容姿・経歴・その他メモ

■大惨事表----------------------------------------------------------
＜冒険理由＞ (1-5) 破産した
＜経歴＞(A:2-5) かつては貴族だった
　　　　(B:5-2) 魔物を倒したことがある
　　　　(C:4-4) 冒険に誘われたことがある

■生い立ち----------------------------------------------------------
ウルシラ地方に家を置く貴族の一門、フロレス家。
起源は他の大陸から渡ってきた一族とも伝わる古い名家である。

しかし当代の主は、腰が抜けるほど頭が悪かった。
その愚鈍さはイグニダイト製の甲羅を背負ったスコアフリッパーが如し。
その頭の回らなさは「知能：なし」が如しと称される暗愚であった。

一応自分の頭の悪さは自覚していたものの、これがまた悪い方向に作用した。
出自も知れぬ（自称）有識者を金にモノをいわせて雇い続けたのだ。

さて、この馬鹿には一人娘があった。
それがティシエンナである。
ティシエンナは馬鹿親に似ても似つかぬ聡明者であったが、
なにぶん世間知らずであり、親の暴走に気付けなかった。

結果、当たり前のように一族の資金は尽き、当たり前のように破産し、
そしてさも当たり前のように、稀代の馬鹿とその妻は借金取りからどこぞかへと逃げ去っていった。

大変なのは、当たり前のように取り残されたティシエンナである。
だが馬鹿親は、最も信頼できる客将にしてティシエンナの教育係でもあったカプノスに、娘を託していた。
虹色に光る武器を振るうド派手な借金取りの一団から、カプノスの手で辛くも救い出されたティシエンナは、
借金取りから身を隠すために大陸を旅することとなる。

こうして世界を見て知見を得ていれば、両親の過ちに進言して破滅を防げたのでは。
と、己の無知に気付いたとき、彼女に賢神キルヒアが語りかけた。

いまやこの旅は、逃げ回るだけの旅ではない。
賢神の導きの元に知識を高め、その知識で父や母のような迷い人を導く。
そのための修練であると、ティシエンナは考えているのだ。

■性質性格----------------------------------------------------------
心優しい良家のお嬢様、といった性格。
その経験から、知識が無ければ正しい行いは出来ないという考えがあり、
知識の蒐集を何より大切な善行としている。

性質は明るく前向き。両親譲りの馬鹿っぽいお気楽さも兼ね備えている。
とはいえ基本的には両親とは真逆で、聡明にして決断力に優れる。
最近では借金取りから逃げるために、機敏さも身に着けた。

カプノスのことは幼い頃から世話になっていたこともあり、姉様と呼んで慕っている。

セッション履歴

収支履歴