ミッドナイトベル
基本取引価格:20000
- 知名度
- 21
- 形状
- 真っ黒な七支刀
- カテゴリ
- 〈ソード〉
- 製作時期
- 魔法文明
- 概要
- 周囲の光を飲み込む魔剣
- 効果
-
[夜更けの鐘]この魔剣を鞘から抜くと。術者を中心に半径30mが暗闇に包まれる。この効果が及んでいる空間では松明や[ライト]など、明かりを灯すアイテムや魔法の効果は自動的に無効化される。
用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 備考 1H両 14 1 25 10 1 2H 14 1 35 10 1
由来・逸話
魔法文明時代末期の、ダナート王国最高の魔剣職人、チェラム・カジンスキーの作った第七世代の魔剣にあたる七支刀。鞘から抜くとゴーン、ゴーンという鐘の音と共に周囲の光を呑み込み始め、数秒の内に使用者の周りを一寸の先も見えない暗闇に変えてしまう魔剣。
この魔剣は元々はダナート王国と三貴血の戦いに投入される精鋭暗殺部隊用の兵装として用意されたものであり、その暗殺小隊十人分だけが作られた。暗視を持つ、隠密に優れた種族ーーエルフとシャドウとリカントによって構成された彼らは、大多数が暗視を持たない人間とメリアで構成される三貴血側を大いに苦しめて幾人もの高官を暗殺したが、長くそして激しい戦いの中で一人、また一人と倒れていき、暗殺部隊である宿命として歴史書にほぼ名前を遺すことなく消えていった。彼らの奮戦を覚えているのは後の世に残ったこの剣達だけである。