容姿・経歴・その他メモ

身長

142

体重

45

髪

金

瞳

碧

肌

白

経歴

生まれ　薬の民　薬品の知識を有する
幼少期の経験　注意深く生きる　注意深く生きることの重要性を知っている
ハプニング　４歳のころに獣や魔物に食い殺されかけたことがある
少年期の経験　冒険の心得を知る　
ハプニング　１２歳のころ立派な先達と知り合う
青年期の経験　運命の出会い（この武器と共に生きるという強い決意）
恋愛　　　１７歳のころに異種族との恋
平和を求めて冒険に出る
妖精神を信仰

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万病によく効く優れた薬を売って一財を築いたエルフの名家、ドミニッツ一族のご令嬢。これは絶対に家業を継がせたい現当主と絶対に家業を継ぎたくないご令嬢の戦いの記録、その一端である


箱に入れられ、蝶よ花よと、そんな暮らしに嫌気がさした。幼い私は注意深く生き、息をひそめて機をうかがう。決行したのは四歳のころ、人目を盗んだ午前二時。爺やのお守りをかいくぐり、飛び出したのは森の中。土のにおいを肺いっぱいに吸い込んで、私は初めて”生きてる”って感じたんだ。

反省はしている。昨日は本当に危なかった。爺やがいなければ私はきっと死んでいた。反省室でしょんぼりしながら、私は爺やに聞いてみた。「私はここに仕える以前は冒険者をやっていましてね。あの程度の魔物でしたらどうってことはないのですよ。ともあれ、お嬢様が無事でよかった。」その日から、眠れない夜は爺やを呼んで昔の冒険の話を聞かせてもらった。


（薬の勉強、薬の勉強、テーブルマナーに言葉遣い、薬の勉強、薬の勉強、社交界での立ち振る舞い、寝ても覚めても勉強勉強、私の自由はどこにあるの！！！）




私が爺やに本格的に師事するようになったのは、十二歳くらいであっただろうか。躱して、いなして、隙を突いて。蝶のように舞い、蜂のように刺すのだと、爺やは私にそう教えた。そうして四年が経ったある日のこと、稽古の終わりに、爺やが私に短剣をくれた。聞けば、冒険者時代に彼が愛用していたものだそうだ。それが意味するところを知って私は深く頭を下げた。

17歳のころだった。ついに恐れていたことがやってきた。縁談である。相手は人間の貴族のようだ。

決行したのはその日の深夜、人目を盗んで午前二時。両親宛てに手紙を残して、私は屋敷を抜け出した。「ねぇ、爺や。私は自由を探しに行くわ！ちょっとの間お別れよ！」「行ってらっしゃい、お嬢様。あなたの旅路が素敵なものでありますように。」
土のにおいを肺いっぱいに吸い込んで、私は自由へと駆け出した。

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一般技能　薬剤師（ドラッグメイカー）lv３　

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収支履歴