Luna Centelleo
プレイヤー:ねこ
「──嗚呼、人で在れたなら」
- 種族
- ウィークリング(ミノタウロス)
- 年齢
- 16
- 性別
- 男性
- 種族特徴
- [蛮族の身体][暗視][剛力]
- 生まれ
- 踊り子
- 信仰
- なし
- ランク
- 穢れ
- 2
- 技
- 10
- 体
- 8
- 心
- 5
- A
- 7
- B
- 5
- C
- 11
- D
- 7
- E
- 6
- F
- 10
- 成長
- 1
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 成長
- 0
- 器用度
- 18
- 敏捷度
- 15
- 筋力
- 22
- 生命力
- 15
- 知力
- 11
- 精神力
- 15
- 増強
- 1
- 増強
- 1
- 増強
- 増強
- 増強
- 増強
- 器用度
- 3
- 敏捷度
- 2
- 筋力
- 3
- 生命力
- 2
- 知力
- 1
- 精神力
- 2
- 生命抵抗力
- 5
- 精神抵抗力
- 5
- HP
- 24
- MP
- 15
- 冒険者レベル
- 3
経験点
- 使用
- 4,500
- 残り
- 225
- 総計
- 4,725
技能
- バトルダンサー
- 3
- スカウト
- 1
- エンハンサー
- 1
一般技能
- 歌手(シンガー)
- 5
- 演奏家(ミュージシャン)
- 5
戦闘特技
- 《全力攻撃Ⅰ》
- 《武器習熟A/ウォーハンマー》
- 《薙ぎ払いⅠ》
練技
- 【キャッツアイ】
判定パッケージ
スカウト技能レベル1 | 技巧 | 4 | |
---|---|---|---|
運動 | 3 | ||
観察 | 2 |
- 魔物知識
- 0
- 先制力
- 3
- 制限移動
- 3 m
- 移動力
- 16 m
- 全力移動
- 48 m
言語
会話 | 読文 | |
---|---|---|
交易共通語 | ○ | ○ |
汎用蛮族語 | ○ | ○ |
技能・特技 | 必筋 上限 | 命中力 | C値 | 追加D | |
---|---|---|---|---|---|
バトルダンサー技能レベル3 | 22 | 6 | ― | ― | 6 |
《武器習熟A/ウォーハンマー》 | ― | ― | ― | ― | 1 |
武器 | 用法 | 必筋 | 命中力 | 威力 | C値 | 追加D | 専用 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マトック | 2H | 20 | -2=4 | 40 | 10 | +2=9 | Bランク 剛力適用済み |
技能・特技 | 必筋 上限 | 回避力 | 防護点 |
---|---|---|---|
バトルダンサー技能レベル3 | 22 | 5 | ― |
防具 | 必筋 | 回避力 | 防護点 | 専用 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
鎧 | ポイントガード | 1 | 1 | 0 | Bランク | |
合計: すべて | 6 | 0 |
装飾品 | 専用 | 効果 | |
---|---|---|---|
首 | リボン | 白色。手放せない。 | |
背中 | フード付きロングマント | 黒色の外套。長さは膝下まで。 | |
右手 | 巧みの指輪 | 器用+1、破壊すると+13 | |
左手 | 俊足の指輪 | 敏捷+1、破壊すると+13 | |
足 | 立ち寝のレギンス | 気絶・睡眠で転倒しない。 |
- 所持金
- 121 G
- 預金/借金
- 0 G / 0 G
所持品
背負い袋
水袋
毛布
火口箱
たいまつ6本
ロープ10m
小型ナイフ
着替えセット
下着
保存食七日分
ベルトポーチ
ヒーリングポーション
魔香草
羽根ペン
インク瓶
羊皮紙5枚
スカウト用ツール
ガメル貨幣
- 名誉点
- 30
- ランク
名誉アイテム
点数 | |
---|---|
冒険者ランク |
容姿・経歴・その他メモ
プロフィール
・169cm 62kg
・アヴァルフ妖精王国連邦周辺の集落出身
生まれた環境
・母殺し
経歴
・身体に傷痕がある
・自殺を試みたことがある
・人族になりたい
ハプニング
・蛮族の血が流れている
・奴隷として過ごした
・大切な人に目の前で死なれた
冒険に出た理由
・自由のために
その他
・歌や音楽が好きで、時折酒場などで披露する。ヴァイオリンが得意。その玲瓏な声と卓越した技術から人気を博している。
貼り付け用
PL:ねこねえ
PC:Luna Centelleo
種族:ウィークリング(ミノタウロス生まれ)
特徴:[暗視][剛力][蛮族の身体]
冒険者技能:バトルダンサー3、スカウト1、エンハ1
一般技能:歌手5、演奏家5
移動力:3/16/48m
言語:交易共通語、汎用蛮族語
履歴
アヴァルフよりほど近い樹海に位置する、蛮族たちの集落。彼は、そこで生まれた。その頭部から隆起したバルバロスたる証で、まだ年端も行かないエルフの少女であった母親の腹を裂いて。それゆえに、期待された。父たるミノタウロスに。同族たる妖魔どもに。
けれど、周囲に追いつくほどの強さもなければ、男性であるがゆえに子を産むこともできない。唯一、顔たちだけは女性と見紛うほどに整っていたから。やがて付けられたのは、性欲の捌け口となるより外に生きる道などないと意味する、「ボルツ」なる名。
間もなく、彼は来る日も来る日も父や手下の妖魔どもの欲望を叩きつけられるだけの人形と化した。朝から晩まで一時の休息もなく、犯される日々。単なる人形としてしか見られていなかったゆえに、生き物としての扱いなどされるはずがなく。容赦も遠慮もなく玩具にされるうち、いつしか左の角が折れた。それでも当然、モノのような扱いは続いた。
嗚呼、いつ終わるのだろう。否、いっそ自分の手で終わらせてしまえば。
人形として扱われる彼が生き物であると証明していたのは、その思考のみ。この生きているとも呼べない生活が続くのなら、いっそのこと死んでしまおう。いつがいいだろう、どうやって奴らの目を盗もう、どんな死に方を選ぼう。そんな死への渇望だけが、彼を生かしていた。
月が、好きだった。地面に組み伏せられて犯されているときも、食事とも呼べないようなゴミを命を繋ぐため口にしているときも、空を見上げればそこには変わらず優しい光を注ぐ黄金の天体があった。いつからかそれが、光のない穴倉に唯一降り注ぐ希望のように思えたから。それを思えば、いつ死ぬかはすぐに決まった。月が満ちる刻にこそ、この呪わしい生に終止符を打つべきだ。せめて、最も美しいものに見守られながら逝けるのなら、それ以上の幸福はないのだから。
そして、来たる満月の夜。恒例行事と化した乱交から解放されるなり、集落を抜け出した。
どう死ぬかなど考えていなかった。強そうな誰かに喧嘩でも吹っ掛けて、殺されてしまえばそれでいいだろう。そんなことを考えながら、ただ樹海を走って。走って。走って。
いったいどれほど集落から離れただろう。どれほど外の土を踏んだろう。もうこれ以上は走れない、そう膝をついて。ふと前へ目を遣ったらば、そこには自信とよく似た姿の少女がひとり。太陽のような金色の髪に瞳を持ち、真っ白な衣服に身を包み。そして両手で構えた、何に使うのか見当もつかない弦と木製の何か。彼が初めて出会った、生きた人間だった。
少女は彼に気づかず、しばし手に持つその道具にて音を奏でた。聞いているとなんだか胸のあたりが暖かくなるような、不思議な音色。適当なことを言って襲い掛かることも忘れ、聞き入った。
疲れがあったのかもしれない。物珍しさがあったのかもしれない。安心をしたのかもしれない。彼は彼女が人間なる種族なのだと心のどこかで気づき、気が付けば憧れを持つようになっていた。
──嗚呼、人で在れたなら。彼女のように。人に生まれていたならば、いったいどれほど幸せだったろう。
そんな気持ちが湧き上がっていた。死ぬために集落を抜け出したことも、誰かに殺されたかったことも忘れて。気が付けば、人で在りたいと願うようになっていた。
やがて、少女が彼の存在に気づく。最初にかけられた言葉は、「貴方、そんなところでどうしたんですか!?」という、自身を案ずるものだった。
その言葉だけで理解した。この少女は、優しい心の持ち主なのだろうと。自分を殺してなどくれないだろうと。けれど、嘘を吐けるだけの知識も経験もなかったがゆえに。彼は、それまでの経緯を素直に少女へと話した。
少女はその悲惨さに絶句し、しばし考え。やがて、このように彼へ告げた。
「……私、あなたのことをそのような名では呼びたくありません。だから、もしよかったら。私に、名付けさせてはくれませんか」
何を言っているのだろう、と思った。気にするところはそこなのか、と。"ミノタウロス"に遭遇したのだからもっと怖がるとか逃げるとかあるだろうに、名前?と。
けれど、自分でもボルツという名には嫌気がさしていた。忌むべき名だった。先に覚えた憧れも多分に起因しただろうか。彼は、名が欲しいと答えた。
そうして与えられたのは、ルーナ・センテリェオという名。
太陽から光を受けて。初めて生き物として扱われて。世界で自分だけの名を与えられた。バルバロスにも満たない"モヤシ野郎"だったはずが、存在を許されたような。そんな気がしていた。
それから少しだけ、一時間にも満たないほど、しかし彼──ルーナにとってこの上なく幸せな静寂が訪れる。二人で言葉を交わし合い、ヴァイオリンと呼ぶらしい道具の使い方や歌を少女から教わる、そんな静寂が。父や妖魔どもの喧騒がなく、心の底から落ち着いていられる、そんな静寂が。
しかし、それも長くは続かない。
ルーナにとって最も忌むべき存在が。父が、自身を追ってやってきて。一瞬のうちに、名を聞くこともしていなかった少女の首を刎ね。
「逃げられると思ったか?」
そんな、下卑た笑みを向けたのだった。
それからはまた、人形に逆戻り。なにも変わらない日々がやってきた。けれど、ひとつだけ異なる点があった。
優しかったあの少女のように。美しかったあの少女のように。暖かな心を持っていたあの少女のように。僕も、誰かに優しくありたい。美しく在りたい。暖かな心を持っていたい。そう、彼女のように。
あの少女が人で在ったならば。僕も、人で在りたい。そう、彼女のように。
そんな思いが強くルーナの心に芽生えていた。
いつかまた、集落を出て。今度こそ逃げ切って。僕は人として生きるんだ。
夢を見る人形として、機を待った。
その日は、すぐにやってきた。
あの少女が殺されたことで、外の世界では冒険者が動いていて。やがて集落に冒険者たちがやってきて、妖魔どもや父を打ち倒した。ルーナは、唯一の生き残りとして助け出された。人形としての生活は、こうして終わりを迎えた。
それから、ルーナはアヴァルフに連れられて様々な支援を受け、人間らしい生活を手に入れた。
けれど、それでも。角を見られたらば恐怖され、蛮族の血が体に流れているのだと知られれば忌み嫌われ。嗚呼、やはり僕は人ではないのだと思い知らされ。自身には忌むべき血が流れているのだと、なにか決定的なところで人とは異なるのだと思い知らされ。
そのたびに、また。人で在れたなら、との思いが強まり。やがて、理想と現実との差異を思い知らされる日々に疲れ、逃げるように街を出た。せめてどこかに居場所はないだろうか、と。落ち着いて過ごせるならそれだけでいい、と。
やがてたどり着いたのが、ギルドシティ・ウェンリッド。
目の前を、同じ"ミノタウロス"らしき冒険者が仲間たちと笑いながら過ぎ去り。すぐそばの住人が、それを歓迎し。ここでなら落ち着けるだろうかと、ルーナも足を踏み入れ。やがて、お金の稼ぎ方を探すうち冒険者となった。
例外的にバルバロスが受け入れられている街、ウェンリッド。ルーナ・センテリェオは、この地にて漸く安息を得た。けれどそれでも、その願いは変わらない。
──嗚呼、人で在れたなら。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | ガメル | 名誉点 | 成長 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キャラクター作成 | 3,0001,200 |
0
|
|
|
| | ||
『樹海に潜む脅威』(GM報酬) | 1,3801,500 |
24*5/4
| 器用 |
|
| | ||
取得総計 | 4,725 | 2,700 | 30 | 1 |
収支履歴
冒険者セット::-100
着替えセット::-10
下着::-3
保存食::-50
ベルトポーチ::-15
ヒーリングポーション::-100
魔香草::-100
羽根ペン::-2
インク瓶::-3
羊皮紙5枚::-5
スカウト用ツール::-100
装備品
マトック::-440
ポイントガード::-100
装飾品
リボン::-1
能力増強の指輪::-500*2
フード付きロングマント::-50
立ち寝のレギンス::-500