由来・逸話

由来や逸話などはおよそ一切が不明の謎多き魔剣です。魔剣に宿ったオサケアとフレールも記憶ははっきりせず、様々な酒好きの手を渡りながら酒を酌み交わしていたようです。
焼き付けられたサカロスの象徴である葡萄の印だけが、この魔剣がサカロスに由来するであろうことを物語ります。

外見や様子

口すぼみと丸型の一対の木製樽ジョッキです。サカロスの聖印が焼き付けられています。 どちらとも容量は800mlです。
制作時期は能力の水準から魔剣の世代を第六世代と推定し、そこから大まかに割り出されたものです。
丸々太った中年男性風のオサケアと、小柄な女性風のフレールという２人の妖精（？）が宿っています。
２人は酒好きの賭博好きで陽気な性格ですが、持ち主の生活費を圧迫しがちです。

来歴

初心者のためのラクシア探訪Ⅲ「ウィスキーウッズと酒豪迷宮」で登場した魔剣です。
意志を持つ妖精のような何かが宿っており、彼らがエントレット・ウィスキーウッズや様々な生物と共に「無限に酒が湧いて出る泉」を作るために魔剣の迷宮を形成しました。
"魔剣蒐集家"カリュオール・グランディスの襲撃によって魔剣の迷宮が本来の手順を経ずに破壊され、魔剣も奪われかけましたが、颯爽と現れたお酒の妖精四人衆（キトン・イリス、クランク・ラン、ウルリーカ、覚えていない誰か）によって窮地を救われ、キトン・イリスが所有することになりました。