経歴表A:一定期間の記憶がない
経歴表B:魔物を倒したことがある
経歴表C:家族から探されている
冒険の目的:なりゆき

彼女はどこから現れて何処へ去るのか…
自身の出生や過去を知らない彼女は
ブルライト地方にある"導きの町"ハーヴェス王国の孤児院で育てられた。
正義感の強いリアは孤児院の中でも人気者であり自分より年下の子たちを守る為に
ゴブリンと戦ったこともある。
命からがら勝利を収めた彼女だが「もっと自分に出来ることを増やさないとこれからもっと大変になる」と考え自身の未来をうっすらと考え始めた。
これがきっかけとなり
いつまでも孤児院でお世話になるわけにはいかないと思った彼女は20歳の時に独り立ちをする

元々、裁縫に興味があった彼女は、
スマルティエシリーズの装飾品を制作で有名な「ゴート町工場」の長である"装飾の母" マリア・ゴート(人間・68歳・女性)に弟子入りをし
1年の修行を得て、一人前の仕立て屋となる。
それからはプロとして4年程仕事をしている(当時:25歳)
個人依頼も受けて順調だった彼女だったがこの年に冒険者ギルドの人の来訪が彼女の人生を変える
「あなたの母親らしき人から捜索依頼がありまして来たのですが…」

そう、彼女には親がいたのである。記憶がなく孤児院に捨てられた彼女に。
冒険者に付き添っていただき冒険者ギルドに来訪した彼女だが
その依頼は取り下げられてしまっていた。
受付の人曰く、「会うのが怖くなってしまった」とのとこ。

過去は過去として踏ん切りをつけているので大して気にしていなかった彼女だが
冒険者ギルドに訪れた際に、違う冒険者に声をかけられてしまう。
彼女はその人物に見覚えがあった
ライアン・ゴート(人間・19歳・男性)である。
お世話になったマリアの孫であり、どうやら新人冒険者になったようだ
幼い頃から知っている彼から
「リアさんの孤児院の昔話とかをきいて自分も人を守りたいと思ったので冒険者になったんです！
よかったらリアさんもやりませんか？」
冒険者は別に戦闘をするだけが仕事というわけでもないということもあり
本職に影響がない範囲なら大丈夫かなーという軽い気持ちで冒険者登録をしてしまう

そんな行き当たりばったりな人生の中
彼女の物語が今始まる。

サイレックオード地方で開催された闘技場でパーティメンバーにも恵まれた結果優勝をしてしまう。
そこまで目立ちたくない彼女ではあったのだがあれよあれよと人が集まり賞賛され…
冒険者ランクも上がってしまう。
「そうじゃないいぃぃ！」とぼやく日々

移動先の冒険者ギルドで最近よくPTを組む面々と行方不明のルーンフォークとアビスダンジョン攻略を開始
魔導機関係が多く、刃が通らなく苦戦もするが最終的にはアビスコアの破壊に成功
ただ、私途中から記憶ないんだよね…私もルーンフォークになっちゃった？
とりあえず無事依頼を達成できてよかった