容姿・経歴・その他メモ

デュラハンロードから死の宣告を受けた哀れな冒険者
宣告日まであと5か月と16日。
生き残るためになんとか頑張っている。
死ぬときは人として、冒険者として死にたい。

『行ってはいけない』『そこは危険だ』
どうして忠告を無視してしまったのだろう。どうして心配の言葉を無下にしたのだろう。
英雄になりたかった、ドラゴンを倒して財宝を見つけて、そんな物語に憧れて冒険者になったのに。
対して成長もせず歳ばかり食っていくことに焦っていたんだろうか。
…いや、死に場所を探していたんだ…終わりにしてほしかったんだ。夢見た冒険者を　あきらめる　口実を

でも死にたくないと思う自分がいる。仲間はあいつに殺されて、最後の言葉として『死の宣告を受けたんだ、君は』『君ならデュラハンロードに勝てる。私たちの仇をとってくれ』そんな呪いじみた言葉をもらった。
死ねない理由ができて頑張らなきゃいけない理由をもらえた。　仲間の魔法使いはいつだってこう言っていたはずだ。
『魔法ってのは、探求し続けることが肝要だ。泣いたっていい。吐いたっていいし後悔してもいい。でも探求し続けなくちゃあいけないんだ』『続けることが大事なんだ。たとえそれが意味のないことだとしても』
『君もそうだ。夢をかなえるために、ドラゴンだって倒せる冒険者になりたいなら、泣いても、吐いても、後悔しても進まなくちゃいけないんだ』『君ならできるよ。応援しかできないけどね』『…本当につらい時の合言葉を教えてあげよう』

『人として魔法使いとして』
「人として冒険者として」

「『死ぬために、価値ある人生にするために「冒険者らしく」『魔法使いらしく』生きよう』」

『君と僕の合言葉だ。よろしく頼むよ、…パルデㇾ』

付き合ってくれた相棒のために今日もできることをしよう。やれることをしよう。
最後の時まで

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