淵源なる剣の書
- 知名度
- 99
- 形状
- 黒い書
- カテゴリ
- 冒険道具類
- 製作時期
- 不明
- 概要
- 剣が遣わしたとされている戦士についての記録
- 効果
-
●『Ⅰ』平和 キュアルミエル
平和の戦士ルミエル、暗示するは『慈悲』。
一見矛盾したその性質は歪な価値観を示している。彼女は知っているのだ、『救うも慈悲、奪うも慈悲』、そんな慈悲こそ最も傲慢であると。
それでも手を伸ばさずにはいられない、何も掴めない手の冷たさを知ってしまったのだから。
灯 あい (変身前)
灯 あい (変身後)●『Ⅱ』傍観 キュアイグニス
傍観の戦士イグニス、暗示するは『解放』。
全てを失ってしまった彼女は何に苛まれるでもなく、ただ傍観を貫いた。自らを覆うヴェールを薪に、希望を焚べながら。
彼女は解放を望む、自分を縛り付ける鎖の名も知らぬままに。
ムマ・リリム (変身前)
ムマ・リリム (変身後)●『Ⅲ』思考 キュアカルディア
思考の戦士カルディア、暗示するは『選択』。
変わらぬ日々を求める彼女は突然、非日常へと身を投じることになった。彼女は光を背に思考を続けるだろう、それが人の本質なのだから。
そしていつか訪れる選択の時、広大無辺の暗闇を前に彼女は何を見出すのだろうか。
モルガナ・マグーナ (変身前)
モルガナ・マグーナ (変身後)●『Ⅳ』運命 キュアフォルトナ
謎多き少女。詳細不明。
ソースィー・ブラッド (変身前・変身後)●『Ⅳ』破神 アポテフロスィ
謎多き男。詳細不明。
煤神 焔 (擬態)
煤神 焔 (本当の姿)●『始原』イニーツィオ
優雅な身なりに反し、オリヴィアは平民であった。そんな彼女の細々として暖かい日常は貴族により理不尽に奪われた。崩れていく光の中で彼女は叫んだ、
「ああ、眠る神々よ始まりの剣よ、貴方達は間違っている!」
そして去っていく小さな光に問いかけた、
「光よ、どこへ行かれるのですか!」
………目を開いたイニーツィオの前には、『力』があった。
"始原"イニーツィオ●『変転』ナカツ
オオミワは何かを支配することが好きだった。
自らの力や時間は全てそれに注ぎ、いつか人を支配する神にすらも手を伸ばすことを夢見ていた。次第にその思考がねじれていき、最後には上を見なくなっていた。下を見ては嘲り、弱い者を否定し続けた。上に何があったかなど忘れ、足元の人形を操り続けるだけになった。
ある日、彼の前に『力』が差し出された。彼は再び上を見、遥かなる頂上の先を目指した。
"変転"オオミワ●『幕間』メディウス
ジュードは生まれつき好奇心が強かった。
遺跡に潜っては部品を見つけ、何かを組み立てるのも好きだった。彼が青年になった時アーティファクトに初めて触れ、その好奇心を満たせるようになった………それが彼の狂気を加速させた原因でもある。片端から気になることは試し、どうなったとしても彼は歓喜した。満ちていく、謎も答えも無限に。
もっともっとと今度は神の不完全性を見つけた時、彼の前に『力』が差し出された。満たせる、これならばもっと先………『剣を投げ入れた者』の証明まで。●『終焉』フィーニス
今のところはただのお人好しな青年だが………?