【名前】シュヴァルツ・アルディン
【性別】男
【年齢】53
【誕生日】4月17日
【種族】ローン(鳥)
【身長】182cm
【出身地】
【戦闘経験】1年弱

【物理強度】標準
【戦場機動】普通
【生理的耐性】優秀
【戦術立案】優秀
【戦闘技術】標準
【魔法適正】優秀

ギルド【飢狼の牙】に所属する冒険者。
名前以外の身元やそれ以前の経歴は一切不明。本人は人間を名乗っている。
性格は無気力、皮肉屋、非協力的。
しかし何かしらの要因からか掌を返すように協力的になることも。
魔法に高い適性を有しており、一度手を組むことになれば戦闘行動においてもその才を遺憾なく発揮することになるだろう。

穢れに対して忌避感を有している様子はないが、時には貶すような態度を取ることがある。
本人曰く「『そういうもの』なのだろう？」とのこと。

無信仰。神に祈ることも感謝することもない。
まるで自分以外の何かに縋ることを拒否しているかのよう。

種族はローン。かつてカルディアの庇護を受けていたが、今や蛮族の一員となった者たちである。
生まれつき動物への変身能力を有し、高い魔法適正を有している。

シュヴァルツが穢れを持つ者に対し時には辛辣な態度を取るのも、同じく穢れている自身への自虐だと捉えることもできる。

彼が冒険者となった経緯のひとつに、ハルーラ神殿からの命がある。
過去シュヴァルツは、犯罪者ギルドや社会の暗部に諜報員としての高い適性を買われ、多くの犯罪に手を染めていた。
しかし摘発に合い捕縛、ハルーラ神殿に預けられることとなった。

そこで本人は望まぬ様々な慈善活動を強いられることとなったが、ある日神殿のシスターにこう命じられたのであった。
「冒険者ギルドに所属し、人々と国を護る騎士として生きなさい。」と。
それと同時に、「善行を為せ」という呪詛【ギアス】が彼の身体を縛った。
反すれば、頭を締め付けるような痛みが彼を襲うのだ。

こうして彼は、本当に、本当に不本意ながらギルドに所属し、毎日大きな溜息を吐きながら望まぬ善行に励むこととなったのであった。