容姿・経歴・その他メモ

経歴表メモ

・大切に面倒を見て来た相手がいた(相方)
・バケモノひしめく小屋から自力で抜け出した
・自由と平等について学んだ
・身近にあった謎の研究施設で世界の真理に触れた
・家族が危険な組織の幹部
・努力は苦にならない
・学ぶ機会を得た
・無理矢理巻き込まれた(冒険に出た理由)
一般技能：狩人

基本情報

リカントの少年。快活で前向き、己の為の努力を苦に感じず、目的の為に邁進できる根明。
しかしながら物事に対しては考えてから行動する慎重派でもあり、常に冷静な思考を見失わないようにしている。
獣の性を持ち得ながらもそれを上回る理性で制御し、時が来れば然るべき最適な一矢を放つ天性の狩人。

過去

幼少期

実の両親は定かではない。幼少の彼は、何者かの手によって猛獣ひしめく牢獄に放り込まれたことが始まり。
リカントの身体能力と生存本能がらくる意地によって自力でそこから抜け出し、しばし放浪。行き倒れていたところをとある夫婦に見つけられ保護される。以来、その夫婦の養子として育つことになる。

少年期

裕福な家庭で特に不自由無く育つ。勉学に励み、この世の自由と平等を始めとした世の仕組みを学ぶ。元々家にいた兄弟たちとも良好な関係を築き、健全な人格を形成していく。
また狩りを教わり、自分には弓と狩猟の才を持っている事に気付く。以降、趣味を実益を通して、家族と仲を深めていった。

カリンとの出会い

カリンとは、この時既に会っている。当時屋敷を抜け出したミケタは彼女と偶然出会い、互いに幼いながらも意気投合し、暇があれば遊ぶ仲になっていた。
―――だが、日が経つにつれ、屋敷の外に出ないよう言いつけられるようになり。許可された時以外の外出が減る。必然的に、カリンとも会わなくなっていった。

片鱗

ある日、屋敷の近くにあった謎の研究施設を見つける。その辺りは両親は近づいてはいけないと言っていたが、禁止されるものに興味を惹かれるのが性というもの。人目を忍んで裏口から侵入し、怪しげな設備と資料の数々を目にする。英知の探求、その成果であるはずのそれらは、幼いミケタには何故か邪知の山嶺に見えた。
そしてその中の一つを手に取り、今まで教わってきた倫理道徳がこの世の全てではない事を知る。人族と蛮族の闇、悪意の歴史。それら世界の真理の一画が、幼いミケタの心に鮮烈に焼き付いた。
だが、その研究所がなんの為にあるのかを理解するには、当時のミケタはまだ幼かった。

青年期

ある日、少年期に見た研究所の正体が気になり、更に見聞を身に着けたミケタは再度潜入。そこで真実を目にする。
違法な生物実験。筆舌に尽くしがたい魔神の研究。凡そ禁忌とされている行為の全てがその施設には詰まっていた。
ミケタを引き取った両親は、そういった触れてはいけない闇に私欲のまま手を出す危険な組織の幹部だったのである。
辛うじて自分が真相を知った事は隠し通せたが、しばらくの間ミケタは両親の本当の貌を見てしまったミケタは、いつか必ず家を出ようと決意を固める。
しかし、今まで住んでいた屋敷が自分たち兄弟を監視するものでもあったことを知り、中々家を出られずにいた。

そして冒険へ

転機は急に訪れる。突如として屋敷を謎の一団に襲撃されたのである。黒いローブに身を包んだ者たちが火を放ち、兄弟たちは散り散りに。いつでも出奔できる準備を整えていたミケタはそのまま逃走。冒険者となる。
おそらく組織絡みで何かあったのであろうことは容易に想像つき、自分らはそれに巻き込まれた形になったとはいえ。ミケタはこの出来事そのものには感謝した。ようやく、自分の人生を歩めたのである。

その後同じ冒険者となっていたカリン・シラヌイと再会、彼女と共に行動するように。
悪縁にばかり囲まれていたミケタは、彼女との縁は大事にするよう心掛けている。

セッション履歴

収支履歴