ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

追記 - ゆとシートⅡ for SW2.5 - ゆと工公式鯖

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基本取引価格:
知名度
形状
カテゴリ
製作時期
不明
概要
効果
冒険の理由

 ロリエ・ロルベーアは、〈対話の樹〉の襲撃者と流出した情報の行方を突き止めるために旅をしている。
 現状掴んでいる情報は、襲撃者が盗賊ギルドに所属していることと、それが月神シーンの信者の可能性が高いということだけである。
 なお、外の世界を知るためという無邪気な理由も嘘ではない。

〈対話の樹〉

 ウルシラ地方のセブレイ大樹海の奥深くにある自然と一体化した集落、〈対話の樹(ディアロゴスヒューレ)〉。エルフとメリア以外の立ち入りは禁止されており、一般的には存在自体が都市伝説の類とされている。実際にこの集落と接触があるのは、アヴァルフ妖精諸王国連邦の7つのエルフの氏族と4つの王家くらいである。
 〈対話の樹〉が秘匿されているのには、とある秘術の存在が大きく関わっている。その秘術というのは樹神ダリオンと対話できるというもの。秘術を実行するための条件はいくつかあるが、その最たるものは、〈ダリオンの孫〉と呼ばれるこの地に生まれた長命種のメリアの神官でなければならないということ。そのため、樹神ダリオンを信仰する者の中には、この地のメリアを神聖視しているものもいる。

〈対話の樹〉と他の勢力

 7氏族4王家は年に4回この集落を訪れ、〈ダリオンの孫〉を通して平和を守るために神託を得ている。
 およそ20年前、〈対話の樹〉が突然消えたことによって、7氏族4王家の間では少しばかり混乱が巻き起こった。現在では、秘術を行える〈ダリオンの孫〉の1人が帰還したことで、20年前と同じ状態に戻った。

秘術

 コンタクト・ダリオン
 現在、この秘術を受け継いでいる〈ダリオンの孫〉は、ロリエ・ロルベーア含め3人のメリアだけである。

〈対話の樹〉襲撃事件

 21年前、〈対話の樹〉は数人の野盗に襲撃され、秘術を行える人物の1人である〈対話の樹〉の長が誘拐された。数日後、長は無事に帰ってきたものの、なんらかの魔術によって秘術についての知識が奪われてしまっていた。
 翌年、長が寿命を迎えたことをきっかけに〈対話の樹〉に残された者たちは各地へ旅立った。奪われた秘術の知識が広まってしまうと〈対話の樹〉の土地そのものが危険に晒されると考えたためである。襲撃者を突き止め情報の拡散を止めることを目的とし、メリア達は〈対話の樹〉を去った。
 しかし、深い森の地を長い間空け続けていると、メリアと言えど生活していくことができなくなってしまうため、200歳を超えた者は〈対話の樹〉へ帰り、寿命を迎えるまで神事を全うし、種を撒き、次の世代の子を育てると決めた。

製作者:壁