貴族の名家出身であり、裕福な家庭で幸せに暮らしていた。
王の護衛を任されていた父からも戦闘の基礎を、母からは異国の護身術である風間流(かざまりゅう)の基礎を教え込まれていた。
二人が何者かは知らない...しかし、幸福に満ちた生活をおくることができた。

ある日、初めて護衛の一部を任されていた。
護衛...と言ってもそもそも兵を配置する必要すらない場所の警備だが。
しかしそれが幸を喫し、テロに直面した城の外で唯一自由に動ける存在となっていた。

私が何とかしなくちゃ...そう思い行動したが、未熟な自身には何も変えることはできなかった。

父は王を守るために、母は自身を守るために生死不明となった。
生死不明...本当は死んでいるかもしれないが。死んでいると思いたくない。

...記憶がはっきりとした時、自身は踊り子として路銀を稼ぎながら、世界を放浪していた。
そして旅をしていくと、故郷であった国は既に滅び魔神たちの領土となっていることを知った。
...それも大破局という、300年前の大戦で。
記憶がない時に何があったかは分からないが、少なくとも自分は歳を取っていない。
300年、自分はそんなに長生きするような種族でもないというのに...

300年前のザムザスカ地方(ルルブ3-P.296)のルセア王国出身。
貴族の名家出身で、風間流(かざまりゅう)と呼ばれる流派の拳闘士であるダイワ諸島出身の母と、護衛を生業としているシャドウの父の間に生まれる。
ある日、初めて警備の仕事についたがその際に魔神たちの襲撃を受け、自分だけ生き残る。
父と母の行方は不明だが、300年の前の出来事であり、生きてはいないと思われる。

襲撃の日のことは殆ど覚えていないが、自分の記憶がしっかりとした時、踊り子として、放浪者として生きていた。
この300年、自分はなぜ老いることなく生きていたのか。
それも知りたいが、それよりもまず自分の故郷を取り戻したい。
その野望を胸に旅を続けている。

過去の故郷を取り戻すために旅をしている。
そのため、大物とのコネクション作りに一番気を使っている。
大体の名誉点はそちらに注ぎ込まれるだろう。

身長

160cm

体重

50+α kg

髪

紫

瞳

赤

肌

白

面倒くさがりで消極的な思考を持つが、やる時はやる。
元放浪者ではあるが、元々は貴族だったため礼節は弁えることはできる。
もっとも、その礼節も300年前のものなので現代では通用しないのだけれど。

2つの槍を携えて踊るようにして戦う。
武器を振るう技術は父、足捌きや間合いの取り方、防御術は母からの技術が基準。
また、奇術の類は記憶のない時期に習得していたらしい。
300年前にはない術理だが…意外と馴染む。

Anemone·Blank·Coronaria