口調：威圧的＆高圧的。
一人称：俺
二人称：お前
名前呼び：あだ名or呼び捨て

性格

　態度のデカい馬鹿。それ以上でもそれ以下でもない。いちおう学園を出たので最低限の教養はあるが、自頭がダメ。魔導学園を卒業できたのは、妖精魔法学科が才能や感覚を重視する指導スタイルだからである。
　真っすぐな性格で、例えるなら定期的にリセットされる真っ白なキャンバス。他人の助言や行動に感化されやすく、影響を受けやすい。基本的には

容姿

　筋肉質で、黙っていればイケメン。

好き

　酒池肉林

嫌い

　難しいこと

　ユーシズ魔導公国のシーン神殿に捨てられたナイトメア。少年期に、妖精魔法の才能を売り込み、露店の手伝いや自警組織の手伝い、フルシル神殿の仕事の手伝いで稼いだ金で魔法学園に入学した。
　妖精魔法はそこそこ仕えたが、頭が足りず授業をうまく聞けず（最も、妖精魔法学科は頭を使う授業は殆どないが……）、学園の不良集団を束ねて遊び歩いていた。しかし、実際は彼が実質的リーダーとしてまとめ、結果不良たちの行動は大人しくなったため教師からは時折注意を受けるだけで退学まではいかなかった。
　しかし、奇跡的に留年もせずギリギリの成績で卒業。同じ妖精魔法学科の友人(留年済)には、「お前凄いな」と褒められる。
　その後は月神の教えに従い、貧しい人々を助けるためにとりあえず世界を平和にする旅に出ることにした。

24年前(o才)：ユーシズのシーン神殿付属の孤児院にて発見される。
~18年前(~6歳)：孤児院にて貧しいながらもすくすくと育つ。
~9年前(~15歳)：バイトで稼いだ金で、ジェインより一足先に魔法学園《七色のマナ》に入学
~3年前(~21歳)：卒業と同時に自分には魔法は向いていないと悟る
1年前~(23歳~)：『師匠』に出会い、戦闘の手ほどきをうける。修行の一環として世界を平和にすることになる。

育ての親：スチュアート・タイラント　55歳／人間／男
　魔導公国西部、月神シーンの小さな神殿にいる唯一の神官。妖精魔法が少しだけ使えるが、彼の真の実力はその屈強な肉体にある。西部の最低限の治安維持を指導しており、小間使いとしてルーンを雇ったり、彼の魔法の才を見出して魔法学園に推薦したりした。
　ルーンは彼のことを尊敬しており、勝手に彼と同じ苗字を名乗っている。

バイト先＆幼馴染：ジェイン・ヴィッカー　23歳／人間／女
　魔導公国中央区に位置する小さなフルシル神殿の神官の娘。7歳ごろから神殿での仕事を手伝いに行き、小遣いを貰っていた。当時は彼女のことを男性だと思っており、いい友人関係を築いていた。
　彼女が魔法学園の推薦状を貰ったことをきっかけに、ルーンも魔法学園へ行くことを目指すようになった。
　学科こそ違えど、筆記試験などの分からないところはとりあえずジェインに教えてもらっていた。ルーンが留年しなかったのは、彼女の功績も大いにある。

好敵手：リーシャ　25歳／エルフ／女
　「慈愛の孤児院」出身のエルフにしては背の小さな女性。温厚な性格だがルーンとは相性が悪く、同じ妖精魔法学科として互いに競い合っていた。
　成績不振ながらもルーンが卒業までこぎつけたのは、こいつに負けたくないというライバル心により、積極的にジェインの指導を受けたからに他ならない。
　ちなみにリーシャはぐうたら(+エルフの年数感覚は遅め)なので、卒業まで本来は６年のところ１０年かかった。

師匠：名無し　28歳／ルーンフォーク／男
　ルーンの師匠。妖精が見えないため、妖精魔法使いが嫌いらしい。ルーンを扉の小魔(ゲートインプ)と契約させた。剣の腕は相当なもので、弟子にしてくれと懇願するルーンを、スパルタ教育でかなり強い剣士に育成した。
　旅の途中で故郷に立ち寄ったと言うが、それ以外の情報は名前すらも教えてくれない。口の悪さはルーンと似ているが、なまじ頭がいいようでその内容は陰湿で悪辣。
　冗談で「そんな戯言、世界でも平和にしてから言ってみればいいんじゃない？」と言うと、それをルーンが間に受けてしまった。

「ああッ、イライラする！」
『どうしたんだい？イライラしてるのはいつも通りだけど、今日は特段と語気が荒いね』
「スチュアートの野郎が言ってたんだ。孤児院が減って孤児の受け皿が減ってるんだとよ。師匠だったら何とかできねーのかよ」
『どうして僕にそんなことする義理があるのさ？』
「あ？人助けに理由が要るのかよ」
『はァ。まあいいや。僕には出来ない。とだけ言っておくよ』
「おい！ふざけんじゃねェぞ！……ッ！避けんな！」
『すぐに暴力に訴えるのはやめた方がいいって。もう忘れちゃった？あのさァ。貧民街の問題なんて、個人でどうにかできる問題じゃないの』
「そ、そうなのか」
『そんな戯言、世界でも平和にしてから言ってみればいいんじゃない？。孤児の受け皿がないどころか、日々魔神や蛮族の襲撃に怯えている人々がこの世にどれだけいると思ってるのさ。ここは十分恵まれてるよ』
「世界を……へいわに……」
『……？おい。まさか本気にしたんじゃないだろうね』
「よし！決めた！俺は世界を平和にすることにした！そのために必要なのは圧倒的な強さだ！師匠、今日の稽古は厳しく頼むぜ！」
『……毎度思うけど、なかなかにイカレてるね。キミ』

――とある日の師弟の会話より

２Ｒ目以降に妖精を召喚し回復や魔法火力のサポートをしながら、乱撃やマルチアクションによって火力を出すフェンサー。
Ｃ－１と手数を生かしてワンチャンの高火力を狙う。
回復役なのに前衛に出る都合上、全力で介護してくれないとみんな死ぬ。