【フレイナ氷雪舞踏術】
(ラナヴィス)- 入門条件
- 50名誉点/ラナヴィスへの訪問
古代魔法文明時代、ラナヴィス国民に伝えられていた簡易な舞の中でも、水・氷属性の妖精に働きかけるものです。
かつて6属性全てのものが存在していましたが、魔動機文明時代にほぼ廃れてしまい、現在はかろうじて残されていたこの舞踏術しか存在しません。
本来は言葉を使って妖精に働きかけることで発動する魔法を、舞によって発動することができるようにしたこの舞踏は、神紀文明時代に生きたエルフの妖精使い、イゼルが特に好んでいたものと言われています。
魔動機文明時代、誰もが魔動機への関心を寄せていた中で、王家にのみ受け継がれていた舞を、先々代の女王、フレイナがいつか国民に受け継がせるようにと編み出したのはこの秘伝です。とはいえ蛮族や魔神、それらに協力するものに伝わることを防ぐため、この舞は基本的に外部には伝えられません。
ラナヴィスの王家、イズフェバン家と親交があり、悪用しないと認められたものにのみ、この舞は伝えられます。
流派装備
フレイナ氷雪舞踏術では、特殊なステップを踏むことで妖精を呼び、魔法をかけてもらいます。そのため、水・氷属性の妖精が特に好むとされる宝石を身につけるだけでは足りません。
そこで、ラナヴィスの周囲で極稀に採取される、夏でも溶けない氷、通称「不解氷珠」を媒介とする必要があります。この氷はまさしくミーミルの力によって生まれたとされており、これを身に着けているものはすなわちミーミルの許しを得たものとして、水・氷属性の妖精はこぞって力を貸してくれます。
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
不解氷珠 | 17 | 装飾品:任意 | 300 +30名誉点 | 妖精使いの宝石(水・氷)、水・氷属性の妖精を喚ぶときの行使判定に+2、【フレイナ氷雪舞踏術】を使用可能にする |
秘伝
この流派秘伝は、「バトルダンサー技能」を習得しているキャラクターに限り、タイプを「主動作型」ではなく「独自宣言型」として扱います。
△《霧舞》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 主動作型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 金属鎧不装備
- 使用
- 特殊
- 適用
- 30秒(3ラウンド)持続
- リスク
- なし
- 概要
- 「対象:1エリア(半径3m)/空間」「射程/形状:1(10m)/起点指定」「抵抗:消滅」で命中力判定に-2、水・氷属性
- 効果
水・氷属性の妖精に加護を請い、霧を発生させて姿を隠します。
「対象:1エリア(半径3m)/空間」の対象に、「射程/形状:1(10m)/起点指定」で「抵抗:消滅」として、対象は回避判定に+2のボーナスを受けます。この効果は他の効果と重複し、30秒(3ラウンド)の間持続します。この効果は水・氷属性です。
《雪舞》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 主動作型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 金属鎧不装備
- 使用
- 特殊
- 適用
- 30秒(3ラウンド)持続
- リスク
- なし
- 概要
- 「対象:1エリア(半径3m)/空間」「射程/形状:1(10m)/起点指定」「抵抗:半減」で威力20(C値10)の水・氷属性魔法ダメージ
- 効果
水・氷属性の妖精に加護を請い、豪雪を降らせてダメージを与えます。
この秘伝は主動作型ですが、例外的に戦闘準備でも行うことが出来ます。ただし、他の動作を行うことができなくなります。
「対象:1エリア(半径3m)/空間」の対象に、「射程/形状:1(10m)/起点指定」で「抵抗:半減」として、対象に威力20、クリティカル値10(追加ダメージなし)の水・氷属性の魔法ダメージを与えます。このダメージは1ラウンドに1回、3ラウンド(30秒)の間、この秘伝の使用者の手番に与えられます。
《極寒舞踏》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 主動作型
- 前提
- 【霧舞】【雪舞】
- 限定条件
- 金属鎧不装備
- 使用
- 特殊
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- 回避力判定-2
- 概要
- 「対象:1エリア(半径3m)/空間」「射程/形状:1(10m)/起点指定」「抵抗:必中」で命中力判定-2かつ威力20(C値10)の水・氷属性魔法ダメージ
- 効果
複雑なステップで舞い踊り続けることで、水・氷属性の妖精に加護を請い、空間を局地的な猛吹雪に閉ざします。
この秘伝は【霧舞】【雪舞】を習得していないと、習得することが出来ません。
「対象:1エリア(半径3m)/空間」の対象に、「射程/形状:1(10m)/起点指定」で「抵抗:必中」として、対象に、命中力判定に対する-2のペナルティと、威力20、クリティカル値10(追加ダメージなし)の水・氷属性の魔法ダメージを与えます。この効果は1ラウンドに1回、この秘伝の使用者の手番に与えられます。