正面の敵を攻撃しながら、咄嗟に背面や側面の敵を蹴りで攻撃します。
　《追加攻撃》による攻撃の際、武器として〈キック〉を使用するのであれば、対象を通常の近接攻撃同様任意に選択することができます。

　鍛え上げられた瞬発力と体幹の強さにより、通常より素早く蹴りを叩きこむことを可能とします。
　この秘伝を習得すると、〈キック〉による攻撃の時、《両手利き》の処理に準じて2回攻撃を行うことを選択可能になります（命中判定へのペナルティ修正も発生します）。
　また、《両手利き》による2回の攻撃の際、用法が「1H」もしくは「1H#」の武器であれば、攻撃1回ごとに武器を変更することが可能になります。

　全体重をかけたドロップキックや飛び膝蹴りなどで攻撃します。
　この秘伝を使用する際に宣言は不要ですが、《追加攻撃》など1回の主動作で複数回の攻撃を行える効果、および《乱撃》など近接攻撃の対象を増やす効果とは同時に使用できません（《飛び蹴り》による攻撃にはこの秘伝が使用可能であることに留意してください。この秘伝自体を1ラウンドに複数回使用することにも制限はありません）。
　この秘伝の効果を受けた攻撃が命中した対象は、単部位であれば転倒します。《砲弾蹴》の場合、それに加えて相手の部位数に関係なく「グラップラー技能+筋力ボーナス」点の確定ダメージを与えます（攻撃が追加されるわけではありません）。ただし、攻撃を回避された場合、これらの効果を自分自身が受けることとなります。