制限移動、通常移動、全力移動を行った直後に宣言します。移動妨害を受けていた場合は宣言できません。
　宣言した場合、さらに追加で制限移動を行うことができます。この移動は通常の制限移動と同様にして扱い、移動妨害を受ける可能性があります。
　この秘伝を使用した次の手番まで、回避力判定は「(グラップラー技能Lv+シューター技能Lv)/2(端数切上げ)+敏捷度B」によってのみ行うことができます。また、回避力判定に-1のペナルティを受けます。

　この特技は宣言時に自身から10m以内のキャラクター1体を指定し、さらに①②の効果からいずれかを選択します。

①その対象への命中力を+1します。さらにクロスレンジファイトⅡを習得している場合、その対象に近接攻撃・遠隔攻撃で与える物理ダメージ・魔法ダメージを+4点します。この効果を選択した場合、効果時間中の回避力判定に-1のペナルティを受けます。

②回避力を+1します。さらにクロスレンジファイトⅡを習得している場合、その対象に近接攻撃・遠隔攻撃で与える物理ダメージ・魔法ダメージを+4点します。この効果を選択した場合、効果時間中の命中力判定に-1のペナルティを受けます。

　この秘伝の効果時間中、回避力判定は「(グラップラー技能Lv+シューター技能Lv)/2(端数切上げ)+敏捷度B」によってのみ行うことができます。

　この秘伝を使用するためには、装備した〈ガン〉に1発以上の弾丸が装填されている必要があります。弾丸を作成する魔法がかけられている必要がありますが、かけられていない場合はこの秘伝の使用とともに即座に「バレット」と名の付いた魔動機術を行使できます(行使のための条件やMPの消費などは必要です)。ただし、複数を対象にする「バレット」系魔法は使用できません。
　《クロスレンジファイト》を宣言した対象が「形状：射撃」の攻撃を行った際、その達成値に対して〈ガン〉による命中力判定を行い、成功した場合は対象に弾丸が命中します。この時、自身が能動側となります。命中した弾丸は対象の射撃攻撃よりも先に効果を発生させます。元々の攻撃の成否や達成値は、この効果を受けた後で処理・計算されます。
　この効果を使用して失敗した場合、自身は対象にした攻撃への抵抗判定は行えず、自動的に失敗したものとして扱います(経験点は得られません)。
　この秘伝は成否に関わらず《カウンター》と合わせて1ラウンドに1回しか使用できません。

　《追加攻撃》によって攻撃を行う際、その攻撃の前に2Hの〈ガン〉へ持ち替え、格闘攻撃の代わりに銃撃します。この効果で持ち替える2Hの〈ガン〉は〈ウェポンホルダー〉やそれに類するアイテムによって補助動作での出し入れができる状態である必要があります。
　この秘伝の発動時、2Hの〈ガン〉を即座に装備します。このとき持てなくなった武器はその場に落ちますが、ホルスターや〈ウェポンホルダー〉に補助動作で収納可能なものは収納できます。また、このときの〈ウェポンホルダー〉の状態は、持ち替える2Hの〈ガン〉を取り出した後の状態を参照します。
　次に、補助動作で行使可能な「対象：弾丸」の魔法を即座に行使します。このとき行使する魔法の数に制限はありませんが、複数を同時に攻撃できる弾丸は作成できません。
　《追加攻撃》による格闘攻撃の代わりに、この2H〈ガン〉によって対象へ攻撃を行います。(攻撃対象は《追加攻撃》と変わりません)
　この秘伝は《追加攻撃》として扱います。