容姿・経歴・その他メモ

<容姿>
主張する筋肉。端麗なはずの顔よりも印象に残るのは、その肉体だ。
はちきれんばかりの筋肉が、防具の下から主張しているのである。
エルフにしては異常な初期値12から生まれたのは斧を振り回し戦場を荒らしまわるイカレたエルフの戦士だった。

<経歴>
エルフの里の有力者、司書の一族に生まれた。
幼少期のロギアは、狩りの練習をする友人とは違い室内で読書をするのが大好きな少女だった。
人間の父がしてくれる冒険譚。エルフの母が教えてくれる数多の知識。すべてが彼女の興味の対象だった。
そんな彼女の悩みは病弱な身体。好きな読書をしたいのに、この身体だとベッドで寝ることしかできない。
彼女は自らの身体を鍛えることを決心する。10歳の冬、エルフの里で大雪が降った日だった。
-----鍛えすぎたのである。種族の限界を越えんとした彼女に肉体が付いていこうと努力したのだ。
いつしか彼女は剣や斧を持ち、里の仲間の中で最も前線に立つのが彼女の役目となっていった。
己の限界を越えんと里に別れを告げた彼女が流れ着いたのが、冒険者を必要としているアストレイア島だった。
一応、礼儀を一通り教えてもらっているので作法に関してはそこそこ。
正義を成そうとしているお嬢様なので、なんだか浮世離れした言葉遣いをしている。

<性格>
一人称：私、わたくし
二人称：あなた、（名前）さん、（名前）
三人称：あの方、彼、彼女、そちら
よく使う語尾：「～ですわ」「～ですの」
好きなもの：おいしい食べ物、特に魚介類のパスタは大好物。正義。
嫌いなもの：醜悪な筋肉。悪。
のんびり屋のお嬢様だが、戦闘の際には凛々しく戦う。
冒険者として必要なちゃっかりとした強かさも兼ね備えており、生き残ることにかけては一流。
正義を成そうという前のめりが欠点か。

<パーティの面々>
いかれたメンバーを紹介するぜ！

【ウィート・ルーイヒ】：リーダー
頑張っている村娘で、元気のよい人間。
とにかく健気で、己と同様に「正義を成そう」という気概が感じられる。
最初は侮っていたが性格と爆発する想いの力を見てからは共に肩を並べて戦う仲間として信頼している。
多くの尖った仲間の中では比較的マトモなセンスをしており、はねっかえりたちをまとめる苦労人。
冒険を経て、パーティの中で意志決定や啖呵を切る彼女の姿から、ロギアは彼女を『群れのリーダー』として認めた。
「小娘に見えますが、彼女が必死になった時は私でも勝てるかどうかわかりませんわ」
「私たちのリーダーを侮ってもらっては困りますわよ」

【リシュリュー・ミナカテス】：会計
寝床が無いときに彼女のベッド（の下）を借りたことがある。
ゴリラは恩を返す生き物なので、彼女には大きな貸しがあるつもり。
戦利品への嗅覚を信頼し、戦利品の鑑定や探索といった利益を追及しているのに乗っかっている。
同時に、射手として相手の弱点を打ち抜く技術も背中を預けるに足る技術だと彼女は理解した。
冒険を経て、パーティの中で貪欲に利益や自らの主張を追求する彼女の姿から、ロギアは彼女を『群れの会計』として認めた。
「後ろから致命的な一撃を加えるのが得意なガンナーですわね」
「よっぽど解体がお好きなのかしら。手際の良さから察するに数々の苦境を味わったようですが……」

【サリエリア＝ルヴァン・デ＝アーガルド】：同胞
個性とアクの強い面々に振り回されているのはいくらのんびりとした彼女からも理解しており、少し気にかけている。
意外に酒に強かったり、重要な箇所では主張する姿を見てはいるものの、頼りない装甲とおぼつかない回避（とロギアは感じている）にはハラハラしながら見守っているのが現状。
とはいえ、彼女の支援を受けて戦うのは自らの力、そして正義の為にも心地よいものだとは感じているようだ。
冒険を経て、彼女の在り方と生き方を貫き続ける彼女の姿から、ロギアは彼女を『群れの同胞』として認めた。
「まさか領主の娘とは……凛とした在り方にも頷けましたわね」
「彼女の主張を守るために、わたくしでよければ盾となり斧となりましょう」

【α-001】：後輩
生まれたばかりのルーンフォークで、かわいい後輩。ものすっごく硬い。
冒険者として導いてあげなければ！と使命に駆られている。
生まれたばかりのひよこをかわいがるような感じなのかもしれない。
冒険を経て、硬さとあどけなさを仰せ持つ彼女の姿から、ロギアは彼女を『群れの後輩』として認めた。
「背中を預けるに値する頑丈さを持っていますわね！」
「なかなか見どころがありますわよ、彼女」

【キャリー・パミュパミュ】：豪傑
紳士的、力自慢と自分と似ている（と本人は思っている）ので仲間意識と対抗意識を同時に燃やしている。
彼女の奮起に自らも燃えたりといいライバル関係だ（と本人は思っている）。
肩を預けて戦うのがとても楽しい（と本人は思っている）。
冒険を経て、魔力と筋力にあふれた攻撃を繰り出し続ける彼女の姿から、ロギアは彼女を『群れの豪傑』として認めた。
「強敵登場、といったところでしょうか」
「わたくしも負けてはいられませんわッ」

【ジザ・ブラックアイス】：二代目参謀
魔法に長けた、とってもやわらかい（意味深）な仲間。
もやしっ子ながらも魔力は優れており、ちょっとだけうらやましい。
もっと体を鍛えればいいのに、と思って食事を作ってあげようと思っている。
冒険を経て、魔力と策を練り相手を打倒する彼女の姿から、ロギアは彼女を『群れの二代目参謀』として認めた。
「お魚料理とお肉料理、どちらがよろしいでしょうか」
「もっと食べて筋肉や力を付ければ病気に悩むことも少なくなるでしょう」

【ニオ・ザカリー・ディトーラ】：参謀
エルフだけどエルフじゃないオーラもする。なんか見たことない魔法使ってる気がする。まあ、強いからいいか。
知識量に裏打ちされた相手への的確な指示や魔法の威力からとてつもない実力者だと考えている。
ただ、あまり本気を出していないようにも感じるのは気のせいだろうか。
どうやら実家に帰ったらしい。
「なんでしょうかね、あの魔法。私がこれまで見たどんな本にも書いていませんでしたわ」
「相当高貴な方なんでしょう。事情は人それぞれですので私は無粋なことはしませんことよ」

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