【ヴォランテム柔闘忍術】
(オーレルム地方)- 入門条件
- 50名誉点
雲雀の里で嗜まれる戦闘流派です。
軽い武器や徒手を使用した柔軟で臨機応変な体術を志向しています。
流派装備
秘伝装備には「巻き取り加工」を施すことができます。
この加工を施した武器が自身から10m以内の地面に落ちている場合、補助動作で糸を巻き取り、そのまま装備状態とすることができます。この動作は装備状態の変更として扱います。装備状態にできない場合、この効果を使用できません。
費用はランクを問わず1600Gです。(両手セット)
この強化を行った武器は、名前の頭に「巻き取り式の」を付加します(例:〈巻き取り式のニンジャブレード〉)。
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
ニンジャブレード | 16 | 〈格闘〉 〈投擲〉 Bランク | 1200 | 身体の動きを阻害しない短剣。 |
ニンジャブレード改 | 16 | 〈格闘〉 〈投擲〉 Aランク | 1600 | 身体の動きを阻害しない短剣。 |
秘伝
《蒼天・天舞ノ型》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 常時型
- 前提
- なし
- 限定条件
- ニンジャブレードの命中
- 使用
- グラップラーorバトルダンサー技能
- 適用
- 常時
- リスク
- なし
- 概要
- ニンジャブレードを命中させると命中回避+1・飛行系能力無効
- 効果
ニンジャブレードを敵に突き刺し、結び付けた糸を利用して接近戦を行います。
ニンジャブレードでの攻撃を命中させた場合、自身がグラップラー技能orバトルダンサー技能で行うあらゆる命中力・回避力判定を+1します。さらに対象が飛行や飛翔に類する能力を持つ場合、自身の命中力判定・回避力判定ではそれを無効化します。
複数の対象にニンジャブレードを命中させた場合も、同時に結び付けておけるのはキャラクター1体のみです。
刺さったニンジャブレードは自身の補助動作か、対象の主動作によって解除されます。
《蒼天・無間ノ型》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《インファイトⅠ》《インファイトⅡ》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 〈格闘〉・ニンジャブレードの命中
- 使用
- グラップラー技能
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- なし
- 概要
- ニンジャブレードを命中させた対象に命中+2
- 効果
この特技はニンジャブレードが敵に刺さった状態でなければ宣言できません。ニンジャブレードの刺さった対象に対する「カテゴリ:〈格闘〉」を含む武器による命中力判定を「+2」します。
10秒(1R)の間、その対象以外に近接攻撃・遠隔攻撃を行うことはできません。また、ニンジャブレードが外れた場合には効果が失われます。
《インファイトⅡ》を習得している場合、上記の効果に加えて追加ダメージを「+4」します。
《桜華・瞬撃ノ型》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 常時型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 〈格闘〉・ニンジャブレード
- 使用
- バトルダンサー技能
- 適用
- 1回の遠隔攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- ニンジャブレードの糸を巻き取って近接攻撃
- 効果
自身と異なる座標のキャラクターに対してニンジャブレードを投擲して命中した場合、即座に糸を巻き取って対象の位置に移動し、ニンジャブレードを投げた手に装備した「用法:1H拳」の武器で近接攻撃を行うことができます。
この移動は移動妨害を受けません。また、移動後の行動の制限は制限移動に準じますが、既に通常移動などを行っていた場合にはそちらの制限が優先されます。
自身が乱戦状態にある場合、その乱戦エリア外のキャラクターに対しては原則としてこの秘伝を使用できません。例外は「形状:突破」を乱戦状態で使用する場合の条件(MA p.60)に準じます。
《桜華・水月ノ型》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《斬り返しⅠ》《斬り返しⅡ》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- ニンジャブレード
- 使用
- バトルダンサー技能
- 適用
- 1回の遠隔攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- ニンジャブレードが回避された場合、追加で攻撃を行う
- 効果
ニンジャブレードを投擲する際に宣言し、その攻撃1回に有効です。基礎特技の《斬り返し》と同様に、回避された場合もう一度攻撃することができます。
《斬り返しⅡ》を習得している場合、1回目の攻撃で命中した場合にはダメージを「+4」することができます。
《双極・空蝉》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 常時型
- 前提
- バトルダンサー技能レベル9以上/《蒼天・天舞ノ型》/《桜華・瞬撃ノ型》
- 限定条件
- 〈格闘〉
- 使用
- バトルダンサー技能
- 適用
- -
- リスク
- -
- 概要
- 回避に成功した際、対象に近接攻撃を行う
- 効果
ニンジャブレードを刺している相手から近接攻撃または遠隔攻撃を受け、それを回避した場合、1ラウンドに1度だけ近接攻撃による反撃を行うことができます。対象の座標が自身と異なる場合は、即座に対象の位置に移動してから近接攻撃を行います。
この移動は移動妨害を受けません。また、移動後の行動の制限は制限移動に準じますが、既に通常移動などを行っていた場合にはそちらの制限が優先されます。
自身が乱戦状態にある場合、その乱戦エリア外のキャラクターに対しては原則としてこの秘伝を使用できません。例外は「形状:突破」を乱戦状態で使用する場合の条件(MA p.60)に準じます。
《カウンター》とは異なり、この攻撃の命中力判定に対して対象は回避力判定を行います。
《双極・落星》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 主動作型
- 前提
- グラップラーorバトルダンサー技能レベル10以上/《蒼天・天舞ノ型》/《桜華・瞬撃ノ型》
- 限定条件
- 〈投げ〉が行える装備状態・ニンジャブレードの命中
- 使用
- グラップラーorバトルダンサー技能
- 適用
- -
- リスク
- -
- 概要
- ニンジャブレードを刺した対象に投げ攻撃。飛行状態の敵を攻撃可能
- 効果
ニンジャブレードの糸を絡め、対象を地面に叩き落します。ニンジャブレードが対象に刺さった状態でなければ使用できません。
この秘伝は〈投げ〉と同様の「カテゴリ〈格闘〉」の近接攻撃を行うものとして処理しますが、対象が二足歩行している必要はありません。また、対象が「[常]飛行」「[常]飛翔」に類する能力を持っている場合は3部位までのキャラクターに対しても行うことができます。
命中時には「威力40+追加ダメージ」を与え、転倒させます。同時に刺さっていたニンジャブレードが抜け、対象の座標の地面に落ちます。対象が「[常]飛行」「[常]飛翔」に類する能力を持っている場合、起き上がった手番の終了時までそれらを無効化します。
《投げ強化Ⅰ》《投げ強化Ⅱ》を習得している場合、それらの効果も適用されます。ただし、《踏みつけ》による追加攻撃を行うことはできません。