クオーラは天真爛漫な性格でたとえ自分がナイトメアという避けられる種族であってもその明るさは変わらない。そして彼女には不思議な点がいくつかある。どこの出身なのか、過去にどんなことをしていたのか、彼女が熱中している「ヤキュウ」とは何なのか..それらの情報が全く持って不明なのだ。本人に聞いても「わかんない！」としか言わないのである。ただ、ヤキュウについて積極的な反応を見せると大喜びでバッグからボールを取り出し渡し始めるらしい。よっぽど好きなようだ。なおボールがいれてるバッグは戦闘の際に盾として使用するらしい(？)一体どんな材質なんだ..()


クオーラによるとヤキュウは体力増強に効果があるだけではなく、連帯感や団結力も高めることにも有効らしい。街中でも積極的にヤキュウを広めている姿がたびたび見られるとか。彼女の動きを見てみると戦闘においての経験を何一つ持ち合わせていないのにも関わらずその動きはスムーズでしっかりとその目的や戦術を把握しているようだった。野球に向けての日頃の鍛錬や並々ならぬ熱意によるものだろうか。だが、そもそもヤキュウとやらどこで覚えたのだろうか、謎は深まるばかりだ。


彼女の話には非常に興味深いものがある。例えば、『いつも同じ夢を見る』というものだ。内容はというとこの世界ではない別の場所にいる夢らしい。
「お前は.........感染....」..「き.......ロド.............レーター.......」「戻って.............死.........やめ....」
といった声がプツプツと聞こえるらしい。...いや全く分からん()とにかく、これを紐解いていけば彼女の過去が明らかになるのだろうか？だが夢という以上、あまり大きな手掛かりにはならないだろう。


「ボクね、一日かけて街をお散歩するのが好きなの。日向ぼっこして～、歩いてくる人を見て～、そしたら....いつの間にか迷子になっちゃうんだ！」

※原作に少し設定を付け加えてます

最初の冒険は遺跡探索だったらしい。メンバーは彼女を合わせて4人。ハルは陽気な人だった。「魔法がすっごくかっこよくてあっという間に倒しちゃうんだよ！凄くない！？」と語っていたな。シュガーはこのパーティーでは１人しかいない男の子だったか。サポートの役割を担っていたらしい。最後にルイス、確か前衛を担当していた女剣士だったな。たまに外すことはあったものの、いい腕をしていたようだ。こうしてみるとかなりバランスのいいパーティーだとわかる。
そして彼女らは「魔動天使」と呼ばれる者と契約したらしい。名前は「｜エスペランサ《希望》」。クオーラが名付けたらしいが..どこの言葉なんだ？と聞いたが彼女にもわからないと言われた。本当に謎が多い子だ..
その後盗賊たちに襲われたがこれを撃退。無事、今回の依頼は達成に終わったようだ。

今回の目的は重要拠点であるカルゾラルの門を制圧することだった。彼女らは先んじてその内部に侵入、内側から門を開け、その直後に傭兵軍がなだれ込み陥落させる。という流れだった。途中、自動で動く船や隕石を降らせてくる巨人像、謎の追跡者にも遭遇したらしい(あとア〇ソック強い)。..魔動天使とやらがあまり活躍できていなかったようだが他のメンバーの働きもあり苦戦するような戦いはなかったようだ。それにしてもルイスの火力は凄まじいものだったらしく流石フェンサーと言ったところ。ハルも前回に引き続き高火力の魔法は容赦なく敵を蹂躙していた。シュガーのサポートもピンチの時には頼りになった。肝心のクオーラもずっと盾に徹していたらしい(たまに馬鹿力を発揮していたみたいだが)。そんな折、魔動天使が思い出話を聞いてきたことがあったらしい。クオーラがそれに答えたのだが、そのせいでとある記憶が呼び起こされたらしく、語った本人も申し訳なく思っているとのこと。やはり重い話はあまりしない方がいいのだろうか？まぁ、今ここでそれを考えても無駄なわけだが。何だかんだありながらも作戦は成功に終わり、魔動天使の強化部品も手に入った、確実に今回の冒険もいい経験になっただろう。