容姿・経歴・その他メモ

バジリスクのウィークリングの少女。同族からはヌル(名無し)という名をつけられていた。
人前では「ナナ」("なな"しから取った名前)と名乗っている。好きな物は卵、嫌いなものは自分の顔(特に石化の瞳)。

産まれてすぐに面白半分で顔面に召異の刺青を入れられており、ナナにとっては自分の石化の目と同じくらいこの刺青を嫌悪している。

与えられる食事以外、一挙手一投足あらゆる行動、活躍、存在全てを同族から無視されて育ち、集落を抜け出した後はその石化の瞳や刺青が原因で人族からも関わりを避けられてきたため、「自分は本当にここにいるのか」という強い不安感に苛まれている。そのため、誰かに見ていて欲しい、という欲求が異常に強く、注目されようと危険に自ら飛び込む傾向にある。

無視や避けられていたことを差し置いても影が薄く、追われることなく集落を抜け出せたのも単に無視されていたからではなく、そもそも抜け出したことに他のバジリスクが気付かなかったというのもある。

召異の刺青や石化の瞳は、嫌悪こそすれ必要ならば使用するのを躊躇わない。

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