容姿・経歴・その他メモ

フレジア森林国内の山岳沿いにある集落出身。蛮族が徘徊する山が間近にあることでその集落全体は同族以外を忌み嫌っていた。母は出産と同時に命を落とし、そこから男手一人で育てられた。周囲からの酷い反感はあったものの、父が「子は悪くない。」となんとか集落全体を説得していたが、五つになった時に集落が蛮族の群れに襲われ壊滅。奇跡的に一人だけ生き残ったニコだったが蛮族達に攫われ、以来奴隷として扱われるようになる。蛮族達が鬱憤を晴らすために暴力を毎日のように振るっていて、彼の体中にはその時の傷が今も色濃く残っている。彼の左目も蛮族により抉り取られたもの。ヒスダリアから来た冒険者により蛮族は掃討され、ニコも保護されることとなった。保護されたニコには判別するために蛮族から与えられた「識別番号25」であることと日々受けていた拷問まがいの暴力しか記憶が残ってなかった。その後はその冒険者に付いていくことに決め、戦闘のいろはを教わりつつ、消えた記憶を埋めるように地方各地を巡り回った。二年前、共に旅した冒険者が引退する際に最後の教えとして言った「自由に生きろ。食いたいときに食って、寝たいときに寝る。それが一番大切だ。」という言葉を胸に自由を求めて新たなる旅を始めたのであった。

ニコという名前は旅の始まりに冒険者が「名前覚えてねぇのか。」と言って適当に名付けた（25からとったのは本人に教えてない）

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