【ヤワラビ尾絡闘術】
- 入門条件
- 50名誉点
大破局後、民を守るため、何より己の技を磨くために蛮族との戦いに明け暮れたリルドラケンの拳闘士ヤワラビが一派の型として完成させた格闘術です。元は尾を巧み扱うリザードマンの一族の戦い方から着想を得たと言われています。尻尾を鞭のように絡みつかせ相手の自由を奪いながら戦い、時には投げ飛ばすこの格闘術は、拳闘士に忌避されがちな絞め技を実用性を伴って完成させた珍しい流派でもあります。
流派アイテム
秘伝
《尾闘術・絡》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 限定条件
- 〈尻尾〉
- 使用
- 適用
- リスク
- 概要
- 尻尾で攻撃を行う場合、攻撃障害を軽減する。
- 効果
尻尾を巧みにしならせ、守りの薄いところに攻撃を行えるようにします。
秘伝習得者が〈尻尾〉による近接攻撃を行うとき、その相手が【ビッグディフェンダー】の効果を受けているか「[常]攻撃障害」の能力を持っている場合、その「近接攻撃への耐性」を無視し、代わりに「遠隔攻撃への耐性」を適用します。(例として、【ビッグディフェンダー/シーサーペント】の効果を受けている相手に対し、近接攻撃が可能ですが相手は+4の修正を受けて回避判定を行います。「[常]攻撃障害」については【デモンズテイル】を参照してください。)
この秘伝は《尾闘術・絡投》を除く《テイルスイング》およびその変化型秘伝と同時に適用できません。
《尾闘術・絡投》
- 必要名誉点
- 30
50
- タイプ
- 《テイルスイング》変化型
- 前提
- 《尾闘術・絡》
(Ⅰ)
《尾闘術・絡蹴》(Ⅱ)
- 限定条件
- 〈尻尾〉
- 使用
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 概要
- 尻尾で投げを行う
- 効果
武器<尻尾>で部位数が1である対象を転倒させます。この時、命中力は<尻尾>のデータ、ダメージ算出には武器<投げ>のデータを利用します。この命中力判定に対し、〈投げ〉のデータはこの秘伝を使用するキャラクターが《投げ強化》を習得し、強化していた場合そのデータが利用されます。この秘伝の対象とできるキャラクターの部位数も《投げ強化》に準じます。(尻尾そのものの命中修正に加え、投げに適用できる『武器以外の』効果を受けることができます。)
この秘伝による<投げ>では《踏みつけ》は発動せず(《尾闘術・絡蹴》がそれ用の秘伝として存在します)、
限定条件に〈投げ〉を必要とする秘伝と同時に宣言する場合、この秘伝の〈尻尾〉による攻撃に対してすべての処理をその秘伝に置き換えて処理を行います。(性質上、《猛進獣殺》など同時に宣言するタイミングが存在しない秘伝などは無意味となり、踏みつけは《尾闘術・絡蹴》を習得した上で、《纏い蔓寸隙打ち》など必要ならば改めて別個でそれ用の秘伝を習得する必要があります。)上位秘伝の場合、対象を自身を中心に10m内の任意の地点へ投げ飛ばし、放り投げた地点に別のキャラクターがおり、かつそのキャラクターに当てることを宣言した場合(多部位のキャラクターである場合、1部位のみ)、そのキャラクター(部位)も先の命中力判定の達成値を目標値に回避力判定を行い、失敗すると同様にダメージ算出を行います。投げられたキャラクターが、当てられたキャラクター以上の部位数であれば、当てられたキャラクターも転倒します。自身の存在しない乱戦エリア内にこれを行う場合、《ターゲッティング》が無ければ誤射が発生します。
これによって自身の存在する乱戦エリアに攻撃対象が存在しない場合、《尾闘術・絡蹴》の効果を与えられず、上位秘伝の性質上《撃爆投獣》《飛びつき蔓絡み》は同時に宣言できません。
《尾闘術・絡蹴》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《尾闘術・絡投Ⅰ》
《踏みつけ》
- 限定条件
- 〈尻尾〉&〈キック〉
- 使用
- グラップラー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 概要
- 《尾闘術・絡投》で攻撃を行った後、追加で〈キック〉による攻撃を行う
- 効果
尻尾を絡みつかせて対象の動きを阻害しつつ蹴りによる追撃を行います。
《踏みつけ》と同様、《尾闘術・絡投》による攻撃の後、〈キック〉または〈キック〉を強化する武器で追加攻撃を行います。
《尾闘術・絡投》と同時に〈投げ〉による攻撃として宣言する秘伝と同時に宣言していた場合、通常通り適用されますが、
《飛びつき蔓絡み》と《纏い蔓寸隙打ち》のようにそれ用の秘伝が存在する場合、当然この秘伝と同時に習得している必要があります。(類例が存在する場合、当然それらも同様に条件を満たす必要があります。)