<超越者の残響（エコー・オブ・オーヴァード）>
- 知名度
- 20
- 形状
- 限られた者だけが発現させるという、奇妙な力
- カテゴリ
- 常時発動能力
- 製作時期
- 不明
- 概要
- この特殊能力の所持者はすべての言語を習得しているものとして扱い、他にもいくつかの特別な効果が発動できる
- 効果
-
この能力を得たキャラクターは、以下の能力を全て得ます。
[常]種族を超える力（常時能力）
すべての言語の会話を所持しているものとして扱います。
[常]次元を超える力（常時能力）
シナリオ中、「かつてあった出来事」もしくは「これからおきる出来事」の情報が手に入ります。
ですが、自らの意志で発生させることは叶わず、基本的には情報の断片として手に入るのみです。
また、この能力があることで発生するイベントもあるかもしれません。[準][補]思考を超える力（戦闘準備能力・補助動作能力）
「射程／形状：2(30m)／起点指定」で、対象1体の思考を垣間見ます。
対象が次に攻撃を行おうと考えている相手や行動をGMは決定し、それを所持者に伝えます。
また、熟練戦闘の場合はどのように移動し、どのような作戦を狙っているなどと言った簡単な行動も伝えます。
この能力は知能が低いか人間並みの相手にしか使うことができません。[主]限界を超える力（宣言能力）
近接攻撃を行う際に宣言し、その攻撃1回に有効です。
宣言を行う際の命中力に+2をします。
更に、ダメージを+8かつ防護点を無視します。
この能力を使用するには以下の条件のどれかを合計で5回満たす必要があり、1シナリオで最大で3回までストックできます。
1,パーティメンバーの誰かが、行為判定で自動成功（6ゾロ）を発生させる。
2,パーティメンバーの誰かが、威力表でクリティカルを発生させる。
連続でクリティカルを発生させた場合、1つ1つが発動条件として数えられる。
3,パーティメンバーの誰かが、敵からの攻撃を受けたダメージを0以下に減少させる。
4,パーティメンバーの誰かが、残りHPが半分以下のパーティメンバーを回復させて半分以上に戻す。
由来・逸話
何らかの要因により自らの魂に眠っていた記憶や経験を引き出し、その力を使えるようになったものが使える能力です。
基本的には相手との精神的な壁を取りはらい、協力することに特化しています。
過去と未来を垣間見る能力もあり、研究者の間では時間を越えて情報を引き出せるのではないかと言われています。
また、自らの限界を突破して非常に強力な攻撃を行うことも可能ですが、その能力も他人との連携が必須となります。
この能力を開花させたものは、「超越者（オーヴァード）」と呼ばれることもあります。
この能力の名前も一つの名称に過ぎず、様々な呼び名があるようです。
全ての人間に備わる能力でなく、『他人への手助けを厭わず、可能であれば敵でさえ助けたいと思うようなお人好し』くらいの善人に発現しやすいようです。
奇妙なことに、この能力を得た際には凛々しい女性の姿を幻視したという証言だけは一致しています。