【アメンドーズ】(異形の落とし仔)
- 知能
- 高い
- 知覚
- 魔法
- 反応
- 敵対的
- 言語
- なし
- 生息地
- 奈落の魔域/建築物の外壁など
- 知名度/弱点値
- 19/22
- 弱点
- 炎・雷属性ダメージ+2点
- 先制値
- 17
- 移動速度
- 15(歩行)
- 生命抵抗力
- 15 (22)
- 精神抵抗力
- 16 (23)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
頭部(頭突き) | 16 (23) | 2d+10 | 16 (23) | 10 | 120 | 80 |
胴体(踏みつけ) | 16 (23) | 2d+12 | 12 (19) | 15 | 180 | 100 |
右腕1(腕) | 15 (22) | 2d+14 | 14 (21) | 10 | 90 | 20 |
右腕2(腕) | 15 (22) | 2d+14 | 14 (21) | 10 | 90 | 20 |
左腕1(腕) | 15 (22) | 2d+14 | 14 (21) | 10 | 90 | 20 |
左腕2(腕) | 15 (22) | 2d+14 | 14 (21) | 10 | 90 | 20 |
- 部位数
- 6((頭部/胴体/右腕/右腕/左腕/左腕))
- コア部位
- 頭部
特殊能力
●全身
○ブヨブヨした肉体
打撃武器から攻撃を受けるとき、防護点を3点高いものとして扱い、クリティカルの効果を受けません。
○秘匿されし怪物
知力が40以下のキャラクタ-、もしくは知覚:魔法を持たないキャラクターは、
この魔物を見ることができません。透明状態として扱います。
ただし、一度でもこの魔物の姿を見ることができたキャラクターは、同一個体からは以後この効果を受けません。
○名状しがたき姿/15(22)/精神抵抗力/短縮
この魔物を目撃した者は、30秒(3R)の間、恐怖のためにすべての行動判定に-2のペナルティ修正を受けます。
この効果は精神効果属性です。1度この効果を受けたものは、以後自動的に判定に成功します。
この魔物を透明状態として扱うキャラクターはこの効果を受けません。
○限定再生(5点)
手番の終了時にHPが「5」点回復します。HPが0以下になった部位はこの効果を失います。
この能力は、自身が奈落の魔域の内部にいる場合のみ効果を発揮します。
●頭
○ターゲティング
○頭を下げる
通常攻撃、脳液拡散を使用したターンは、次の自身の手番開始時まで部位:胴体の攻撃障害の効果を失います。
☑捨て身攻撃Ⅱ(打撃点+10、自身に確定ダメージ10点)
▶脳液拡散 15(22)/生命抵抗力/半減
自らの周囲に無差別に正体不明の粘液を振りまきます。
この魔物と同座標にいるキャラクター全てに「2d+12」点の毒属性魔法ダメージを与えます。
生命抵抗力判定に失敗した対象は10秒(1R)の間、すべての行動判定に-1のペナルティ修正を受け、
MPに3点の確定ダメージを受けます。この効果を使用するとMPを「10点」失います。
この能力は連続した手番には使用できません。
▶拡散する閃光
17(24)/回避力/消滅
エネルギー収束弾を撒き散らして敵を攻撃します。
「射程/形状:3(30m)/射撃」で「対象:3体まで」の対象に「2d+14点」の純エネルギー属性魔法ダメージを与えます。
この効果を使用するとMPを「10点」失います。この能力は連続した手番には使用できません。
また、この能力は「▶薙ぎ払う閃光」を使用した次の手番には使用できません。
▶薙ぎ払う閃光
16(23)/精神抵抗力/半減
強烈なエネルギービームを放ち、周囲を焼き払います。
「射程/形状:3(30m)/貫通」で対象に「2d+18点」の純エネルギー属性魔法ダメージを与えます。
この能力は自身と同一の乱戦エリア内のキャラクターや地点を対象とすることはできません。
この効果を使用するとMPを「20点」失います。この能力は連続した手番には使用できません。
また、この能力は「▶拡散する閃光」を使用した次の手番には使用できません。
●胴体
○攻撃障害(体勢崩しあり)=+4/なし
巨体が攻撃を妨げます。
部位:頭部は近接攻撃の回避力に+4のボーナス修正を得ます。
部位:胴体のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。
また、部位:胴体が一度の攻撃25点以上の物理ダメージを受けたとき、
次の自身の手番開始時まで、この能力を失います。
▶エネルギーチャージ
部位:頭部のHPとMPを「20点」、すべての部位:腕のHPを「10点」回復します。
この能力を使用すると「25点」のMPを失います。
▶跳躍攻撃/16(23)/回避力/消滅
大きく跳躍し、移動とともに攻撃を行います。この移動では、「10m」まで移動可能です。
エリア内の部位数に関わらず、乱戦エリアからペナルティ無く離脱することができます。
自身が移動した後、自身を中心とする対象「1エリア(半径3m)/すべて」に「2d+12点」の物理属性ダメージを与え、
命中した対象を転倒させます。
この行動を使用した場合、この魔物の他の部位すべてが行動済みとなります。
この行動を使用する場合、この魔物の他の部位がひとつでも行動済みであってはなりません。
この行動を使用する手番の移動は制限移動に限られます。
この行動は、連続した手番には使用できません。
●腕(右腕1/右腕2/左腕1/左腕2)
○連続攻撃
攻撃が命中した場合、同一対象に再度近接攻撃を行います。この効果は2回目の命中以降は発動しません。
複数の対象を同時に攻撃した場合は、命中した中から1体の任意の対象に攻撃します。
☑薙ぎ払いⅡ(対象を5体まで同時に選択)
☑狙い撃つ(命中力判定+2、打撃点-4点)
☑全力攻撃Ⅱ(打撃点+12、回避力-2)
☑叩きつけ(命中した対象を転倒、1部位まで転倒可能
飛行している対象には無効)
≫神秘を纏う腕
1Rの間、自身の攻撃が命中した対象に「5」点の衝撃属性魔法ダメージを追加で与える能力を得ます。
この能力を使用するとMPを5点失います。
▶頭をかばう
腕で頭部を庇います。次の自身の手番開始まで、部位:頭部に与えられる全ての適用ダメージを「-10点」します。
この行動は部位:頭部のHPが半分以下の場合にだけ行います。複数の腕で庇っても、この効果は累積しません。
≫自切
傷ついて使い物にならなくなった腕を引きちぎり、自身の武器として扱います。
HPが0以下の部位:腕ひとつにつき、それぞれの部位:腕が一度だけ使用可能です。
使用した部位:腕は以下の2つの能力を得ますが、「▶頭をかばう」を失います。
○腕を武器とする
この部位による攻撃は「射程:1(10m)」の近接攻撃として扱います。
また、打撃点を「4点」、命中力を「1点」高いものとして扱います。
○痛恨撃
ダメージ決定の2dの出目が10以上だった場合、打撃点を更に+「8点」します。
戦利品
- 自動
- 悪魔の血晶(800G/赤A)*2
- 2~8
- 蠢く触手(2000G/赤S)
- 9~14~
- 悪魔の深淵血晶(3000G/赤S)
- 15~
- 蠢く魔神の腕骨(武器・データ下記参照 1個体から1つまでしか入手できない)
解説
異界に住まう魔神の中でも、極めて異質な能力を持った存在です。
萎びたアーモンドのような頭部にはひげのような触手が蠢き、7本の長い腕を持つ悍ましい異形の巨人の姿をしています。
最大の特徴は、「瞳を持たぬ者」には見えないことです。
この恐ろしい魔神と戦う上では、その秘匿を破ることが絶対条件と言えるでしょう。
非常に稀な例ではありますが、切り落とした腕が時に現世に残り、主をなくしたあとも蠢き続ける事があるようです。
時に、その腕は正気をなくした者達の手で武器として振るわれると言われています。
【蠢く魔神の腕骨】 メイスB /用法1H/必要筋力25/命中+2/威力30/C値12 追加D+1
フレイルS /用法2H/必要筋力25/命中+0/威力45/C値9 追加D+1
魔法の武器+1・アビス加工不可。取引価格:22000G 製作時期:現代
フレイルとして使用している場合に限り、以下の能力を使用可能。
MP5点を消費することで、「射程:1(10m)」で対象「3体」までのキャラクターに近接攻撃が可能。
戦闘特技:薙ぎ払いなどの複数対象を取る攻撃と併用する場合、重複して対象を取ることが可能。
この能力は連続した手番には使用できない。
※運用指針
LV10から11程度で4名以上の冒険者PTに向けた、単体で機能するセッションボスとして想定しています。
ただし、前線で6部位を止める能力を持たないPTでは恐らく対処が困難です。
冒険者の数が5名を超える場合は、取り巻きに雑魚を配置するか、剣の欠片を使用して戦闘バランスを調整してください。
多部位ボスの常として範囲攻撃とコア部位への集中攻撃に弱いため、刺激的な戦闘を求める場合は、
剣の欠片やトレジャードロップで頭部に厚めにHPを割り振り、精神抵抗力を上昇させると良いでしょう。
○秘匿されし怪物 をセッションギミックとして使用する事を想定しています。
PTの少なくとも半数以上(可能なら全員)がこの能力を破れるようなセッションであることが望ましいバランス調整です。
知覚:魔法を提供するアイテムや、一時的に知力を上昇させる手段を用意するべきです。
また、言うまでもないことですがこのモンスターはフロムソフトウェアのゲーム「Bloodborne」を直接の元ネタとしています。扱いには十分に気をつけてください。
※GM向け戦闘運用
戦闘開始時に○名状しがたき姿の処理を行ってください。抵抗:短縮のため開幕での火力集中の被害を軽減できます。
事前にこの魔物の姿を見る機会があるかどうかで難易度調整が可能です。手番終了時には○限定再生の処理を行なってください。
部位:頭部
基本的には「閃光」2種と「脳液拡散」を交互に使用し、PT全体のHPに負担をかけるのが役割です。
ターゲティングはありますが、鷹の目を持っていないことに留意してください。
頭部の通常攻撃はあまり火力がありませんが、次ターンの行動を読ませなくする事が可能です。
部位:胴体
基本は、乱戦エリア内の敵に通常攻撃を行います。
他の部位が削れて危険域になった場合は▶エネルギーチャージを適宜使用してください。
▶跳躍攻撃は上級戦闘以上のルールで、後衛の10m距離への布陣を咎める役割を持ちます。
著しくプレイフィールを損なう場合や、基本戦闘ではこの能力は削除して構いません。
部位:腕
複数宣言をもっていないため、4種の宣言特技と▶頭をかばうを使い分けてください。
回避力が高いPTには🗨狙い撃つや🗨叩きつけ、防護点が高いPTには🗨全力攻撃Ⅱや🗨薙ぎ払いⅡを使用して圧力をかけると良いでしょう。○連続攻撃と☆神秘を纏う腕があるため、命中回数を優先したほうが火力は高くなりやすいです。
ただしMPの都合で腕が全力を出せるのは4Rまでです。
GMがこの魔物が硬すぎると判断した場合は、▶頭をかばうのダメージ軽減効果を下げると良いでしょう。