容姿・経歴・その他メモ

ラグリーは魔法の才能を持って生まれた。生まれた家がハルーラを信仰していたこともあり、彼女は13歳ながら森羅魔法と神聖魔法が使えていた。その才能は村中に評判され、彼女はちょっとした有名人だった。
しかし、ある時その才能に目を付けたナイトメアに攫われ、監禁された。監禁生活はお世辞にも良いと呼べるものではなく、さらにそのナイトメアから毎日無理難題を頼まれていたため、幼い彼女の精神は疲弊していった。
監禁生活により彼女の才能はなくなってしまい、今では一般のエルフよりも魔法が使えない体になってしまった。
ある日、彼女は冒険者の手で助け出される。助けられた彼女は帰るあてがないのでそのまま冒険者になった。
しかし、監禁されたという悪夢はまだ終わっていなかったのである。
彼女は時々、いやほぼ毎日、同じ夢を見る。監禁されていたころの夢だ。当時の事がトラウマとなっており、夢として現れるのだ。彼女は戦わなければならない。監禁されていたころの、自分自身の過去という敵に。誰も彼女を助けることはできない。倒さなければならないのは、彼女なのだから。

という成り行きがあり、口数は少ない。しかし、助け出してくれた冒険者への感謝の気持ちからか仲間想いな性格。特に、自分を助け出してくれた『―――』への感謝は大きい。あと敬語は常に使うタイプ。
大人びた性格だが、ちゃんと精神は幼く、SANチェックが入りそうな物は遠ざけようとする。
そして敵には容赦がない(主に使命的に)。詳しくは下記


ラグリーの生まれであるゴーイン家は、蛮族との戦争において重要となる魔術師を多く輩出しており、ラグリーはそのゴーイン家の中でも天才と呼ばれていたが、監禁されていたショックで以前ほどの力を出せなくなっていた。しかし、その内に秘めたゴーイン家の血は健在で、蛮族相手には容赦なく攻撃する。ただし才能が枯れ果ててしまったため自分から攻撃することはできない。

初冒険後、久々に魔法を使ったラグリーは森羅魔法の使い方を思い出す。魔力は枯れかけており、碌な攻撃は出来ないがそれでも一歩前進したと言えるだろう。

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