容姿・経歴・その他メモ

アルヴの中でも一際死蝋のごとき肌色をした女性アルヴ。身長153cm、体重46kg、多くのアルヴがそうであるように華奢だがスタイルは非常に良く、美形。瞳の色は煌めく赤色。頭髪は淡いストロベリーブロンドで、毛先に近づくにつれて銀に近づいていく特異な髪色をしている。これは彼女の頭髪の色素が大気中のマナに反応して変色しているから。

出身は不明だが、幼少期を過ごしたのはブルライト地方の排他的な集落。彼女は恐怖の眼差しや差別と共に育てられた。ただ、幸いなことにその集落の地主は犯罪者、すなわちマフィアであり、幼少期は彼の下で犯罪に手を染めることでコミュニティの一員としての地位を手に入れ、同時に貴族の振る舞い(地主に仕えるような下女は客人に対して恥ずかしくない態度がとれる必要がある。実際、通常は地主レベルの主人に仕える下女は下級貴族の次女三女だった)や識字能力も手に入れた。

彼女の人生の最初の転機は彼女が大人の仲間入りをする頃。マフィアの撲滅のために憲兵が派遣され、彼女はその集落から逃げ出した。その後森で餓死寸前で彷徨っていた彼女を拾ったのがダリオン神殿であり、以来彼女は冒険者として旅立つまでそのダリオン神殿を拠点に生活した。

次に訪れた彼女の転機は街での生活だった。彼女はダリオン神殿を拠点としながら日銭を稼ぎに行くことが多かった。そこで初めて彼女は自分の美貌が金になるという事実を知った。幼少期からの貴族の振る舞い、死蝋の如き肌色や美貌を用いて倒錯的な愛を売り歩いた。もとより希少価値は高く売れるという事なのだ。彼女が無害であると分かれば、噂は一気に広がり物好きな貴族は高い金を払って彼女を求めた。数年間で彼女は社交界に出入りする最低限度の愛人を手に入れる事に成功した。

そして最後の転機は、彼女が冒険者になったことだった。理由など特にない。何より転機に理由がある方が希なのだ。なんとなく今の生活に飽きたのだろう。たくさんの男も女も愛してきたが、心に触れるような人は結局現れはしなかった。ダリオン神殿のみんなには感謝している。だが、その説法に関心を抱くことは終ぞ出来なかった。死ぬのも決して怖くなかった。村が死ぬときに一緒に死んでいたはずの命だ。穢れを手に入れるかも知れないことにも抵抗はなかった。もとより生来魂は穢れ、とうに身体の穢れも受け入れている。だから命を賭けてみる気持ちになった。そんなところだ。

こんな半生を生きてきたが性格はかなり穏やかで、基本的には争い事は好まない。マフィア仕込みだろうとノブレス・オブリージュは好んでおり、困っている人には積極的に手を差し伸べるあたり、それなりに高潔な魂の持ち主なのだろう。なお、性的な発言や行動が多いが、これは多分娼婦時代のせい。あと地味に説教臭い人は苦手。純潔がなんだとか、道徳がどうとか、穢れが云々とか、売春はどーのこーの言われると素直に疲れる。言いたいことは分かるけど、それ、キミは人のこと言えるの?って思うことも多々あるので、そういうことがあるとさっさとパーティから抜け出ることにしている。

彼女の名前はマフィアのボス、彼女の親代わりがつけてくれたもの。マフィアのボスの出身である地方の、古い言葉だそうだ。意味は「赤い花」。なんてこと無い名前だろうか。しかし彼女は心底自分の名前が美しい物であると思い、だから自分が愛されていたと理解できた。案外村と共に一生を終えた方が後腐れ無くて良かったかもな、などと思う程度に。

成長方針
武器A⇒防具A⇒牽制攻撃Ⅰ⇒武器S⇒防具S⇒防具達人
牽制攻撃はやっぱ必要だなって…。
成長は 知力B3　を目指したら以降は筋力>＝精神>敏捷>＝器用かな。

最終装備(更新)
テムスガルドのチェインハンマー(魔法化+アビス強化)　18800
テムスガルドのライトドッグ(アビス強化)+エフェクティブカートリッジ　13000
ホプライトシールド　2900
ディバインスキン　52000
ラル＝ヴェイネの金鎖　7500
熊の爪　6000
多機能ブラックベルト+アルケミーキット　4100
マナチャージクリスタル5点　2500
ウォーターバルーン×15　6000
マテリアルカード(B/A)　20/10　2200
ラル＝ヴェイネ装飾一式 7000
合計122,000G

微修正。ブレードキラーとかよくよく考えたらホプライトシールドでいいわ。

セッション履歴

収支履歴