身長

１６０ｃｍ(割と前屈みなのでもっと低く見える。)

体重

６０ｋｇ/■■■■ｋｔ(人間としての体重/そうでないモノの体重)

髪質・髪型

純黒かつ非常にクセ毛。髪は今は長く伸ばしっぱなしにしている。お陰で露出した角が隠れやすい。

瞳色

錆色。ハイライトの見えない金属色が見えるが飽くまで生身。

好きなモノ

娯楽全般、退屈しないモノ、まだ見たことのないモノ、アサガオ(むすめチャン)

嫌いなモノ

上位者全般、特に公平を期さない知性体。退屈、憂鬱、嘘(つく方)

趣味

武装コレクション、説教、ボードゲーム(主にチェス。あまり強い訳ではない)、女遊び全般(時として男も可)、旅行

出身地

ハーヴェス王国(書類上名義)/■■の王国

前職

城の兵士

酒

選ぶならブルドック。酒には特段強い訳ではないが、呑み方が上手い為長い時間相手と呑める。

『イドの怪物(真)』

いろいろと訳アリのながれの冒険者。器用だが雑な性分で基本的にズボラ。
いろいろあって元居た国から逃げてきた。女性関係や金銭面でも基本的に清廉と言える部分は無く、気が乗ったらどこまでも行ってしまうタイプ。ケダモノですね。
生き残る術に関しては本物で、この大陸で真っ先に覚えたものは言語と罠に対する勉強。
戦闘は二の次と思っている節があるので、あまりあてにしすぎてはいけません、基本この方詐欺師みたいなもんなので。

ヴァイスシティにて死亡一回。
黒い角が偽装を破りつつある。しかし同時に得た魔神化血清の能力獲得により、辛うじて見た目は繕えている。
呪い属性の触手が近接、接触ダメージ適用時に呪い属性2点ダメージを与える。MPを3点消費する。

鉄錆の首輪を装備している間のみ穢れ点と総合実力を殆ど隠蔽することが出来る。

シラクモがユーシズで得たコネクションを基に、ヴァンデルケン＝マグヌス、マオ、現地管理者としてのナグーザーバラ三者合議の末設立された”超法規的コネクションハブクラブ”。

このクラブの真の創設目的は”隠匿する必要のある秘密を内密に処理、或いはコンセンサスを要人間で成立させるための場”
であり、世界でも有数の”あらゆる勢力間での中立地帯”である。

とは言え、その目的の最重要要項は”排反魔法の隠匿”と、”次期竜災の対策”であり、その最重要要項に関係する場は殆ど持たれない。

その代わりに表向きの経営として”ヴァイスシティの暗部性を利用した人材ハブ”という業務がある。
貸金業、土地屋、建設業、薬理業、魔法アイテム販売業、隠れ宿、そしてクラブの主人であるシラクモの趣味としての”殺人依頼”などを仲介している。

クラブに出入りするには店主であるシラクモに気に入られる必要があり、其れは単純な名誉点ではなく”如何にこの男の眼鏡に適うか”という１点に掛かっている。
その為出入りする人材は誰も彼も非常に強烈な人材が多い。

クラブ関係者は店主から敬意の表れとして、客お気に入りのカクテルの銘が入ったタグを渡している。

養女を一人迎えた。
アサガオという名前のグラスランナーの少女を養育する傍ら、ヴァイスシティで日銭を稼ぐ生活を暫く送っている。
”オレには愛情はわからねェよ、だが、理解しようとする工程を軽んじちゃァいけねェ。”
”だが、まァ。”
”解らないままでも、価値は付けられる。パンの値札と同じでな？”
”だからきっと、コレはオレにとって価値のあるコトだ。今のところナ。”
ただの鋼が、花に庇を貸すことを行為と呼べるのかは不明だが。
相手の熱を返すだけのモノに、情愛などというモノが真に宿るのかは解らないが。
今この時、小さな花は確かに鋼の唯一の温源足り得る。

アメリア・セブンテイルズ

シラクモ・アサガオ

エキドナ・フォン・ノーノゲリュオン＝ポセイディア

テオ＆ペコ―ラ

ハニーテイカー

銀天秤のリーブラ

ヴァンデルケン・マグヌス

/boot　Security aray sistem

SecurityCaution/警告　イド領域への侵入を検知。
/情報領域の汚染防護の為セキュリティアレイ展開。
/60秒後に対象の境界線を逆算完了目測。
/侵入者のパーソナリティデータを逆探知中...

この大陸での初仕事、中々に酷い目に逢いはしたが上々の滑り出し。
なんと言っても仕事仲間がやたら優秀なのがいいねェ。困ったときは全部投げちまえ。
このあと小娘を唆して小金を稼いだが、其れが後に厄災に発展するとは思いもしませんでした。まる。

仕事仲間を誘って例の悪魔が始めたとかいう商売テントにやってきた。
成程、上々の腕前の連中と競いながらメシ食って情報交換に、育成ね...
良く出来た商売(サギ)だな。

くそったれ、ひでーめに逢った。つーか何度か死んでた気がするぜ。小悪党ちょっと絞めるだけのぼろい仕事だったハズなのに
なんの因果か最後にゃ一番良くねぇ土俵にセッティングされちまった。
権能フル回転させても兎の野郎いい顔ひとつしねぇ。タバコ一服さえ上手く行きゃしねぇ。もーおまえのおこぼれにゃ頼らねーからな。

悪魔の奴が今度は狩場を用意してカネ稼ぎに勤しんでるらしい。やれやれ、万全の状態を用意して熟練の冒険者を掃除屋兼小間使いにする狩場とはな。狩られてるのは蛮族じゃなくて冒険者の労働力だろ。

今日の仕事は探偵の真似事らしい。今日も今日とて兎の機嫌が最悪だ。
ドベの鬼にゃ魔法から逃げられるわ、また件の小僧が襲われてるわ。
まぁ、戦闘は楽だったし、酒は飲めたし、安い買ぃモンもできたから上々だけどナ。

ヒマだったんでウチの歌姫様を連れてテントのハシゴをしてきた。
まぁそこそこの稼ぎがあったし悪かねーな。この後ドーデン地方へちょっくら仕事しに行ったんだが、なかなか美味いバイトにありつけた。
なお、そのバイト中に中々な美人に出くわした。ふーん。ほーん...悪くない。

件の狐っこ、アメリアちゃんとモルガナンシン公国、もといヴァイスシティに潜入。
今回の仕事はある人物の引き抜き。スカウトだな。
しかしまぁ慣れない土地とはいぇ、雑魚がこぞってすぐ殺しにきやがる。
隣の美女はどーも残念属性の拭えてないカワイ子ちゃんのようだが、なに、まぁじっくり磨ぃてやりましょうってナ。

遂にやらかした。久々にあのメイドに激怒される案件だこれ。マテリアルボディの欠損。
早い話が一回死んだ。
あーあー、見つかったら詰められるじゃ済まねーぞこれ、もう一回殺されるかもー。
まぁしょうがねぇ。ダメなときはダメなモンだ。魔神化血清でもキメて今日は寝ちまおうぜ。

なぁんてタマではない。こーゆーときに付け込むのが詐欺師ですよ。
死んだんなら死んだでしょうがねぇ。どうせなら、そう。
死んだ事実も美女と踊るタネにしようじゃねぇの。

つーわけでごっそさんした。

我が麗しのアメリア嬢は魔神化血清の反動と破瓜の痛みでお休みである。ごめんねクズい抱き方しちゃって。
町では迷子を拾ったり配達の運ちゃんをやったり、市場でおっちゃんと仲良くなったりと中々の収穫。
あ、ついでに封鎖街区を解放しとぃた。デキる男は仕事を誇らないモンですよ？

アメリア嬢復帰。一緒に街をめぐって方々に見せつける行為をなんて言うかこの娘は知らないんだろーか。
いいのかー、これ世間一般ではデートっつーんだぞー。
だぃじょーぶかねこの娘。手ェつけといてなんだけど世に放った数週後には悪い男に引っかかって泣いてそーだ。
ちなみにアメリア嬢の本業に併せてビスクーネ渡河許可証を確保しておいた。
対価はふんだくらない、のは詐欺師じゃございません。

五回分は流石にぼったくり過ぎかと思ったけどコロッといっちまったから、おにーさんはやっぱりしんぱいです。

アメリア嬢帰還までの間、単独で仕事中。
なかなか一人で働くのも悪くない。なにぶん普段人連れよりもゲスい行動や、無茶苦茶な賭けもできる。
お陰でリーリャとかいう小娘を街まで護衛する羽目になっちまったが、まぁそこは其れ。
あんな程度でへばって生きるのに俯いてんじゃねーよ。そら。帰るぞ。

戻ってきたアメリア嬢の尻尾を堪能する。いや、尻尾以外もたっぷり堪能させてもらったが。
保留にしておいた情報収集を再開し、件の女の経歴を洗うところからやり直し中である。
やれやれ、治安維持はいいがその後にアンデッドがぞろぞろ沸きやがって。お陰でエラいギリギリの勝負しちまった。
でもま、今日は生きてる。それは間違いなく、以前よりお前さんが強くなってる証拠だぜ、レディフォックス。

こっそり一人で出てきたのはわりーと思ってるけど、まぁなんだ、こまごました雑事はおにーさんに任しときゃいーの。
つーわけで大したことはなーんにもありませんでしたよ？
ちょぉっとお小遣い稼いだくらいでね。後はまぁ...明日の準備だな。

アメリア嬢といざ大仕事道中。
雑魚をバッタバッタなぎ倒しながら可愛ィあの子を援けるべく娼館街を突っ走る。
途中で凱旋門登ったり、素敵な拾い物をしたりと大変収穫のある日だったナ。
仕事の方は無事に完遂、五体満足精気充分。
酒場の結婚ぱーちーも見届けて、大団円ですヨ。

ま、オレとしちゃその前の娼館でのご休憩ダブル接待がなかなかオイシイ報酬だったが。
素敵な御奉仕だったもんだからきっと二ひ....二人とも良い給仕に成れるぜ？

やべやべやべ...街中で遂にやってしまいましたよ、扉爆散。
つーかしょげるなよぉアメリアちゃん、思った以上に意気消沈しちゃってまーかわいいこと。
思わず付け込みたくなったが、此処は矜持が待ったを掛けた。
嗤え嗤え。絶望を嗤え、失敗を嗤え、そして限界を嗤え。
いずれお前は嗤って相手を殺せるようになれ。

掘り出し物の指輪も見つけたし、奴隷商から情報も手に入ったし、後は客を捕まえるだけだ。
仕事も大詰めだぜレディフォックス。

可哀想な将来の悪魔印幹部候補ちゃんを遂に確保。
チェザーリ君のお仕事を無事にこなせば晴れて仲介業も終了と相成...あはいはい。
コロシアムで戦闘ね、解ってましたァ。
今更犬っころ程度で表情の変わるオレ達じゃ御座いません。

そろそろ北が騒がしい。ずらかろうぜ。
最後に”お土産”をアメリアちゃんに持たせてやって、仕事は完遂と相成りました。
暗黒人材派遣業も無事完遂、こういうの女衒ていうんじゃねーの？
またテントであったらヨロシクなカリンちゃんｗ

さあ、アメリアちゃん。
最後の仕上げだ、オレを殺す気で掛かってきな。

ーーーー

まぁ結果としては、オレがノしたが、勝負自体は悪くなかった。
”次”で待ってるぜ。
期待してるんだ、お前さんはやれば出来るってな。

こりゃあテロだよ、犯罪だよ。
っつーのは冗談にしても。蛮族が真面目にハーヴェスに攻めてきたよ。オッサンはあまりにテンプレートな戦術攻勢でちょっと感心半分呆れ。
そりゃあ守りの剣があるのに真正面から街は落とせねぇよな。
水門で無事小悪党を成敗と相成る。
さて、ぼちぼち世界でも救ってきますね。

悪いなアメリアちゃん。だがコレはやらなきゃならないコトだったんだぜ。
お前さんが強くなりたいのなら、まだ冒険を続けたいのなら。
強靭に嗤って邪魔者を握りつぶす路を、教えてやろう。
その旅路の果てには、オレも責任を取ってやるさ。

アメリアちゃんはオレの想定通り、いや、想定を超ェて成長してくれた。
こりゃぁめでてェ事ですよ。
あのグラスランナーの秘術士は生かしとくと後々禍根を残しそうだし、後で適当な暗がりに連れ込んでサクッといっとこう。

って思ってたンだけどなァ。
アメリアちゃんとオトモダチかァ、手ェ出しづれェなァ...

久々に我らがパーティに顔を出してみたら今度は雪山ですヨ。
オレが雪山で温泉に入らせてやるっなんて意気込んでる傍らでリュークも天才クンも黄昏ちゃってるしロマン君とトール嬢はえらくイイ感じだし、センセー！明日の天気は？！快晴かァ素敵ですねェ！

仕事は首尾よく終了、全く危なげないとはこのことだ。

リュークがしょげてるから気分転換にユーシズに連れて行ってやるコトに。
あそこは愉しィぞー遊園地もあるし学校生活だって出来ちまうんだ。

ダメそう、イチャイチャしてるカップルとか見たら憤死しちゃいそう。

お、あそこに居るのって、行方不明のお前のカノジョさんじゃねぇの？

わかったよ。

だからそんな風に泣くなよ。情けねェ。

ああ。畜生。
そんな風に、ただただ、産声を上げられると。
キツイ。

そんなに泣いてたら痩せ狗に食われちまうだろうが。
ああ、畜生。
子供をあやすのなんざ、随分やってねェ。

気に入らねェ。

闘争と研鑽を此処まで重ねて、忍耐と自制を磨いて。
なんでこの小娘は、否定され(ころされ)なきゃならない。

どうして逆は赦されないんだ？

なら試してやる。

屍山血河を斬り拓き、骨肉を積み上げて。
オレがお前を肯定しよう(いかそう)。

リュークが地下にカノジョさんを追っちゃったのはしょうがねぇので、オレは弟子を可愛ィふたなりにしてAVデビューさせてくれたヒトたちにお礼の菓子折りをもって行くところだ。
七つ尾印の口の中で弾ける素敵なボンボンショコラだ。貴重なんだ、よく味わってくれよ。
ちょっと火傷するかも知れねェけどな？

予定が、大幅に変わった。

オレは元々この国にはアメリアちゃんとかエナを適当に面倒見たら暫くサヨナラするつもりでゆるっと来たンだが...

”コイツ”を、泣かせる訳には行かなくなった。
やっと泣き止んだ小娘をまた泣きじゃくらせるのはお世辞にも上等な親とは言い難い。

お腹が減ったか？眠いのか？
そうか、あの竜が怖いか。

じゃあちょっとぶち殺して来るから、いい子にしてろよ？
さぁアメリアちゃん、派手に行こうぜ。

見ろよアサガオ。
あれがお前と、お前の一族が連綿と積み上げてきた”武器”だ。

例え世界がお前やお前の先祖を否定しても。
お前がユーシズの破滅を否定したんだぜ。

....いい花火だ、たーまやー。

アサガオの為に、この街に拠点を造る。
その為にこの街の有力者全員に有効なカードを用意し、その上でヴァンデルケン公のパイプを通して維持する。
オレはもうこの道に賭けた。
そうである以上は半端はやらない。道中どれだけ邪魔なヤツが居ても殺すし、必要なモノもカネも揃える。

サンキューアメリアちゃん。
オマエを教ェて良かった。本当にイイ女に育ったよ、お前さんは。

何時までものんびりはして居られない。
アサガオも僅かながらこの街の危険性を肌で感じ始めている。
此れより、ひと月以内にコトを為す。