容姿・経歴・その他メモ

c 2-5 卵を温めたことがある
b 3-1 告白されたことがある
b 4-5 毒を飲んだことがある
冒険に出た理由
1-4 倒したい相手がいる

　幼馴染の女に毒を飲まされ監禁。「前からずっと好きだったの...！」そいつは異常性癖者の魔物だった！長年研究し続けてきた魔法によって、男である俺を強制的に性転換させ、卵を産みつけてきた。得意の真語魔法も使えず、貧弱な筋力では抵抗もできない。
　俺は諦めていた。何もできなかった。心を殺して時間が過ぎるのをただただ見守っていた。
　お腹に違和感を感じ始めてきた時、どこから来たのか、冒険者たちがこの魔物を討伐しにやってきた。冒険者たちの奮闘の結果その魔物は撃退された。だが、まだ生きている。

「君、大丈夫だったかい？」

　大丈夫ではなかった。お腹に痛みが走る。産卵の時が来たようだ。

「う、うわぁ...」

　冒険者たちが引いている。あぁ、もういいや。この恥辱と屈辱は全部あいつに押し付けてしまおう。

「あははっ！私はサリ・スウィートといいます！」

　俺はあいつの名を騙って生きていくことにした。もう、俺の人生なんてどうでもいいが、絶対にあいつだけは殺してやる。


産んだ卵は女への手掛かりになるかもしれないので
大切に保管している。

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