めておく方が吉だろう。」
そうして、ブラック先生は手元の『銀の水晶』に手をかざします。

モリス:
3|残皿(ざんさら) — 兆:追想
過ぎし日の皿 なお香りを残す。
置き忘れた味が 静かに汝を誘う。
味わい直すかは 汝の匙ひとつ。
キーワード: 過去/因縁/再訪/記憶/故郷

マルキス:
20|極味(ごくみ) — 兆:深奥
ほんのひと匙の奥に 真の味が潜む。
それを求む者だけが 道を越える。
極めた先に 新たな味が生まれる。
キーワード: 達人/特化/研鑽/集中/終着点

クロエ:
11|甘露(かんろ) — 兆:恩寵
予期せぬ甘き一滴が 汝の心に落ちる。
それは祝福か 誘惑か。
掬えば 新たな喜びとなる。
キーワード: 幸運/贈り物/恋の予兆/恩恵/朗報

ノア:
18|野宴(やえん) — 兆:交歓
野に立てば 思いがけぬ宴の声。
誘いは自由 席も無数。
飛び込めば 広い世界が開ける。
キーワード: 交流/仲間/旅生活/新ギルド/社交


マルフォート「見つけた!おい、お前ら!聞け、光栄にもさっき立ち上げた僕のギルド<薔薇のローズ・マルフォーティアンヌーン>のメンバーにしてやろう」
モリス「(何言ってるんだろうこの人という目)」
ノア「え、なに、薔薇の…?立ち上げたんだ」
マルフォート「ああ。給料はこの国の冒険者平均の倍だ!」
ノア「ええ!?本当に出せるの?それ…」
マルフォート「ああ、僕のお父さんが出す」
マルキス「その給料出るならありだな(即答)」
マルフォート「お、来てくれるかマルキス!」
マルキス「給料下がったら別のとこ行くからね」
クロエ「私はライトぱいせん(恋人)のとこ行くよ。だって結婚するし♡」
マルフォート「そ、そうか…残念だ」
モリス「そのギルド、志、なに?」
マルフォート「もちろん、僕が有名になることだ」
モリス「(苦笑)やりたいこと、あるから。なし、かなー。きらきらのね、魔法をつくるんだよー」
マルフォート「何を言っているのかはわからないが、まあお前が本気でやりたいことがあるのなら無理には誘わないさ」
ハリー「僕はインターンで行った<おっさんパラダイス>に…いやでも給料はマルフォートくんの方が…どう思う?」
ノア「自分の進路は自分で決めた方がいいよ」
モリス「大企業からベンチャーは、転職簡単。逆は、難しい」
ノア&クロエ「zap zap zap!」
クロエ「やりたいこと、ないの?」
ハリー「シンプルに、強くなりたいかな」
クロエ「どっちの方が強くなれそう?」
ハリー「<おっさんパラダイス>かな!うん!」
マルフォート「な…んだと…」
クロエ「自分で考えられるようになった方がいいよ、ポタージュくん」
マルフォート「さ、サンデーは…来るよな?」
サンデー「行くよー。薔薇、好きだし」
ノア「(サンデーちゃん、高級そうなお菓子食べてる…買収されたな……)」
サンデー「…それに、一人じゃ心配」
マルキス「なんだ、俺邪魔じゃねーかよ」
キャンディ「はあ…ほら、そんな誘い方だからみんな来ないのよ。あ、私は行かないからね」
マルフォート「マルキス、3人でいいギルドを作ろうな!」
マルキス「金払いがいいうちはね。ま、一応バラライカにも声かけてみるかな」
クロエ「大丈夫かなあ、魔法職しかいなくない?」

ラテ先生「お取込み中失礼。ちょっといいかしら?」
ラテ先生「まずは、エスプレッソを救ってくれてありがとう。生死を彷徨って顔は火傷で酷いことになってるけど、目を覚ましたわ」
ラテ先生「それで、ブラック先生のつてで他国に亡命することになったわ。私も学校を辞めてついていこうとおもってる」
ノア「先生がついてるなら安心だな」
マルキス「デキてるんか」
ノア「しー!マルキス!」
クロエ「やっぱりそうだよね。じゃなきゃ、ついていかないの?って聞くとこだったよ」
ラテ先生「なんでもお見通しなのね、クロエちゃんは。こういうとこだけ」
クロエ「ええっ!?こういうとこだけじゃないもん!魔物知識もお見通しだもん!」
ラテ先生「ふふふ。この後すぐ出発なの。だから、これでお別れ」
ノア「そうなんだ…元気でね、先生」
ラテ先生「君たちもね。君たちならきっと立派な冒険者になれると思うわ」


ピルクル「彼らを置いて帰ってくるわけにいかないから、ドーデンの方に住もうと思うんだ」
マルキス「いいんじゃない?ずいぶん長い旅になっちゃうけど」
ピルクル「まあ、こっちにも帰ってくるから。お墓もあるし」
クロエ「じゃあ、ノコリパン寮って誰もいなくなっちゃうんだ」
マルキス「後輩もいなかったしね」
突如、扉がバーン!!と大きな音を立てて勢いよく開く。
ルー「ピルクル!聞いた!王国出るんでしょ?私も行くから!だから、結婚して!!」
カルピコ「はわわわわ…!?」
ピルクル「ん?じゃあ、式はキングスフォールで挙げようか。もちろんみんなも呼ぶからね!」
ルー「うん!」
カルピコ「えっ…ええ…!?」
ルー「君たちも卒業か、早いねえ。みんなこれからどうするの?」
ノア「それぞれかなー」
モリス「わたしは、旅にでるよ。きらきらの魔法を探すの!ゆとりくんと一緒にいられるのはあと10年もないから」
ルー「そっか…」
モリス「だいすきだったよ、ルーせんぱい」

カルピコ「最後に、ゴマさん…父のお墓参りにいきませんか?」
ノア「行こう。二人がいない間は、ちゃんとお掃除とかやっておくからね」

レモン畑のそばの、ゴマのお墓。
お参りしてその場を後にしようとするノアの肩に花びらが1枚。
ノア「満月草の花だ、ここにも咲いてるんだ」
ピルクル「満月草は100年ほど前からココナッツ樹海で少しずつ見つかるようになったそうですよ。もしかしたら、奥の迷宮から少しずつ外に出てきたのかもしれないですね…まるで、解除魔法を届けに来たみたい」


カルピコ「それじゃ、みなさまお元気で!」
カルピコ、ピルクル、ルーとその執事はジズの背に乗って小さくなっていく。
見上げた空、暖かい光の中でふと胸に浮かぶのは、<デリデリダイニング>で過ごした日々。
笑いあった教室、必死に食らいついた授業、夜通し語り合った仲間たち。
悔しさも、涙も、誇りも全部飲み込んで歩いたあの廊下。
そして今日、4人は卒業した。これから何になるんだろうか?英雄か、冒険者か、はたまた…
答えは誰にもわからない。分からない未来があるからこそ、人は前に進む。

未知へ踏み出す者のことを冒険者と呼ぶ。


ここまでが4人のフルコース。最後の皿まで食べ終えた今、明るい未来とこれからの活躍を祈念して…
「「「「ごちそうさまでした!!」」」」



★エンディング
https://youtu.be/qfSd_y3jFFc

製作者:katana