特殊能力

[常]毒無効、[常]病気無効、[常]精神効果属性無効

[常]古傷の楔

　全ての行為判定にー２のペナルティ修正を受けます。

[常]隻腕、[常]隻眼

　全ての行動判定にー３のペナルティ修正を受けます。
　次の特殊能力を無いものとして扱います。「[主]停滞の視線」

[常]不屈

　ＨＰが０になっても気絶しません。

[常]魔剣装備〈蛇視の剣ハルヴァウス〉

　装備している魔剣の効果を使用することができます。

[主]操霊魔法13レベル／魔力17(24)

【チェンジ・パーツ】
　遺失した専用操霊魔法【チェンジ・パーツ】を行使します。
　"隻腕の蛇王"アハトはこの魔法で、喪った左目の代替として人形の目を使用します。魔法が行使された場合、「隻眼」によるー１の行動判定のペナルティ修正を無かったものとします。ただし、変わらず「[主]停滞の視線」は使用できません。

[宣][主]魔法適正

　戦闘特技《ターゲッティング》《マルチアクション》《魔法拡大すべて》《ワードブレイク》を習得しています。

[補]黒瑪瑙の視線／14(21)／精神抵抗力／消滅

「射程／形状：２(50m)／起点指定」で、「対象：１体」を睨みつけ、石化進行（器用度or敏捷度／ー６）（⇒『ML』65頁）の効果を与えます。この効果では、最終的には、対象は石像ではなく、黒瑠璃の像に変わります。【キュア・ストーン】で解除することは可能です。
　鏡を手にしているものがこの能力の対象となっとき、精神抵抗力判定の達成値が、目標値より４以上高ければ、視線を跳ね返し、"隻腕の蛇王"アハトに効果を与えることができます。このとき、"隻腕の蛇王"アハトは精神抵抗力判定を行うことができません。
　この効果は、"隻腕の蛇王"アハトが目隠しなどをしていても与えられ、呪い属性として扱います。
　この能力は１ラウンドに１回だけ与えられます。

[主]停滞の視線／13(20)／精神抵抗力／消滅
「射程／形状：２(30m)／起点指定」で、「対象：１体」を睨みつけ、その動きを封じます。対象は10秒（１ラウンド）の間、主動作といっさいの補助動作を行えなくなります。ただし、対象が複数回の主動作を行える場合、この効果は、その回数を１回だけ減じるに留まります（補助動作はいっさい行えません）。
　対応する邪眼を喪っているため、"隻腕の蛇王"アハトはこの能力を使用できません。

[常]毒の血液／15(22)／生命抵抗力／消滅

　この魔物が存在する乱戦エリア内でこの魔物にダメージを与えたものは、自身の手番の終了時に「2d+4」点の毒属性魔法ダメージを受けます。

[主]魔物化

　魔物形態に変化します。魔物形態のデータは「オニクスバジリスク（魔物形態）」（⇒『Ⅲ』349頁、『ML』96頁）を参照します。ＨＰやＭＰは最大値まで回復し、魔法などによるあらゆる効果は消滅します。「[主]魔物化」を行った手番では、「部位：胴体」は主動作を完了したものとして扱います。「部位：頭部」は手番を実行することが可能です。また、「部位：邪眼」は、その視線の能力をまだその手番に使っていなければ、それを使用できます。
「[主]魔物化」を使用した直後１時間は「[補][準]瞬時人間化」を行うことはできません。
　"隻腕の蛇王"アハトはこの能力による知能の低下と、巨躯によってヴァルマの黒瑠璃の像が傷つくことを恐れるため、なにがあっても「[主]魔物化」を使用しません。